秘密を持った少年たち2023/12/23
番組情報
キャラクター紹介
- 光石玲矢(佐藤海音)
高校生。片思いの相手である幼なじみのユキを救うため夜行になる。 - 吉野ユキ(大原優乃)
玲矢の幼なじみ。幼い頃から父親に虐待を受けていた。3年前、突然姿を消す。 - 貴崎慎一郎(西田至)
夜の闇に生きる少年たちが、夜行であることを隠し、血の渇きにあらがおうと音楽に熱中するバンド・404 not found(フォーゼロフォー)のボーカル。外見は18歳だが本当は100歳以上で、夜行の長い歴史を見つめてきた。 - 黒瀬拓実(大東立樹)
夜行狩りのリーダー。夜行に家族を殺害されたため、夜行を絶滅させようと思っている。 - 久保勧(米尾賢人)
404 not foundのバッキングギター。通称・スー。物静かでグループでも中立的な立場だが、実はある大きな秘密を抱えている。 - 石橋ヒカル(冨田侑暉)
404 not foundのキーボード。玲矢のメンバー加入に反対する。夜行狩りに襲われ亡くなった元ボーカル・孝之に特別な気持ちがある。 - 麻見葉(竹内黎)
404 not foundのギター。女性ファンに人気。慎一郎に守られる玲矢に嫉妬する。 - 矢沢和馬(伊藤圭吾)
404 not foundのドラム。優しく気弱な性格だが音楽への思いは強い。 - 岡部雅人(齋木春空)
404 not foundのベース。玲矢のメンバー加入には反対。人間の女の子に恋をしている。 - 夏川理央子(ゆいかれん)
「夏川総合病院」の医師。病院の地下に夜行のための施設を設け、秘密裏に夜行を助けている。 - 光石芳美(橋本マナミ)
玲矢の母。9年前に夫を亡くし、行方不明の玲矢を捜している。 - 隆介(大谷亮平)
予備校講師。生徒に人気だが、秘密を抱えている。
出演者
佐藤海音/大原優乃/西田至/大東立樹/米尾賢人/冨田侑暉/竹内黎/伊藤圭吾/齋木春空/ゆいかれん/橋本マナミ/大谷亮平 ほか
スタッフ・音楽
脚本:目黒啓太/脚本:杉原憲明/脚本:内平未央/監督:中田秀夫/監督:桑島憲司/監督:藤澤浩和/プロデュース:植野浩之/プロデュース:藤澤季世子
主題歌:龍宮城「SHORYU(→↓↘+P)」
概要
ホラーの名匠・中田秀夫のエロティックサスペンスに、龍宮城ら新進気鋭の若手が集結!
映画「リング」シリーズや「スマホを落としただけなのに」などを手掛けたホラーの名匠・中田秀夫監督がおくる完全オリジナルのエロティックサスペンス。望まずして「夜行」という、人を襲いその血をすする人ならざる存在になってしまった少年と少女の残酷な運命を描く。バンド・女王蜂のボーカル・アヴちゃんプロデュースでデビューしたオルタナティブ歌謡舞踊集団・龍宮城のメンバー(佐藤海音、西田至、米尾賢人、冨田侑暉、竹内黎、伊藤圭吾、齋木春空)7人全員がドラマ初出演を果たし、ヒロインに大原優乃が扮するほか、大東立樹や原因は自分にある。の小泉光咲ら新進気鋭の若手俳優たちが、錯綜する人間関係に体当たりで挑む。
記者会見情報
日本テレビほかの連続ドラマ「秘密を持った少年たち」の制作会見に、本作が演技デビューとなる龍宮城のメンバー7人(佐藤海音、西田至、米尾賢人、冨田侑暉、竹内黎、伊藤圭吾、齋木春空)と、ヒロイン役の大原優乃、大谷亮平、中田秀夫監督が登壇した。本作は「リング」シリーズや「スマホを落としただけなのに」などを手掛けてきたジャパニーズホラーの名匠・中田監督の完全オリジナル作品で、人を襲いその血をすする人ならざる存在“夜行”に望まずしてなってしまった少年と少女の残酷な運命を描く、衝撃的なエロティックサスペンス。中田監督は「今回オリジナルということで、困難はいろいろありましたが、やりがいのある楽しい脚本開発であり、撮影もしんどい局面もあるのですが、その分、見せ場の多いドラマになっていると思います」と自信を見せた。
