「ノイステコラム」#13★“推し増し”はあり？なし？尾木波菜、落合希来里、鈴木瞳美が内に秘めた思いを明かします！2023/10/11

　ABCラジオで放送中の「ノイミーステーション（以下・ノイステ）」（火曜深夜0：30）。指原莉乃さんプロデュースのアイドルグループ・≠ME（通称・ノイミー）のメンバー12人全員が交代で出演し、さまざまな企画に体当たりで臨むラジオ番組です。

　TVガイドWebでは隔週水曜にインタビュー連載「ノイステコラム」を公開中。今回は、尾木波菜さん、落合希来里さん、鈴木瞳美さんに、先日の放送で駅長を苦しめた「メールステーション」企画をはじめ、収録中にはスタッフもザワつかせたデート企画を振り返ってもらいました！

「全力で感謝を直接伝えられる」――対面でのお話し会で感じた並々ならぬ気持ちとは

――今日は「ノイステメールステーション」、そして「ノイミーと“デートの後、22時”なうに使っていいよ〜」企画でしたが、「メールステーション」が実に1カ月ぶりとのこと。かなり短い時間でたくさんの質問にドンドン答えられていたかと思いますが、いかがでしたか？

尾木　「一瞬で考えるものなので、瞬発力が鍛えられて楽しかったです。『よく考えてみたらこれはこうだったかも』ということも結構あるのですが、瞬間的に出るからこそのよさもあるかなと思います。ひらめきというか、感覚的に自分の好きなものがどんどん出てきました」

落合　「いつもお便りをたくさんいただくのですが、お答えできないお便りが多くて、せっかくならもっと読みたいなと思っていたので、今回のようにたくさんの方の質問にお答えできるのはとてもうれしかったですね」

鈴木　「こういうどんどん答える形式が楽しくて好きなのですが、私は事前に全部考えて紙に書いていたんです（笑）。いつもはその場で思いついたことをしゃべることが多いのですが、面白い質問やユニークな質問が多かったので、前もって尾木ちゃんに確認したりして考えておいてよかったです。そうじゃないと、たぶんしゃべれなかったです（笑）」

――事前に用意していたからこそ、駅長に「ノイミーの推しは？」とズバッと聞けたんですね（笑）。

鈴木　「あれは最初にパッと思いついたのですが、実は『聞いていいのかな？』と思って1回保留にしていたんです。でも、尾木ちゃんが『ノイミー以外に好きなアイドルさんはいますか？』と聞いていたので、自分の番が回ってきた時に『聞いてみよう！』と思い切って聞いちゃいました（笑）」

――今回、ノイパセの皆さんからの質問に答えていきましたが、今年に入ってから対面でのお話し会がいよいよ再開したということで、ファンの方とも直接お話する機会が戻ってきているかと思います。先日もお話会が行われていましたが、実際に直接話してみてどんなことを感じていますか？

落合　「今まではオンラインお話し会で画面越しにファンの方とずっとお会いしていたのですが、実際に会えるとやっぱり特別だなという感覚があって。対面だからこそできるお話もあると思うんです。例えば、あっち向いてほいやじゃんけんは、ラグが一切ないからこそ楽しめますし、実際に会ってみると『私と同じぐらいの身長なんだ！』とか『会ってみたら背が高かった！』という発見もあって、すごく楽しいです。でも何より近い距離で皆さんの笑顔が見られるのが、一番うれしいですね」

鈴木　「皆さんが実物の私を見て『あー！』と感じてくださるのと同じように、私も実物の皆さんを見て『本物だ！』と思うんです。今までの画面越しやライブでの距離感とは違う、あんなに近い距離で、お顔もはっきりと見ることができて。パッと見て分かる方もいれば、お会いしてみると印象が違う方もいらっしゃるので、新鮮な気持ちでもう一度お会いできることがすごくうれしいですし、何より皆さんからの愛を直接感じて深めることができるので、こういう機会はやっぱりとてもいいなと思います」

尾木　「私は、皆さんに直接お会いできるイベントがすごく好きで、一番楽しいなと思っていたので、私自身うれしいですし、アイドルとして活動することができてよかったとあらためて思える時間でもあります。オンラインだとどこからでもお話することはできるのですが、対面は実際にお会いしてお話するので、直接愛を感じることができますし、私からも全力で感謝を直に伝えられるイベントはありがたいなと思います」

―― ちなみに、今日の収録では「駅長の推しは誰？」というお話がありましたが、鈴木さんは配信でも「推し変は絶対に駄目」とファンの方に伝えていますよね。推し変ではなく“推し増し”というのは、皆さんはどう捉えていますか？

落合　「私は、『希来里ちゃんが好き』と1回言われたら私もその方を好きになるので、直接は言わないですけど『ほかの子を好きにならないでね』とか『推し変しないでね』と思ってます（笑）」

