堂本光一×羽生結弦「スイッチインタビュー」EP2! 羽生が「SHOCK」を見て自分を重ねたセリフとは?2023/10/12
異なる分野で活躍する2人の達人が登場し、ゲストとインタビュアーを“スイッチ”しながら、成功への道筋や独自の哲学を語り合う「スイッチインタビュー」(NHK Eテレ)。それぞれの素顔が見えるだけでなく、通常のインタビュー番組にはない“化学反応”が醍醐味(だいごみ)のクロストークだ。今回の達人は、Kinki kids・堂本光一とプロフィギュアスケーター・羽生結弦。通常、EP1とEP2の2本構成の番組だが、今回はスペシャル版としてEP1~EP3の3週連続で、堂本から羽生へ、羽生から堂本へのインタビューをじっくりと届ける。
10月13日は「堂本光一×羽生結弦」EP2を放送。前半は、堂本がインタビュアーとなって羽生の限界を追求する“身体表現”に迫り、後半は羽生から、舞台でのハードな表現に挑み続けている堂本への質問を届ける。
羽生の練習を見学した堂本が注目したのは、羽生の独特の身体の“しなやかさ”、そしてジャンプにおける“浮遊感”。羽生が他人と違う身体の特長を持っているからこそ意識していることや、その特長をジャンプに生かす方法を実演しながら説明。世界王者になっても1人で練習を続ける羽生。「何と戦っているんだろう」と問う堂本に、舞台「SHOCK」を見て自分と重ね、心に刺さった部分があると語る羽生。羽生が共感したシーンとは…? 舞台映像と共に解説する。
さらに口にしたのは、より良い表現を“突き詰める”からこそ生まれる周囲とのギャップ、孤独感。「20代の頃の自分と似ている」と語る堂本から羽生へのアドバイスとは。最後に、「これからの羽生結弦が挑戦していきたいこと」を問われた羽生は「観客の方の〇〇になりたい」と回答する。
後半は聞き手がスイッチ、堂本の表現世界に羽生が迫る。今年Kinki Kidsとしてのデビュー26年を迎え、44歳になった堂本。グループでの音楽活動に加え、自身が脚本・演出・主演を務める舞台「SHOCK」は初演から23年たつなど、常に第一線で活躍し続けている。
そんな堂本の舞台「SHOCK」を見た羽生は、3時間ほとんど休みなく舞台に立ち続ける姿に驚愕(きょうがく)。殺陣やフライング、階段落ちなど、さまざまな手法で観客を引き付け続ける堂本の表現に羽生が切り込む。どんな稽古をしているのかが気になるという羽生の質問に、「稽古でできることは限られている」と答える堂本。今では階段落ちの練習はほとんどしないという堂本だが、貴重な初期の練習エピソードを披露。さらに、ダイナミックに階段落ちするコツも伝授する。
舞台やミュージカルは、一度幕が開いてからは練習やリハーサルをしないということに驚き、「自分だったら絶対に練習が必要」という羽生だったが、堂本が考える“舞台にリハーサルがない理由”に思わず爆笑する場面も。けがのリスクと演出のバランスはどうやって取っているのか。年を経た今だからこそ感じることとは? 1人で練習をする羽生とは異なり、40人ものカンパニーを率いている堂本。自分の体調によって稽古を調整できないからこその苦労を明かす。
「人前に出ることが得意ではない」中で、舞台やコンサートでスケジュールの大半を人前に出る生活をしている堂本。“慣れ”に身を任せない方法を問う羽生に堂本は…? 堂本と羽生、全く違う“休息”についての考え方も語り合う。明日も、2人の熱い対談に目が離せない。
【番組情報】
スイッチインタビュー「堂本光一×羽生結弦」
NHK Eテレ
10月6日、13日、20日
金曜 午後9:30〜10:00
※放送終了後、NHKプラスで見逃し配信予定
NHK担当/Kizuka
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