中田監督は父親のような存在でもありました(佐藤海音/光石玲矢)
玲矢はとてもギターを大切にしている少年。僕はギターの経験がなかったのですが、撮影までの1カ月間で練習しました。ユキと血を求め合うシーンは、監督のおっしゃるように求愛行動という、意味のある行動だったりするので、ただ単に喉が渇いて、その辺の人の血を吸うのとはまた違った感情だったり、吸い方、見せ方がある。血の吸い方の使い分けは撮影していく中で勉強しながら頑張りました。(ドラマ初挑戦にして主演を務めることになったが)撮影は緊張することも多かったですが、撮影が進む中で、撮影が2日間空くと「早く現場に行きたい!」と思うぐらい楽しくやらせていただきました。現場では、中田監督が一から演技について教えてくださって、ラストシーンを撮り終えた時には「よく頑張ったね、僕の息子」と言ってくださった。愛情を注いで僕たちを育ててくださったんだなと思えて、監督ですが、父親のような存在でもありました。この作品は龍宮城としても新たな試み。アーティストとは違う顔の龍宮城をたくさんお見せできる作品だと思うので、楽しみにしていただけたらうれしいです。
吸血するシーンは、狂気的だけど美しく見えるように演じています(大原優乃/吉野ユキ)
初めてこの作品の脚本を読ませていただいた時に、ユキという役柄が、過去と現在で変わり果てた姿であったり、抱えているものの大きさだったりをすごく受け取りました。ユキという役を生きるにはとても覚悟が必要だなと思ったので、覚悟を持ってこの作品に入らせていただいていて、すごく繊細で残酷で、苦しい世界観を今現在撮影しているのですが、愛を求めて吸血し合うこの世界が、どこかはかなくて残酷、だけれども美しく見えたらいいなと思っています。きっと今までに見たことがないドラマをお届けできると思います。吸血するシーンの撮影では、特殊メークをさせていただいていて、首元から頬にかけて血管が浮かび上がったり、眼球の色も変わったり、画的にもガラッと変わるので、吸血するシーンは芝居のスイッチも切り替えるといいますか、狂気的だけど美しく見えるように演じています。愛を求めて吸血し合うこの世界がどこかはかなくて、残酷なんだけど美しく見えたらいいなと思っています。
主題歌の歌詞に注目してほしい(西田至/貴崎慎一郎)
ドラマ内ではバンドのボーカルを務めております。この強くて優しい慎一郎という役と全力で向き合っているので、よろしくお願いします。(龍宮城が歌う主題歌の)「SHORYU(→↓↘+P)」(ショーリュー)という楽曲は、歌詞に注目してほしいです。ドラマで重要な存在である夜行と、さまざまな登場人物たちの心の内というのを楽曲を通して表現しているので、ドラマの一部として聴いていただければと思います。
セリフがない中での表情やしぐさに注目してほしい(米尾賢人/久保勧)
今回の作品は自分たちにとって初のドラマということで、撮影をするたびにいろんなことに出合えて、とても幸せです。スー(演じる久保勧)はすごく物静かで、メンバーの中でもあまり意見を言う立場ではないんですけど、そのセリフがない中での表情だったり、しぐさだったりを自分では意識して演じさせてもらっているので、皆さんにはそこに注目していただけたらなと思います。(龍宮城のプロデュースを務める)アヴちゃん先生から演技指導をしてもらったこともあったんですが、エチュードみたいな感じで教わって表現していく中で、音楽と少し近いところもあるのかなと思ったりして。龍宮城はオルタナティブ歌謡舞踊集団ということで、とことん新しいことに突き進んでいきたいなと思うので、今回もこういう演技で新しい表現方法を学んでいけてとてもうれしいです。
