超ハイレベルな“知の甲子園”「Q-1」決勝戦が本日放送! 各界の有識者たちを前に、若き才能たちはどんなプレゼンを見せるのか2023/09/24
未来・世界を変える探究に取り組むU-18たちが、課題に対して自ら問い(Question)を立てて論理的に考え抜いた結果(Quest)を9分間で発表する大会「Q-1~U-18が未来を変える★研究発表SHOW~」。「今日より良いアスのために、ミライのために、できることを続けていく」、教育をはじめ、世界を取り巻くさまざまな社会課題に取り組み、サステナブルで誰もが暮らしやすい社会の実現を目指すABCテレビの取り組み「アスミライ プロジェクト」との連携プロジェクトの一環でもある「Q-1」の2023年大会の決勝戦が7月16日に行われ、その模様が本日9月24日にABCテレビにて放送される。
全国23都府県87チームのエントリーの中から、厳しい審査をくぐり抜け勝ち残った4校がお台場・日本科学未来館という晴れ舞台で熱いプレゼンバトルを展開。林修さんと澤田有也佳アナウンサーがMCを、ナビゲーターをAマッソ・加納さんが務め、スタジオ審査員には、去年に引き続きGoogleマーケティング統括部長や前京大総長、25年大阪・関西万博プロデューサーなど各界の有識者たちが登場し、高校生たちのプレゼンを真剣に審査していった。
予選から決勝まで勝ち進んだ出場校は、広島・広島県立広島国泰寺高等学校、福岡・筑陽学園高等学校、東京・広尾学園高等学校、兵庫・灘高等学校の4校。探究に情熱を燃やすU-18たちが全国各地から集結した。1組目の広島国泰寺高等学校は、3年生4人が1チームとなり出場。地元・広島の特産品である「大野あさり」を海洋マイクロプラスチックゴミの環境問題から守りたいと「あさりのマイクロプラスチック排出の解明」をテーマに発表した。続く2組目は、筑陽学園高等学校3年生の春山夏菜絵さん。自身の体験に基づいて開発したという「グレーゾーンの人々を手助けするアプリ」についてプレゼン。
3組目には広尾学園高等学校の梶原由圭さんが登壇。「多視点アート」という複数の視点から見ると違う形が見える立体について研究し、3Dモデルから考察した多視点アート作品を発表した。最後は、灘高等学校2年生の中洋貴さん。中学生の時にiPadの図形制作アプリを使って遊んでいる時に発見したという、数学界を驚かせる“新たな定理”を証明する探究を発表し、会場を驚かせた。
「Q-1」の最大の見どころは、なんといってもそのハイレベルな“質疑応答”。それぞれの分野の有識者たちが、発表者に対等な立場で本気の質問をぶつけていく。それに対して、発表者たちの回答が質問者の想定を上回ることも。白熱の質疑応答には注目していきたい。
大会の最後には、4校の中から最優秀イノベーターを選出。「未来を、世界を変えてくれる探究であったか?」という審査基準のもと、主体性、着眼点、論理性、アウトリーチ力の四つの審査ポイントにおいて、それぞれの点数の合計点で決まる。最優秀イノベーターに選ばれたのは、「グレーゾーンの人々を手助けするアプリ」について熱きプレゼンを送った筑陽学園高校の春山夏菜絵さん。特に自身の経験に基づく主体性とアウトリーチにおいて最も高い評価を得ることとなった。受賞した春山さんは「自分が今までずっとADHDグレーゾーンについて調べたり学んだり、用意してきたことが報われたのかなと思うとすごく感慨深いです」と喜びのコメント。そのプレゼンがどんなものなのか、気になるばかりだ。その他の発表者にも、企業賞や特別賞などが贈られた。
番組では大会後も引き続き4校に完全密着。大会を経て、彼らの探究や活動にどのような変化があったのかなど「Q-1アフター」を密着取材していく。その模様は本日の放送でも余すことなく届ける。
【番組情報】
「Q-1~U-18が未来を変える★研究発表SHOW~」
ABCテレビ
9月24日 午後3:20~4:55
※放送終了後、TVer・ABEMA・Leminoで見逃し配信。U-NEXTで完全版を配信
ABCテレビ担当 S・H
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