かまいたち、モグライダー、見取り図、ニューヨークが集結！「ジョンソン」スタートに松本人志＆出川哲朗も興味!?2023/10/19
かまいたち、モグライダー、見取り図、ニューヨークが出演し、TBS系で10月23日にスタートするバラエティー「ジョンソン」（月曜午後9：00）。その初回放送を前に、4組が取材に応じ、意気込みなどを語った。
「ジョンソン」は、2013年9月にレギュラー放送を終了した同局の「リンカーン」の後継番組。かまいたち（山内健司、濱家隆一）、モグライダー（芝大輔、ともしげ）、見取り図（盛山晋太郎、リリー）、ニューヨーク（嶋佐和也、屋敷裕政）の次世代を担う8人が出演し、“本気の先に笑いがある”をモットーに、テレビでしか見ることができないさまざまな新企画に挑戦していく。
まず、濱家が「『リンカーン』の後継番組という大看板がありますので、かなりプレッシャーはありましたが、4組が集まってみたらお互いにけん制することもなく、スルッといい感じに収録できていますので、楽しんでいただけたらと思います」とあいさつ。「それぞれがレギュラー番組を多数抱える…」と切り出した山内は、自身が最もレギュラー番組が多いことを自慢しながら、「見取り図もすごいよな。YouTubeの登録者数、何人？」と質問。盛山が「43万人です…かまいたちさんは…」と小さな声で答えると、かまいたちは2人そろって「210万！」と誇らしげに語り、「かませ犬にするな！」「嫌なやり方だな」とヤジが飛ぶ中、山内は「そのぐらいすごいメンバーが集まった番組で、全員面白いやつらばっかりなので楽しみです」と自信を見せた。
「YouTube登録者数3万人のモグライダーの芝です」と自虐からスタートした芝は、「このメンバーに僕らが入れてもらうのがサプライズ選出で、期待の声も届いているので、その期待に応えられるように仕事をしていきたい」、ともしげは「僕たちだけマセキ芸能社というところで、先輩の出川哲朗さんにも『頑張れよ！』と言われていますので、恥じないように伝説のテレビ番組を作っていきたいと思います」と意欲を燃やす。出川と最近会ったという芝は、「（出川が初回放送の企画の）運動会に呼ばれる気でいた」と明かした。
リリーは「芸人生活の中で、一番のビッグビジネスだと思うので頑張ろうと思っていますが、収録を何回かやって本当に自然な感じでできていて、楽しくやっているので、視聴率100％だと思います！」と豪語。盛山は「『リンカーン』の後継番組と聞いて、緊張と不安な気持ちがありましたが、始まってみたら、まるでこのメンバーで3年目ぐらいの仲のよさだったので、これからも楽しくやらせていただきたいですし、こんな日がずっと続けばいいなと思います」と早くもしみじみ。
嶋佐は「僕らは芸歴的には一番下にはなるんですが、近い世代でこういう大きな番組ができて楽しみで、どんな企画をやらせてもらえるのか分かりませんが、ドキドキしながら楽しんでいきたいです。ゆくゆくはもっと大きくなって『24時間テレビ』のサポーターになりたいです」とコメント。局が違うとツッコまれる中、濱家の「（TBSにも『24時間テレビ』的な番組を）作りたいよね！」という言葉に、「はい！ TBSにもそういう番組を作りたいです」と意気込んだ。
続いて、屋敷が「芸歴でいうと僕らが一番下で、おにいちゃんたちが…」と言うと、すぐさま盛山に「やめろや、弟ぶるなや。同い年だぞ！ めっちゃ年下の感じ出してくる」とツッコまれる中、嶋佐が「このあいだも、盛山おにいちゃんにおそばをおごってもらって…」と乗っかりつつ、屋敷は「正直、肩の力が抜けて楽しくやれています。皆さんについて行ったら間違いないと思えるので、僕らはいい意味で責任感を感じずにやれていて、居心地がいいので、これからもずっと続けばいいなと思っています」と伸び伸びと参加していると話した。
初回放送に向けた意気込みを問われると、濱家は「『リンカーン』の看板が大きくて、その看板企画でもあった運動会が初回にあるので、『おいおいどんなものや』『お手並み拝見』みたいな方も多いと思いますが、どちらにしても注目してもらえると思うし、見てもらったら『ジョンソン』ならでは面白さがあるなと思ってもらえるので、とりあえず見ていただきたいです。『文句言うんやったら見てから言えや！』と山内が普段よく言っています」と山内をだしにしてコメント。芝は「運動会の収録は盛り上がったものの、使えるところがあるのかな？」と楽しみと不安の両面を感じた様子で、濱家は「未熟な『ジョンソン』メンバーだったからこその面白さはあったと思う」とフォロー。そんな中、山内が「僕はまっちゃんになりきってやりました！」という発言に、「すごいな！」と声が上がる中、山内は「もうちょっと動きにキレを出して、スライディングとかすればよかったなって…」と言うと、「どこのまっちゃん？」との疑問の声に「（サッカー解説者の）松木安太郎です」とボケた。
