臼田あさ美が「いちばんすきな花」で松下洸平の婚約者役。「台本を読む前からワクワク。役どころは意外でした！」2023/09/29
臼田あさ美が、フジテレビ系で10月12日にスタートする連続ドラマ「いちばんすきな花」（木曜午後10：00。初回は20分拡大）に出演することが分かった。“男女の間に友情は成立するのか？”がテーマの本作で、主人公の1人である・春木椿（松下洸平）の婚約者・小岩井純恋役を務める。
「いちばんすきな花」は、4人の俳優が主演を務める“クアトロ主演”という新しい形のオリジナルドラマ。フジテレビ系で2022年10月期に放送された「silent」の村瀬健プロデューサーと脚本家・生方美久氏が再びタッグを組み、年齢も性別も過ごしてきた環境も違う4人が奏でる、見る者の心を静かに揺さぶる新たな時代の“友情”の物語だ。4人の主人公である潮ゆくえ（多部未華子）、椿、深雪夜々（今田美桜）、佐藤紅葉（神尾楓珠）は、それぞれの日常の中で、友情や恋愛にまつわる人間関係の問題に直面。そんな中、彼らは巡り会う。愛すべき登場人物たちを優しい気持ちでずっと見つめていたくなる、クスッと笑って、フワッと泣ける、友情物語でありつつ、同時に恋愛も含めた“愛”のストーリーが紡がれる。
臼田が演じる純恋と椿は、もともと高校時代の同級生。卒業後しばらくして再会したことがきっかけで交際を始め、婚約して幸せそうな2人だったが、椿はたびたび聞かされる純恋の男友達の存在が気になっていた。そして、新居への引っ越しを迎えた日に、あることが起きる。
出演オファーを受けて、「村瀬さん×生方さんのタッグということで、台本を読む前からワクワクしたのを覚えています。ただ、役どころは意外でした！」と驚く臼田は、実際に台本を読んで「今まで何度か感じたことはあるけれど、何となくやり過ごせてきた日常の中での違和感のようなものを、丁寧にひもといて言葉を紡いでいる台本だと感じました。会話劇の中に、妙に腑（ふ）に落ちるフレーズが落ちていたり、どんなシーンになるのか楽しみになる台本です」と明かす。
純恋を演じる上で「そのまま、真っすぐ、演じたいです。“いい”とか“悪い”とか、そういう結論ではなくて、心が“通う”とか“通わない”とか、そういう感覚を大事にしたいと思いました」と述べ、「誰かのセリフにハッとしたり、ホッとしたりしながら見ていただける作品になるのではないでしょうか。とても優しいドラマになればいいなと思っております。ぜひ、木曜劇場『いちばんすきな花』をよろしくお願いします」とアピールしている。
ドラマを手掛ける村瀬プロデューサーは、臼田と共通の知り合いは多いが、仕事をするのは初めてということで、「ご本人の人となりやかもし出す雰囲気がとってもすてき。そのイメージを生かすよう、脚本の生方さんに話して、恒例の当て書きで純恋というキャラクターを作ってきたのですが、臼田さんいわく『意外』で、なんなら全然違っていたようです」と苦笑。しかし、「臼田さんは演じる役によって全く違う雰囲気をかもし出す方なので、間違ってはいない、はず！」と自信を見せる。
加えて、「ふんわりした優しい印象で、理想の奥さんみたいなイメージがある一方で、もしかしたら本当はその裏で全然違うことを考えていたりするんじゃないか？とも感じさせてくれる、いい意味で“奥に何かありそうな女優さん”だと思っています」と、あらためて臼田に感じている魅力を伝え、「純恋は、“男女の間に友情は成立するか？”という、このドラマのテーマを象徴する役です。彼女が一体どんな女性なのか？ 彼女の言う“男友達”との関係とはどういうものなのか？ そのあたりを気にしながら見ていただけたら、このドラマをより深く楽しんでいただけると思います」と呼び掛けている。
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