「ブギウギ」でヒロインの母を演じる水川あさみからコメントが到着! 「ドラマをご覧いただき、朝から明るい気持ちで1日を過ごしてもらえたら」2023/10/06
10月2日からNHK総合ほかでスタートした連続テレビ小説「ブギウギ」。大正の終わりごろ、大阪の下町にある小さな銭湯の看板娘で、歌って踊るのが大好きな天真らんまんな女の子・花田鈴子が、小学校を卒業し、歌劇団に入団。さまざまな困難に見舞われながらも大スター歌手への階段を駆け上がっていく物語だ。そんなヒロイン・花田鈴子(趣里)の母・花田ツヤを演じる水川あさみが、役柄への思いや作品の見どころを語った。
まず、朝ドラへの出演が決まり「関西人で良かったと心底思いました」と口にする水川。「大阪が舞台のお話だというのは、やはり大阪出身の私としてはとてもうれしいですね」と喜ぶ。演じるツヤは、子どもたちのことを第一に思う優しい母で、いつも番台に座って銭湯経営の屋台骨を支え、義理と人情を大切にしているしっかり者。「これまできっと苦労したことも多かったでしょうが、そう思わせないような元気さや振る舞いなどがとても共感できて、女性としてすてきだなと思います。花田家をすごく愛していて、まるで大きな風呂敷で包み込んでくれるような懐が深い女性です」と役柄を分析する。
続けて、「ツヤは鈴子の人格形成に一番影響を与えているのだと思います」とし、「ツヤのエネルギッシュでとてもパワーのある感じや、たとえ悪いことが起きたとしてもそういうものもはねのけるような意志の強さやユーモアは、自然と鈴子が育つ環境の中で受け継がれていく。そういうことを意識しながらツヤを演じています。ツヤの言葉を鈴子が求めるシーンもたくさんあります。もちろん、お父ちゃんの(花田)梅吉(柳葉敏郎)に相談することもあるのでしょうが、何かを決意する時や、その道に進みたいと一歩踏み出す時にツヤの言葉を待っている気がします」とツヤと鈴子の関係性を捉えている。
また、ヒロインを演じる趣里については「共演は初めてですが、本当にすてきで鈴子にぴったりだと思います。彼女が持つユーモアは鈴子に通じるものがありますし、何よりも姿勢がとても奇麗で、そこに彼女のオーラが宿っているように思います。鈴子がいるとつい目で追ってしまいます。キラキラしていて、彼女がいると場が明るくなります」とベタ褒め。
そして、夫・梅吉を演じる柳葉敏郎とも初共演だが、「『こういうふうに動きたいんだけど、おかあちゃん大丈夫?』と相談をいただいたりしながらやっています」とコミュニケーションもバッチリで、「セリフの前後にアドリブを追加する場面もあるのですが、大阪ことばのやりとりやノリは、イントネーションが大変だったり独特のリズムがあるので、2人で楽しみ、模索しながら演じています」と夫婦のように助け合っている。
最後に、視聴者に向けて「はな湯の常連客の皆さんは個性豊かですが、演じられている皆さんも個性的で、カメラが回っている時も休憩の時もとてもにぎやかです。そんなはな湯の場面は『ブギウギ』というタイトルの響きにふさわしく、とにかく明るいです! 朝はその日のテンションを左右するとても大事な時間だと思います。そんなひとときにこのドラマをご覧いただき、明るい気持ちで1日を過ごしてもらえたらうれしいです。これからストーリーが展開するにつれて時には波乱もありますが、鈴子を応援したくなると思いますので、ぜひ楽しんでご覧ください」と呼び掛けている。
【番組情報】
連続テレビ小説「ブギウギ」
NHK総合
月曜~土曜 午前8:00~8:15ほか ※土曜は一週間の振り返り
NHK BSプレミアム・NHK BS4K
月曜〜金曜 午前7:30〜7:45ほか
NHK担当 kizuka
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