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ブラマヨ・小杉と朝日奈央らが審査! グルメ特番「九州沖縄食べにいき大賞」2023/11/30

ブラマヨ・小杉と朝日奈央らが審査! グルメ特番「九州沖縄食べにいき大賞」

 RKB毎日放送をはじめTBS系列の九州沖縄7局とBS-TBSの8局が共同制作し、12月に2週にわたって放送する特番「局対抗!愛しのグルメ選手権 九州沖縄食べにいき大賞」。そのスタジオ部分の収録が小雨降る11月某日、福岡市博多区の撮影スタジオで行われた。

 「局対抗!愛しのグルメ選手権 九州沖縄食べにいき大賞」は、九州沖縄8県の地元民から愛される飲食店を、8局のディレクターがVTRでプレゼン。その中から、審査委員長のブラックマヨネーズ・小杉竜一と審査委員の朝日奈央、小雪が判定して「食べにいき大賞」を決定する。エントリーされる料理は現地へ行かなければ味わえないメニューばかり。当然、スタジオでの試食はなく、出演者は“おあずけ”状態で審査することに。昨年に続く第2弾で「麺編」と「肉編」をおくる。

 スタジオの控室やモニタリングできるスペースには、8局の関係者が集まっており、社交的に名刺を交わしながらも大賞を巡る静かなバトルの雰囲気が感じられた。今回、TVガイドWebが立ち会ったのは「肉編」の収録。名物料理はもちろん、個性的な店主や魅力的な周辺地域なども取り上げられ、そういう側面からも現地へ赴きたくなる。また、中には昨年に続いて審査委員長を務める小杉を意識したディレクターもいて、そのもくろみに対する出演者たちのコメントも見どころだ。

 ただ、やはり主役は料理。各局ともかなり自信あるカードを切ってきたようで、取材する筆者もモニター画面を見ながら空腹を抑えるのにかなり苦労した。RKB公式サイトには、既にエントリーされたメニューがアップされており、視聴前にチェックすることもできる。

ブラマヨ・小杉と朝日奈央らが審査! グルメ特番「九州沖縄食べにいき大賞」

 収録後、朝日と小杉に話を聞いた。

【朝日奈央 インタビュー】

――お疲れさまでした。収録を終えた感想から聞かせてください。

「今までにないグルメがたくさん出てきたんですけど、大賞を選ぶのが難しかったです(笑)。全部おいしそうだし、お店の方の個性とか、全部含めると、どれを選んでいいのか、かなり苦戦しながら小杉さんと小雪さんと(一緒に)選びました」

――この番組のオファーを受けた時は、どんなお気持ちでしたか?

「おいしいグルメをたくさん教えてもらえそうで、とってもうれしかったです。実際(収録してみて)、遊びに行った時にたぶん最初に思い出してしまうだろうなというくらい、インパクトが強かったですね」

――デカ盛りのような品もたくさん出ました。

「そうですね。1人じゃ食べ切れないだろうなと思いつつ、友達や家族みんな連れて、旅行がてら行きたくなりました」

――量が多いメニューで、小杉さんが朝日さんたちに「どれくらい食べられます?」と振ったシーンがあって、女の人の意見を引き出したように見えました。小杉さんとのやりとりはいかがでした?

「小杉さんは何でもフォローしてくださるので。どーんと、飛び込めるというか。VTRを見ている時に、隣の人とガッツリ話したり反応したりすることってなかなかなくて、それぞれ独り言のように感想を言うことが多いのですが、私が小さい声でぼそっと感想を言った時に『ほんまやなぁ』って反応してくださったり、優しい方です」

――グルメ番組におけるエピソードってありますか?

「北海道のある品をスタジオで試食した時に、おいし過ぎたのですぐ取り寄せました。このお仕事をしていてよかったなと思える瞬間です。今回は取り寄せるタイプではなく、実際に食べに行きたくなるお店がたくさん出てくるんで、足を運ぶよさを感じましたね」

――それはまさに番組の狙い通りですね。

「ですね(笑)」

――空腹を感じてしまいますよね。

「そうですね、トータル4時間半ぐらい(の収録)でしたが、後半がキツ過ぎました(笑)。(何か)食べてくればよかったと」

――タレントさんの大変な部分ですね。

「ただ、小杉さんと同じ気持ちだったんで。どっちかがおなかいっぱいだったら…、ですね。おなかがすくようなVTRがたくさん出てきましたからね」

――ところで、バラエティーの番組収録に臨む際に心掛けていることは?