ヒカルの“秘密”が、ドラマが進むにつれて明らかになっていきます(冨田侑暉/石橋ヒカル)
ずっとやりたかった演技のお仕事を、こうして龍宮城のメンバーと共に初出演という形でやらせていただき、とても光栄に思っております。ヒカルは、ドラマのタイトルにもある通り“秘密”を持っているんですが、どういう“秘密”を持っているのかは、ドラマが進むにつれて明らかになっていきますので、そこも楽しみにしながら見ていただければと思います。
アヴちゃん先生の言葉を聞いて、演技が楽しいと思えるようになりました(竹内黎/麻見葉)
僕は昔からドラマや映画はもちろんなんですが、ミュージカルだったり舞台も大好きで、いつか演技に挑戦したいなと思っていたので、今回このような機会をいただけて、とてもうれしく思っております。葉という役に心から寄り添って、今バンドのメンバーのみんなとの関わり方も含めて、楽しみながら演じていけたらと思っております。アヴちゃん先生が「演技をしていて楽しいなと思うのは、たぶん自分じゃない人物に成り切って演じていることが、日頃の生活から離れることができて楽しいんじゃないかな」という言葉をかけてくださって。僕ら初めての演技、ドラマということで、不安ばかりで怖いなと思うこともあったんですが、その言葉を聞いてからは、演技は楽しむもので、現場に入ると監督の優しい言葉を聞いたり、共演の皆さんと話したりして楽しいと思えるようになりました。その言葉が印象に残っていますね。
周囲の方に学びながら、最後まで楽しく全力で演技ができたら(伊藤圭吾/矢沢和馬)
いじめられっ子で、内気な性格の和馬なんですが、どこか自分と似ているところがあって、成り切って演技できているなと感じています。お芝居は初めてなんですけれども、共演させていただいている役者の皆さんや監督、スタッフの皆さんからたくさん学ばせていただいているので、最後まで楽しく全力で演技ができたらなと思っています。
日々演技を勉強しながら撮影に臨んでいます(齋木春空/岡部雅人)
今回、僕は初めてのドラマということで、演技を勉強しながら撮影に臨んでいます。雅人は感情表現が豊かな人物で、どうやって感情を表現したら雅人に成り切れるのかなどを日々研究しています。雅人になれるようこれからも全力を尽くして頑張りますので、よろしくお願いします。このあいだ、久々にアヴちゃんさんとお会いした時に、まず心の心配を先にしてくださって「心は大丈夫?」とか「演技は楽しい?」とか、優しい言葉をかけてくださったことがとても印象的でした。
映っていない時も脱がされる(笑)(大谷亮平/隆介)
この作品は、バンパイア・サスペンス・ホラー・ファンタジーということで(笑)、吸血するシーンがあったりだとか、なかったりするんですが…。バンパイアとして人の血を吸うというシーンは(自身にとっては)なかなかないんじゃないかと。初々しいキャストの皆さんと一緒なので、最後まで楽しくやれたらと思っています。(吸血シーンでは戸惑っていたと中田監督のコメントに)この現場、映っていない時も脱がすんですよ。「映ってないんですけど…」と思ったんですが、(相手の)視線に入るので、その演技のために脱いでくれって言われて…。まあ、気持ちいいもんですよ(笑)。血を吸ったことはないし、(血を吸うことは)何に近いのかな? 人間の血を吸うのってどんな感情なのかな?って研究しながら真面目にやっていたんですが、(大原さんと)すごい笑っていましたね(笑)。実際にかむわけにもいかず、画的にどうなっているのかは楽しみな部分でもあります。
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