佐々木蔵之介がなにわ男子・高橋恭平の天然発言にツッコミ!「マイホームヒーロー」イベントに登壇2023/10/18
MBS・TBSで10月24日にスタートするドラマイズム「マイホームヒーロー」(MBS=火曜深夜0:59、TBS=火曜深夜1:28)の制作発表イベントが行われ、主演を務める佐々木蔵之介、共演の高橋恭平(なにわ男子)、齋藤飛鳥、木村多江が登壇した。
「マイホームヒーロー」は、2017年から「ヤングマガジン」で連載をスタートし、現在も連載中の原作・山川直輝氏&漫画・朝基まさし氏によるコミックが原作。累計330万部を突破した人気作だ。ある日、娘を守るために娘の彼氏を殺害して殺人犯になった一家の父が、家族とともに冷徹で残忍な“闇社会の犯罪組織”と闘うさまを描き出すノンストップファミリーサスペンス。推理小説オタクのごく普通のお父・鳥栖哲雄を佐々木、夫の秘密を守り支える妻・歌仙を木村、何も知らない娘・零花を齋藤、半グレ組織のメンバー・間島恭一を高橋が務める。
キャストの4人は、ドラマの第1・2話を鑑賞した後の観客の前に登場。思わぬ大歓声ぶりに驚きつつも「興奮している」と声を弾ませた佐々木は、「ドラマは普通テレビで放送で見るものなので、こうやって観客の皆さんと共有できる機会はそんなにない。すごくうれしくてドキドキしていましたが、すごく歓迎してくれてうれしく思います。いろいろな舞台あいさつしていますが、こんなに歓迎していただいたのは初めてです」と満面の笑みを浮かべた。
高橋も歓声に驚きながらも「すごいですね、皆さん元気でありがとうございます!」と笑顔を見せ、齋藤は会場の盛り上がり具合に照れ笑いをしながらも「(舞台あいさつは)皆さん奇麗な格好をして、厳かな認識があったので、こんなににぎやかで…今まで一番楽しいあいさつの場になりそう」と歓声に応じた。木村にも大きな声援が浴びせられ、「うれしいです。ドラマを見て静かだったらどうしようと思ったのですが、温かく迎えてくれて面白かったんだろうなと、本当にうれしいです」と喜んだ。
本作の出演オファーを受けて、「原作を拝見しまして、犯罪者なんですけど、マイホームヒーローという、このギャップに、やられまして。彼は淡々と(死体の)処理を、まるで料理のレシピのようにやりこなしていくんですが、リアリティーもありながら、ちゃんと面白みもある。このキャラクターを演じさせていただける、こんな光栄がことはない、役者みょうりに尽きると思った」と振り返る佐々木。「実際、撮影中もとても幸せな時間でした」と満足げな表情を浮かべた。
高橋も「(オファーを受け)めっちゃうれしかったです。原作も知っていたし、半グレの切れ者という役は初めてでしたし、ずっとやりたかった、やりがいのある役だったので楽しみでした。初めてのことをたくさん経験しながら、いろいろ勉強になりました」とコメント。
齋藤はオファーを受けて出演を悩んだそうだが、「原作が大好きなスタッフさんがいて、出演に悩んでいた時に、『オファーを絶対に受けた方がいいよ』と言ってくださったので、やってみようかなと思いました。本当にこの作品に出ることができて光栄です」と、信頼するスタッフが背中を押してくれたと明かした。
木村は原作のファンをがっかりさせてはいけないと、不安もあったそうで「でも漫画を見たら(自分が)『結構似てない? いけるんじゃない?』と思って(笑)。眼鏡をかけているので、(別の作品で演じている)阿佐ヶ谷姉妹のお姉さんとキャラがかぶらないように気をつけて、髪形を漫画に寄せてみました」とキャラ作りを明かし、会場の笑いを誘っていた。
佐々木は演じてみて「とてもやりがいがありました」としながらも、「9割がピンチ! いつも頭をフル回転させながら体を動かしていましたね。隣の人(高橋)に蹴られたり殴られたりしながら…、血だらけにながら毎日撮影したんですが、気持ちよかったです。最高でした!」と、隣に立つ高橋と顔を見合わせてにっこり。「終わってしまうのが寂しいくらい愛着のある役でした」と撮影を懐かしんだ。
高橋は「賢い切れ者の賢い部分を意識し、周りの皆さんがハンサムな方ばかりで、年齢的には最年少で…、その中でどうやって半グレの貫録を出せるのか、底知れない怖さを出すように頑張りました」と語り、司会を務めたTBSの杉山真也アナウンサーに「いい意味でめちゃくちゃ怖かったですよ」と褒められると、「よかったです、ありがとうございます」とはにかんだ。
齋藤は「蔵之介さんと多江さんの夫婦が本当にぴったりで。親子としてお二人の近くで演技ができ、引っ張っていただいたので、安心して撮影に臨むことができました」と佐々木と木村に感謝。「零花ちゃんは基本的にほっこりしたシーンばかりだったので、皆さんがピリピリしている時も私はのんびりやっていたんですが、蔵之介さんと多江さんも私と一緒のシーンでは、おしゃべりしてくださったり、ホッと一息ついてくれていたらいいなと思いながらやっていました」と言うと、佐々木も「9割はピリピリしていたので、(齋藤とのシーンで)ほっこりしていました」と笑った。
さらに、共演者との思い出について問われると、「ピリピリ、ドキドキするシーンばかりだったからこそ、空き時間には楽しく話をしていた」という佐々木は、「(第1話に登場する)飛鳥ちゃんのピアノのシーンは全部自分で弾いていたんですよ。何回も練習して、完璧にやって感動しました。劇中での半泣きも本物です!」と称えた。