「出始めの頃は、自分のトーク部分のセリフを覚えるかのように一言一句間違えないように臨んだりして硬くなっていたんですけど、今は自分のトークの部分を忘れないようにすることにプラスして、共演者の方との会話を楽しんで自然体でいることを心掛けるようになりました」

――朝日さんは、芸人さんのボケに対して、つっこんだり、一緒に乗っかったり、時には放置したり、いろんなパターンを持っているように思えます。

「ありがとうございます。意識しているわけではないんですが、特に小杉さんは『何でも言ってくれていいよ』と温かい空気感を出してくださるので、今日もたくさんコメントさせていただいたんですけど。視聴者の(思いを)代わりに発言できたらいいなとは思っています」

――そんな朝日さんがよくご覧になるテレビ番組を事前にうかがいましたが…。

「あんまり(アンケートなどで)書いたことがないんです(笑)。すっごいたくさん見るっていうわけじゃなくて。だいたい自分が出演した番組を見ると、お仕事スイッチが入っちゃうんで、なかなか『毎回見たいな』という感じにはならないんですけど、(それでも)見たくなるような番組を挙げさせていただきました」

――「ひるおび」(TBE系)、「ゴッドタン」(テレ東ほか)、「ニノさん」「スクール革命」(日本テレビほか)、「ロンドンハーツ」(テレビ朝日系)などでした。

「局がバラバラ過ぎですね。書いてよかったのかどうか(笑)。仕事モードを忘れるくらい楽しい番組だなと思っています」

――福岡に対するイメージもうかがっていましたが、お答えが「おいしいグルメがたくさん」でした。

「ああ、そうでしたね。今回で、その印象が一層強くなりました。ただ、王道のグルメから地元の人しか知らないものまで、まだまだたくさんあるんだなと」

――最後に、朝日さんから見た、この番組の見どころをお願いします。

「おいしいグルメが出てくるのはもちろんですけど、店主さんの人がらだったり、お店がある街のよさだったり、あと、取材したディレクターさんの個性だったりとか、グルメだけじゃない楽しい要素がたくさん詰まっていて。皆さん、ツッコミながら見ていただけたらいいなって思います」

【小杉竜一(ブラックマヨネーズ) インタビュー】

――お疲れさまでした。まずは収録の感想から聞かせてください。

「おいしいものがたくさんある九州ですが、『食べにいき大賞』ということで、その土地に行くっていうのは、食べ物だけじゃないんだなって、思いましたね。取材したディレクターさん、店主の人柄、地域の成り立ち、盛り上がり方とか、街並みとか、そんなんを踏まえて行くっていうのは、できる限りしたいと思いましたね」

――小杉さんは、昨年もこの番組に出演されて、いくつか「食べにいきたい」とおっしゃっていました。実際に訪問する機会はありましたか?

「今回の収録で前乗りしたので、実際にありました。というか、ホンマは昨年紹介した北九州市の店に行こかと思たんですけど、よりによって定休日でした(笑)」

――そうでしたか。確か小杉さんのお母さまのご出身地でもあり、同じ名前の?

「そう、牛肉を載せたのがうまそうやったから。北九州やったら新幹線ですぐに行けそうやし。『よりによって定休日って何やねん』って。なので、縁もゆかりもないもつ鍋を食べに行きました(笑)」

――今日の収録分でも、お母さまの名前と同じ商品名が出てきましたね。

「ああ、ホンマすね。確かにお母さんの名前、関わってきますね。その時、漢字やったから何も思わへんかったけど。ホンマや。そういや俺、半分九州の血が入っているってことですよね。なんか縁があるんですね」

――そうですね。さて、こういうテレビ番組で紹介された飲食店は、放送後に混雑することが多いですが、何かエピソードはありますか。


「大阪の焼き肉店をテレビで紹介しまくったら、ここ数年行かれなくなりました。僕の影響だけじゃないと思うんですけど、最初の頃は『小杉さんが言ってくれたおかげです。ありがとうございます』という感じやったんです。来店したらお土産までいただいたりしてたんですけど。今は(来店予約の)電話しても『すんません、今いっぱいなんです』って、普通に断られます(笑)。『小杉さん、断ってすんません』とかじゃなく、(単なる)いち客として断られます(笑)。(そっけなく)『ああ、無理です』と(笑)。それぐらい人気店になりましたね」