また、「リンカーン」のレギュラーメンバー、ダウンタウン（浜田雅功、松本人志）、さまぁ～ず（大竹一樹、三村マサカズ）、雨上がり決死隊（宮迫博之、蛍原徹）、キャイ～ン（ウド鈴木、天野ひろゆき）でいうと、どの立ち位置になるのか話したりはするのか、という質問に、周囲から言われることもあって自分たちですることはないという面々。その中で、ともしげは「僕だけ、ウドさんと天野くんを合わせた感じ。料理もするし、よく食べもするので」と発言。「1人で？」と不思議がられると、芝が「誰が誰だとはなりませんが、われわれだけキャイ～ンさん過ぎるのかも」と話を合わせ、ともしげは「でも僕たちがダウンタウンさんになるかもしれないので分かりません！」と大きく出るも、「恐れ多すぎて、当てはまるわけがない」とのかまいたちの言葉に皆がうなずき、「三村さんの痛風枠だけ僕が受け継ぎました」と濱家がまとめた。
さらに、周囲のお笑い芸人たちからの反応について、ともしげは「インスタントジョンソンさんから、『ジョンソン』なんだから出してよ～」と言われたことを明かし、芝は東京03・飯塚悟志から「ここのメンバーに入ったのなら将来大きくなるということだから、頑張らないとね」など、先輩芸人たちから声をかけられることが多いとコメント。濱家は、松本とお酒を飲んでいた時、「『ジョンソン』どうや？」と声をかけられたそうで、「楽しく初回収録が終わりました」と答えると、「う～ん」と感情が読めない反応だったものの「気にかけていただけているんだという喜びがありました」と語った。盛山はナインティナイン・岡村隆史から「TBSの『リンカーン』…」とその後はよく聞き取れないものの反応があったことを伝え、屋敷は「意外といろんな人が言うてくれているので、こんな大事（おおごと）なんだ！と思っていて。僕らはGLAYのTAKUROさんから『おめでとう！』と大きなシャンパンをいただきました」と、たくさんの反響が寄せられていることが分かった。
そして、8人の中では、ともしげだけが天然キャラで異色の存在のように感じられるが、収録でどのような姿を見せているのかを聞かれると、番組を通して「見る目が変わった」という屋敷は、「運動能力が高いし、力も強いし、『オールスター感謝祭』で俺より正解していたし、すごく印象が変わってきています。意外と正義感も強いし…主人公タイプなのかも」と説明。すると芝が「それはそうかも！ 相方なので、みんなが思っている“ともしげのイメージ”と俺の印象は当然違うんですが、俺が知っているともしげが出てきやすいのかも」と納得。濱家も「いわゆるポンコツと言われて、イェー！というタイプじゃなくて、（場を）回したりしたいんだなって」とイメージとは違う部分に気付いたよう。ここでともしげが「明石家さんまさんになりたくてこの業界に入ってきたんで」と発言すると、濱家は「これがホンマやなと思ったのは、初回の運動会の時に、僕の後ろに座っていたともしげが、何かアクションが起こった時に、俺の背中を『今！』と（ツッコむように）押し出した」とエピソードを披露し、「この7人には出せない、ともしげにしか出せないお笑いがあるので、めっちゃ頼りになると思います」と期待。ともしげは「起爆剤になれれば！」と胸を張った。
この8人でのチームワークや新たな発見について質問がおよぶと、濱家が「芝がいてくれたのがよかった。ほかは吉本（興業）の後輩で、芝は同期。そこまで絡んだことはなかったのですが、頭をはたかれて、久々に頭をはたかれたなって。そういう邪険に扱ってくれる人がいるのがうれしいし、助かる」とコメント。芝は、吉本以外の後輩芸人との仕事や、MCをすることも多いため、「この番組の企画でプロレスをかけられたりするのが楽しい。いつもの仕事よりもキャッキャしているかも」と笑った。
リリーは、普段から仲のいい濱家について、「メンタルが超人で常に強気なのかと思っていたら、プレッシャーを感じているのか、番組が始まると決まって急激にハゲたんです！」と暴露。濱家は立ち上がって「ハゲてない」と否定するも、盛山が「今朝ヘアメークさんに『ハゲてない感じで、ふんわりやって』と言っていた。完全に聞いていました」と続き、山内も「最近ハゲいじりされ始めてるんだけど、実際に濱家の頭が濡れると笑いが起きない」と追い打ちをかけると、濱家は「徐々に出していけたら…」と苦笑いで答えていた。
初回は「ジョンソン芸人大運動会2023」を放送。「リンカーン」で大人気だった企画が新たなメンバーで生まれ変わる。総勢59人の芸人たちが山内軍、濱家軍に分かれて繰り広げる熱き勝負では、因縁のある2人が互いのプライドを懸けて走る「因縁土下座100m走」や“もめたら相撲で決着”させる「賞金総取り！椅子取り合戦」、そしてラストの「全員リレー」では白熱の展開が待ち受ける!? ほかにも、応援合戦やお楽しみのお弁当タイムなど、見どころが満載だ。
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