同じ関西人の佐々木には「僕、人見知りなんです~。よろしくお願いします」とあいさつしたという高橋。「どんなあいさつやねん! 初めてだったわ」と佐々木にツッコまれていた高橋は、全員に言ったわけではなく「蔵之介さんだけにアピールしたかったんです」と甘えた様子。続けて「アクションが初めてだったよね?」と佐々木に振られると、「はい。初めてで難しかったけれど、楽しかったです」と感想を述べた。
佐々木から「ダンスをやっているから覚えるのが早いんじゃない?」と言われるも、「周りからそう言われるんですが、ダンスをやっているからこそ、クルッと回転する時に、変にターンしちゃったりして、その癖をとるのが大変でした。特に拳銃を使うシーンでダンスターンが出ちゃって(笑)、直そうか…って言われました」とエピソードを披露。
すると、佐々木が思い出したように「そういえば、拳銃を使うシーンで『耳栓が入らないです!』って、耳栓を入れるのが遅くて撮影が押したよね(笑)。結局耳栓はつけなかったし。それが一番面白かったよ」と暴露されると、高橋は「耳栓するのが怖くてしゃあなくて、『取ってやります』と言いました。僕の耳の形が受け入れないみたいで…」と弁解。それに対し、「どんな形してんねん!」と佐々木がすぐにツッコむなど、大先輩の佐々木といい関係性が築けている様子だった。
本作の内容にちなんで「自分は〇〇ヒーローだ! または〇〇ヒーローだった」という問いには、佐々木は「ブドウを食べるのが早いヒーロー」と切り出し、「母の実家が山梨で子どもの頃からブドウをよく食べていたので、小さい頃から食べるのが早かった」と説明。「母親はブドウの種を皮の中に入れながら食べられる」と続けると、会場からは「へぇ~」と感心の声が。高橋が自分は種を飲み込んでしまうけど「おなかから生えてきませんかね?」と尋ねると、「生えてきた人、見たことないから大丈夫」とあしらわれていた。
齋藤は「パッキングヒーローです」と答え、「奇麗に入れるのが好きで、冷蔵庫とか冷凍庫とかもパズルみたいに奇麗に高さをそろえて入れることができます。スーツケースのパッキングも得意です」と几帳面な一面を告白。木村は「小さい頃に飛び蹴りの練習をしていたんです! だから飛び蹴りヒーロー。ジャンプ力も柔軟性もあったので、『私、飛び蹴りがいけるんじゃないか』と思って。弟ぐらいにしかやっていないですが、素晴らしい高さと足の角度と強さを誇っていました」と屈託ない笑顔を見せ、観客を驚かせた。
「できるものなら最初に言いたかった」と困り顔の高橋は、「電柱ヒーローです。この前、夜道を歩いていて、眠くてふらふら歩いていたんですが、突然目の前に現れた電柱をすぐさまビュッとかわしました」と解説。微妙な周囲の反応に「すみません、この話はトリじゃなかったですよね。飛び蹴りヒーローが一番でした」と苦笑いしていた。
イベントでは、「サラリーマン&半グレVS鳥栖親子」による最強のバディを決めるゲームも実施。「4話ぐらいからバディとなる」という佐々木と高橋、齋藤と木村チームに分かれてドラマにちなんだ問題に回答し、一致するとポイントが加算される。最初のお題の「共演シーンでのお気に入りのシーンは?」では、齋藤と木村は、第4話での「零花を止めにいくシーン」で答えが一致。一方、佐々木は「第4話のキャバクラのシーン」を、高橋は2人の関係が近づいた「哲雄と肩を組むシーン」を挙げつつ、「同じじゃないですかね」とトボケるも不一致。
2問目は「①焼き肉」「②中華」「③幕ノ内」の中からテンションの上がる弁当を選ぶ問題で、佐々木と高橋はともに焼き肉、齋藤は幕ノ内、木村は焼き肉を選び、サラリーマン&半グレが勝者に。
そして、最終問題は「お互いに絆が深まったなと感じた出来事は?」というもの。高橋は「サウナについて佐々木に熱弁をしたこと」、佐々木は「フルーツ大福やどら焼きなどお互いの差し入れをおいしく食べたこと」、齋藤は「はじめましての時」、木村「合間のおしゃべり」とどちらのチームも一致せず、勝負は1対1ながら、今回は鳥栖親子の勝利ということで、罰ゲームとして佐々木と高橋が全力告知動画を撮影し、アップすることとなった。
既に、ドラマ後には映画化が決定されていることは発表されていたが、佐々木から、 2024年3月8日公開が決まったことが告げられた。現在は佐々木の出演のみが発表されているが、高橋は「僕も出たいです!」と猛アピール。齋藤と木村は「ちょろっと出たいです」と笑った。
最後に、佐々木は「ドラマの続きが映画になります。とすてつ(鳥栖哲雄)は、犯罪を犯して、家族のためと言いながら一方で後悔もしているので、いつかすべてが許される日が来るだろうかということをずっと思い続けている。その葛藤が映画の大きなテーマになっています。(ドラマから映画へ)2月から3カ月ほど撮影してきました。最高の原作を最高の形で映像化したいと思って、みんなで知恵を絞って撮影してきました。今日、1・2話見ていただいて、背中を押していただいて、うれしく思います。来年3月まで一緒に、鳥栖家と半グレたちを応援して見守ってください!」と熱く語り、大きな拍手が沸き起こる中、イベントは収録した。
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