泥濘の食卓2023/12/17
番組情報
キャラクター紹介
- 捻木深愛(齊藤京子)
田舎町のスーパーマーケットで働くアルバイト店員。母親と2人暮らし。抑圧の強い母の下、常に否定されながら育てられたため、自己肯定感が低い。初めて自分のことを肯定し、優しくしてくれた店長を好きになり、不倫関係に。純粋な性格で、いちずに店長のことを愛し、何の取りえもない自分は、せめて人の役に立ちたい、人に優しくなりたいと思っている。 - 那須川夏生(吉沢悠)
深愛が働くスーパーマーケットの店長。イケメンで、女性には自然と優しく接する性格のためアルバイトの女性から人気があり、不倫関係になることもしばしば。自分に好意を向けてくれた深愛とも、いつしか深い関係になる。一方で、妻は大切な存在で、ずっと一緒にいたいと思っている。 - 那須川ハルキ(櫻井海音)
夏生の一人息子で、進学校に通う高校生。同じ学校に通う幼なじみ・ちふゆから一方的な愛情を向けられている。彼女が「ハルキが自分をレイプしようとした」といううそを広めたためにクラスで孤立し、不登校に。絶望の日々を送る中、スーパーマーケットで出会った深愛にひかれていく。 - 尾崎ちふゆ(原菜乃華)
ハルキの幼なじみ。ハルキに異常なほどの愛情を抱き、彼を独占するために「ハルキが自分をレイプしようとした」といううそを広め、クラスで孤立させる。全く振り向いてくれないハルキにいら立ち、ストーキングや脅迫行為を加速させる。 - 那須川ふみこ(戸田菜穂)
夏生の妻。かつてはグラフィックデザイナーとして賞を受賞したこともあったが、結婚を機に退職。精神的に衰弱していき、自宅に引きこもるようになる。夫の不倫相手とも知らず近寄ってきた深愛に心を開き、少しずつ回復していく。 - 捻木美幸(筒井真理子)
深愛の母。夫亡き後、産婦人科で看護師をしながら深愛を育ててきた。いわゆる毒親で、門限を設定したり人格を否定したりと、深愛を抑圧する。
出演者
齊藤京子/吉沢悠/櫻井海音/原菜乃華/戸田菜穂/筒井真理子 ほか
スタッフ・音楽
原作:伊奈子「泥濘の食卓」(新潮社バンチコミックス)/脚本:倉光泰子/脚本:神田優/脚本:安里麻里/演出:安里麻里/演出:角田恭弥/ゼネラルプロデューサー:横地郁英/プロデューサー:高崎壮太/プロデューサー:近藤多聞/共同プロデューサー:村山えりか
主題歌:ヘッドフォンの中の世界「引き算の美学」
概要
齊藤京子が連ドラ単独初主演! 不倫相手の一家をむしばむ純愛モンスターに
伊奈子の同名漫画を、連続ドラマ単独初主演となる日向坂46・齊藤京子を迎えて実写化。純粋すぎる主人公が、不倫相手、その息子、妻にまで近寄り、一つの家族をむしばんでいくパラサイト不倫を描く。齊藤は、毒親に育てられたことで自己肯定感が低いスーパーマーケットのアルバイト・捻木深愛を演じる。深愛は初めて自分を肯定してくれた店長に恋をし、不倫関係に。一度は別れを切り出されるも、その真っすぐな愛が度を越えていき、徐々に店長の家庭に寄生。やがてぬかるみへと引きずり込んでいく。深愛と深い関係になる店長・那須川夏生役を吉沢悠、その息子で、父との不倫を知りながら深愛にひかれていく那須川ハルキ役を櫻井海音が務める。
記者会見情報
テレビ朝日系の連続ドラマ「泥濘の食卓」の取材会が開催され、主演の齊藤京子をはじめ、吉沢悠、櫻井海音が登壇した。本作は、齊藤演じる主人公がアルバイト先の店長と禁断の恋に落ち、その純粋すぎるが故に真っすぐな愛が度を越えていき、次第に店長の家族へと寄生していくパラサイト不倫を描く。物語にちなんで「愛しすぎているもの」を聞かれた齊藤は、「かき氷にドハマり」していると発表。ドラマの撮影でさまざまなロケ地に行っては「なかなか行かれないとは分かっていながらも、その周りのお店を調べたりしています」と深い愛を明かした。次に回答する吉沢は間髪入れずに「僕は、妻です」と即答。これには現場が一気に盛り上がり、当の吉沢が照れてしまう一幕も。そんな中、櫻井はしばらく考え込んだ後に「僕は、『泥濘の食卓』の現場ですね」と答え、そのストレートさに周囲から笑いと拍手が沸き起こった。