尾木　「そうだよね（笑）」

鈴木　「そうなの！　でも、私の場合は『一旦止めるけど、それでも好きになってしまったのなら仕方がない』という考えに、4年かけて変わりました（笑）」

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――続いて、デート企画のお話も振り返っていただけたらと思います。尾木さんは聞いている際はとても楽しそうでしたが、自分のターンの時はかなりローテンションでしたね（笑）。

尾木　「本当にカットしてほしいです…」

鈴木　「駄目です！」

尾木　「特に（プランは）何も考えていなかったんです。希来里は『電話が苦手』と言っていたのですが、私はテキストメッセージだと感情が見えにくいのもあって、電話がすごく好きで。何かあればすぐに電話をかけて話しちゃうタイプです」

――落合さんは「電話が苦手」と収録でもお話されていましたが、昔から苦手意識はあったんですか？

落合　「そうなんです。電話をしていると、緊張しちゃうんですね。どうしていたらいいか分からなくなってしまって、何もできなくなって、最終的には正座しちゃってます（笑）」

尾木　「洗濯物でも畳みながらしゃべってるの？（笑）」

鈴木　「もはや尾木ちゃんと私はビデオ通話しながら、お互い画角に映っていない時あるよ（笑）」

尾木　「電話しながら、お互いが違うドラマを見てることもあるよね（笑）」

鈴木　「お互い電話自体から離れていたり、何かをしながら電話したりしています。でも、希来里には1回だけ電話をかけたことがあって。夜に『何してる？』って電話をかけたら…ちょうどパックをしているところだったみたいで（笑）」

落合　「初めて電話しました！　ドレッサーの前でパックして座っていたら、瞳美からビデオ電話がかかってきて、『お部屋の断捨離するから見てて〜！』と言われて。パックして座りながらひたすら断捨離する瞳美を見ていました（笑）」

尾木　「シュールすぎる（笑）」

――逆に、落合さんから電話しようと言ったらかなりレアなのでは？

鈴木　「確かに！　革命じゃない？」

落合　「私からはあまり電話はしないかもしれないですね。でも、メールの返事は早いです！」

――そして、鈴木さんはクリスマスに合わせたデートを再現されていました。

鈴木　「ちょっと（クリスマスを）先取っちゃいました（笑）。『デートは何したい？』と聞かれたら、私はクリスマスがキラキラしていてすてきだなと思うので、王道クリスマスデートの後の22時を考えたのですが、私も実はノープランで！　『メリークリスマス！』と言う人を用意していなかったな…と思いましたね。デートって難しいですね。デート企画は結構やらせていただくのですが、漫画やドラマによくある完璧なプランに憧れちゃうんです。自分の妄想だけで語ってしまっているので、ファンの皆さんが実践するには難易度が高いかなとも思います。夜の22時に相手のおうちに行って『メリークリスマス！』って言うのって、難易度は高いじゃないですか（笑）」

――傍から見たら…「この人、やばい？」と思うかもしれないです（笑）。

鈴木　「そうですよね！（笑）。でもそれがドラマや漫画だと『あーすごい！』と思うんです。だから、実際にやっていただくかどうかは皆さん自身の判断で、自己責任でお願いします（笑）」

――ちなみに、鈴木さんはクリスマスに対するこだわりが強くありましたが、皆さんの「デートでここは譲れない」というポイントは何かありますか？

鈴木　「ネガティブな発言をしないことですかね。ネガティブって相手にも移っちゃうと思うんです。一緒にいる時間はお互いがウキウキしてワクワクしているのかなと思うので、一緒の時間は常にハッピーでいられるように、ネガティブな発言は絶対にしないことかなと思います」

落合　「私はパッと物事を決められないので、すぐに決めてくれる人がいいなと思います。『どうしようか…』となるよりは、『ここに行こう、これを食べよう』と言ってもらえた方が『そうしよう！』という気持ちになれるので、リードしてほしいですね。とっさに何かを決めなくちゃいけない時に『これ！』と決めてくれる人がいいです」

尾木　「私は…特にないかもしれないです。逆に、遅刻をしても許してくれる心の広い方がいいですね。あと、自分と価値観が同じかどうかは大事だと思います」

鈴木　「なるほど。それは大事かもしれない」

◎取材後記◎

　インタビューでは「推し増しはあり？　なし？」という質問に真剣に向き合ってくれた尾木さん、落合さん、鈴木さん。ファンの方と直接話せる機会が戻ってきたことに「ノイミーを愛してくれる人に感謝を伝えるイベントっていいですよね」と感慨深そうな様子でした。

【プロフィール】

≠ME（ノットイコールミー）　
指原莉乃がプロデュースするアイドルグループ。＝LOVEの姉妹グループとして2019年に誕生し、「今までとは違う自分をみんなに経験してほしい」という由来でグループ名がつけられた。21年4月7日にキングレコードよりメジャーデビュー。デビューミニアルバム「超特急 ≠ME行き」はオリコン初登場1位・週間アルバムランキング1位を獲得し注目を集めた。

＜公式HP＞https://not-equal-me.jp/　
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