――でも、小杉さんがそういう店主の方をイジるというのも、喜ばれているのかもしれません。

「どうですかね。関西の人はそういうの、あるのかもしれませんが、九州の人、どこまで許してくれんのかなと思いながら心配半分、我慢できずに言ってましたけど」

――でも、そういう心配りをされているのが伝わっているように思いますけどね。

「ホンマですか? そうならうれしいですけどね」

――今日の収録でも、量が多いメニューがあって、朝日さんたちに意見を振った場面がありました。ああいうのも、視聴者の方は共感できるんじゃないかと。

「そうですかね。僕らデカ盛りでテンション上がりますけど『女子はどうなんかな』と思って。その時も『女子って言い方して、いいんかな』って思いましたけど(笑)。なんかね女らしい、男らしいっていうのも言われへん時代やから。でも『じゃ、なんて言うねん』とも思いながら(笑)」

――司会者として出演する時の心構えを事前にうかがったところ「誰も萎縮していない現場!」という回答でした。

「どっちがいいかは分かりませんが、僕が出始めた頃、緊張感ある人がいはったんですよ。怖い感じの。それで面白くなる場合もあると思うんですけど。僕は結構『嫌やな』って。『その人、怒ったら怖いらしいで』とか。そうなるとやっぱ、よっぽど根性あるヤツだったら、そんなんでも行きますけど。そうなってくると言いたいことも言えへんし、気い使っただけの現場になるのも嫌やなというのもあるから。そういう(誰も萎縮していない現場)のがいいですね、僕は。何でもいいから、変な感じになってもいいから、いらんこともしゃべれる現場になったらいいなと思います。僕らブラックマヨネーズとして考えていることです」

――今日はVTRを見てしゃべる立場でしたけど、予備知識を入れておくようなことはするんですか?

「いや『あんまり見んといてくれ』と言われてたんで。『初見にしてほしいから』ということでした」

――食べ物系の番組だと、時間の経過とともにおなかもすきますね。

「すきますね。確かに(収録中に)『食べさせろ、食べさせろ』って言うてましたけど、ほな、全部食わな、公平な判断にならへんし、食ったら食ったところで、後半は腹いっぱいで『もういらんねん』となるから、実は、ようできてるシステムやなって。一切食えへんという。気持ち入っていきますからね」

――結果、食べに行きたくなるという、番組の趣旨通りですね。

「そう、ホンマに。『食べに行けって言うてるのに、お前らそこで食うんかい』ってなりますもんね、視聴者からしたら」


――確かに。さて、福岡の番組についての印象も事前にうかがい「今田耕司さんとのパイプが太そう!」という回答でした(笑)。

「(笑)。なんかいうたら今田さんの番組に呼ばれるんですよ。今年、沖縄へ行く特番にも呼ばれたし、何年か前に『劇場の合間に行ってくれ』って言われたのも福岡の今田さんの特番やったし。再来週も行くんですよ。これも福岡の今田さんの特番。これはもう、えらい太いパイプやなと(笑)」

――なるほど。最後に小杉さんから見たこの番組の見どころを教えてください。

「ホンマにもう(これくらい)視聴者と演者が同じ目線で見ている番組はないと思うんです。ホンマにVTRを見ているだけで、全く味をみなくて、皆さんと同じ画面を見ていますから、俺たち。同じ気持ちで『腹減ったな』ですから。ホンマに一緒に見てる感覚になれるんちゃうかなって。で、九州の各エリアに局があって、競い合いながらも一緒に番組やって。関西は近畿2府4県、同じ局が全部流しているから、実は大分だけの局、福岡だけの局、という感じがあまりないんで。この変な緊張感も新鮮で面白かったですね。各県、特色があるかこそできることやろうし。『この県、弱いなぁ』というのもなかったし。魅力的ですね、九州というのは」

 なお、「麺編」は、RKB、RKK、OBS、MRT、RBCで12月13日午後8:00から、NBC、MBCで同日午後7:00から、BS-TBSで12月16日午後4:00から放送。

 「肉編」は、RKB、RKK、MRT、RBCで12月20日午後8:00から、NBC、OBSで同日午後7:00から、MBCで12月23日午後1:00から、BS-TBSで同日午後4:00からオンエア予定となっている。

 見逃し配信も実施予定で、RKBでは12月10日午後0:54から昨年の「麺編」を、17日午後0:54から昨年の「肉編」を再放送する。


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