あまり人前で感情を爆発させないので、泣きの芝居は難しい(齊藤京子/捻木深愛)
吉沢さんも、櫻井さんも、本当に優しくて、すごく気さくに話しかけてくださります。私は日向坂46というグループに所属しているのですが、今回は単独主演という形で、1人でグループを飛び越えて緊張していますが、お二人のおかげで緊張が和らいでいます。(日向坂46の)いろいろなメンバーから「頑張ってください!」とか「絶対見ます!」と言われて、すごくうれしかったです。より撮影を頑張ろうと思えました。(吉沢、櫻井に座長ぶりを絶賛され)私はお芝居の経験があんまりないので、座長というのも、こんなに素晴らしい皆さんの中ですごいおこがましいなと思っています。なので、こんなふうに言っていただけてとても光栄ですし、もう気合十分で精いっぱい頑張ろうと思いました。今回、泣きのシーンが本当に多くて、現段階まで何回泣いたんだろう?というくらいなんです。普段のグループ活動ではグッとこらえるタイプで、あまり人前で感情を爆発させることはしないので、泣きの芝居は難しいですね。でも、監督がすごく考えてくださっていて、「ゆっくりでいいから」「どれだけ待たせてもいいから」と撮影前に気持ちをつくる時間をいただいているので、撮影に臨めています。
監督を信じてやった結果、嫌われてもしょうがないかな(吉沢悠/那須川夏生)
原作もそうですし、ドラマもどちらかと言うと嫌われるような役柄だと思うのですが、監督が、作る側が意図的に那須川を嫌なヤツになるように描きたくないとおっしゃってくださっています。“那須川夏生”っていう1人の人間が選択してしまったことが、世の中的には批判を受けるような行動ではあるのですが、その人なりに理由があったのだろうということをしっかり描いてくださるし、那須川だけじゃなくて、それぞれのキャラクターに対して監督が「おそらくこのキャラクターはこう思っているよ」と細かい演技指導までしてくださるので、監督はじめスタッフさんを信じてやっていった結果、嫌われてもしょうがないかなと思っています。皆さんそういう気持ちで、信頼してこの現場をやっているのではないか思いますね。齊藤さんは役づくりで声のトーンを高くしているとおっしゃっていましたが、自分の持っている何かを変えていくのはチャレンジングな部分もありますし、また新たな発見もあると思いますが、そこにすごく真摯に向き合っていらっしゃいます。「深愛になろう」という前向きな姿勢が齊藤さんにはあったので、この難しい役に対しての向き合い方がすごいなと思いました。
役への向き合い方でも齊藤さんが現場を引っ張ってくれる(櫻井海音/那須川ハルキ)
クランクインした時からお二人が「おやじ」と「深愛さん」にしか見えなくて、本当に原作から飛び出てきたような印象があります。でも休憩があったりすると優しくお話をしてくださるので、そのギャップが楽しいです。スタッフの皆さんも優しくて、オンとオフの切り替えも早くて、撮影していてすごく楽しいです。齊藤さんは役への向き合い方もそうですが、リハーサル後に監督とかとコミュニケーションをとっている姿を見ていて、すごく素直に吸収しようとしている方なんだなという印象です。役に対してすごく真面目に向き合われているなと、初めて本読みでお会いした時から感じていました。その時から監督ともコミュニケーションをとって、いろいろ試行錯誤されながらやっている姿を見て、自分もしっかり乗っていかなきゃという気持ちになりました。そういう部分でも現場を引っ張ってくださっています。
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