「ブギウギ」出演中の草彅剛、大阪での撮影は「ホンマにごっつええ感じです(笑)」2023/11/06
NHK総合ほかで放送中の連続テレビ小説「ブギウギ」。大正の終わりごろ、大阪の下町にある小さな銭湯の看板娘で、歌って踊るのが大好きな天真らんまんな女の子・花田鈴子が、小学校を卒業し歌劇団に入団。さまざまな困難に見舞われながらも大スター歌手への階段を駆け上がっていく物語だ。そんなヒロイン・福来スズ子(趣里)を導く音楽の師匠・羽鳥善一役の草彅剛が、役柄への思いや作品の見どころを語った。
自身が演じる役について、「羽鳥善一は福来スズ子を見いだしていく役どころです。これからスズ子と善一のタッグが始まります。この2人の関係性を楽しみにご覧いただきたいと思います。羽鳥はいつもニコニコしていてつかみどころのない男ですが、チャーミングでもありとても魅力的なキャラクターです。羽鳥のセリフで『トゥリー、トゥ、ワン、ゼロ』というカウントが面白いですね。善一は『スリー』じゃなくて、『トゥリー』なんです。そこが善一らしくて好きなポイントです。口癖すら型にとらわれていません。きっと、善一は型にはまることが好きじゃないんでしょうね。『君の好きなように歌ってごらん』とか、『君の好きなように生きていきなさい』と言うような人なので、自分に対しても『君の好きなように解釈して、君の好きなようにセリフを言ってごらん』と言ってくれている気がします」と人物像を分析。
さらに、「役のモデルである服部良一さんについてはあまり意識しすぎずに、新しいものを生み出したいという気持ちで演じています。服部さんのこれまでの功績の力をお借りしながら、さらに自分の中から湧き出ているものを視聴者の皆さんに届けたいと思います」と役作りを明かした。
今回、趣里とは初めての共演だという草彅は「一緒にお芝居をしていてとても楽しいです。そして、本当に趣里ちゃんが福来スズ子にしか見えません。大げさではなく、これは趣里ちゃんにも言っていますが『趣里ちゃんは、この福来スズ子を演じるために生まれてきたんだ』と思っています。もう本当にスズ子という感じがして、何の不安もなくお芝居させていただいています。趣里ちゃんが目の前にいると、本当にスズ子が歌っているんだなとか、スズ子が喜んでいるんだな、悲しんでいるんだなというリアルな感覚が伝わってきます」と絶賛。
大阪での撮影について問われると「最高です! コロナの時と違って観光客も戻ってきていて街に活気があり、その雰囲気を感じるだけで幸せな気分になりますね。NHKからは大阪城も見えるし、気分転換にもなって、ホンマにごっつええ感じです(笑)」と楽しんでいる。
最後に、視聴者に向けて「見どころが本当にたくさんあるのですが、やっぱりステージで歌う趣里ちゃんの歌声と踊りに一番注目していただきたいです。見ていて本当に楽しいです。ステージ上で生まれる躍動感をしっかりと収録しているので、その部分も視聴者の皆さんに伝わると思いますし、僕自身も楽しんでいます。放送が週1回の連続ドラマとは違い、放送時間が15分で毎日放送されるので、スピード感があって目が離せない展開は朝ドラならではだと思います。日本中を前向きにしてくれるような作品が毎日放送されるんですから、こんな幸せなことはないと思います。本当にすてきなシーンがたくさんあるので、ぜひお楽しみください!」と呼び掛けた。
【番組情報】
連続テレビ小説「ブギウギ」
NHK総合
月~土曜 午前8:00~8:15ほか ※土曜は1週間の振り返り
NHK BSプレミアム・NHK BS4K
月〜金曜 午前7:30〜7:45ほか
NHK担当/kizuka
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