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「THE SECOND~漫才トーナメント~」第2回大会の開催決定! 結成16年以上の実力派漫才師がしのぎを削る2023/11/07

「THE SECOND~漫才トーナメント~」第2回大会の開催決定! 結成16年以上の実力派漫才師がしのぎを削る

 フジテレビは、2024年に「THE SECOND~漫才トーナメント~」の第2回大会を開催。最終決戦「グランプリファイナル」は、5月に全国ネット・ゴールデンタイムで生放送されることが分かった(時間未定)。“結成16年以上”の漫才師たちによる激しい戦いが、再び幕を開ける。

 「THE SECOND~漫才トーナメント~」は、出場資格が「エントリー時点で結成16年以上」であること。実力や才能はあっても、賞レースに出られないため、ブレークのきっかけが見出せない漫才師たちに“セカンドチャンス”をつかんでほしいという願いを込めて、フジテレビが新たに立ち上げた漫才賞レースだ。

 第1回大会は、133組の漫才師がエントリー。23年2月に東京と大阪で行われた「選考会」では、32組が選出された。3月に開催した「開幕戦ノックアウトステージ32→16」、そして4月開催の「ノックアウトステージ16→8」に出場し、1対1の“タイマン”形式で、渾身(こんしん)のネタバトルを展開。これらの戦いを勝ち上がった8組が、5月に運命の最終決戦「グランプリファイナル」で激突した。

「THE SECOND~漫才トーナメント~」第2回大会の開催決定! 結成16年以上の実力派漫才師がしのぎを削る

 司会の東野幸治と宮司愛海アナウンサー、そしてアンバサダーの松本人志が見守る中、伝説として語り継がれるような名勝負が次々と繰り広げられ、ギャロップ(林健、毛利大亮)が激戦を制した。結成20年目を迎えたしゃべくり漫才の実力派コンビ・ギャロップが、優勝賞金1000万円と、栄えある「THE SECOND」初代王者の座を獲得したのは、記憶に新しい。

 全国ネットで4時間以上にわたって生放送された「グランプリファイナル」は、お笑いファンのみならず、幅広い視聴者層の間で大きな話題になり、放送終了後の見逃し配信は、149万再生を記録(4エピソードの合計/ビデオリサーチ調べ)。新たなるお笑い賞レースとして、多くの人々から注目を集めた。

 第2回大会のエントリー受付は、23年12月1日~24年1月10日までの予定。出場資格は、前回同様に「結成16年以上のプロの漫才師」であること。また、「アマチュアや即席ユニットは出場不可」「全国ネットの漫才賞レースでの優勝経験があるコンビは出場不可」となる。エントリー締め切り後、「選考会」と2回の「ノックアウトステージ」を行い、24年5月に「グランプリファイナル」を開催。前回と同じく、東野を司会に迎えておくる。

「THE SECOND~漫才トーナメント~」第2回大会の開催決定! 結成16年以上の実力派漫才師がしのぎを削る

 東野は、第2回大会の開催決定に際し、「まず思ったのは、2回目が決まってよかったなと。前回は、どんな大会なのか分からなくて出場を見送った漫才師の方たちもたくさんいたと思うんですけど、1回目を見て『俺たちも出てみたい』と思ってくれた人がいたら、ぜひぜひ、参加してほしいです。『なんか楽しそうやな』とか、『あの大会やったら出やすい』みたいに思ってくれた漫才師は、きっとたくさんいると思うんで」と出場を呼び掛ける。

 なお、第1回大会の印象については、「全体を通して思ったのは、『M-1(グランプリ)』とは全然違う大会なんやなと。『M-1』を踏襲したようなネタで攻めてくるコンビもいれば、楽屋オチみたいな、『M-1』を卒業した漫才師ならではの、もっちゃりとしたネタをするコンビもいて(笑)。新旧の漫才がごちゃっと混ざってる感じが、独特で面白かったです。ちょっとびっくりしました」と振り返る。

 あらためて、結成16年以上の漫才師に向けてメッセージを求められると「僕が言うのもおこがましいんですけど、『THE SECOND』って、漫才師の皆さんにとっては、久しぶりに真摯(しんし)に漫才に向き合える、いい機会やと思うんです。優勝するには3本ネタがないといけないんで、なかなか大変だとは思いますけど、自分たちの力を試してみたいとか、あらためて漫才を楽しみたいというコンビがいたら、ぜひ参加してもらえれば。大ベテランの方には、なかなか『ぜひ』と軽々しくは言えないけれども、『楽しい思い出を作ろう』くらいの意識で臨んでいただけたらうれしいです(笑)」とコメントした。

 加えて「第2回も、大いに楽しんでいただきたいなと。テレビで見るのもよし、スタジオまで見に来て、審査員をやるのもよし(笑)。あと、『ノックアウトステージ』は配信でも見られるかもしれないので、いろんな形で楽しんでください!」とアピールしている。

 番組を手掛ける総合演出・日置祐貴氏は「出場者の皆さまの『一緒に大会を盛り上げよう!』という強い熱意に支えられ、第1回大会が素晴らしい大会になったことに、非常に感謝しております。引き続き、ベテラン漫才師の皆さまの匠(たくみ)の技を真っすぐにお茶の間に届けられるよう、大会運営および番組制作に誠心誠意向き合っていきます」と思いを伝える。

 チーフプロデューサー・石川綾一氏も「まずは全容が分からない中、第1回大会に出場してくださった133組のベテラン漫才師さんに感謝申し上げます。ベテラン漫才師さんの“芸”はもちろん、対決後にお互いを称え合い、お客さんを楽しませてくださる“ノーサイドの精神”には胸を打たれました。テレビ番組制作ではあるのですが、さながら『THE SECOND劇場』で観劇したような幸せな時間でした。毎年参加したいと思っていただける最高のステージをご用意すべく、第2回大会もわれわれ制作陣は全力を尽くします!」と力を込めている。


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