「最高の教師」鵜久森叶はなぜ死んだのか? 真相に迫る第2章が幕を開ける2023/09/02
日本テレビ系で放送中の松岡茉優さん主演ドラマ「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」。「24時間テレビ」の放送により1週休止となったが、8月19日放送の第6話では、芦田愛菜さん演じる鵜久森叶が死亡するという衝撃的なラストにSNSに「うそでしょ!?」「つらすぎる」と受け入れがたい声が相次いだ。今夜9月2日放送の第7話から、鵜久森の死の謎に迫る第2章の幕が開く。
ドラマ放送当初から物語の鍵を握るとされていた鵜久森(芦田)が、実は九条里奈(松岡)と同様に2度目の人生を生きていたことが判明。1度目の人生で自死する直前に声を掛けてくれたクラスメート・東風谷葵(當間あみ)に感謝の気持ちを伝え、2人の思いがつながる温かなシーンに、涙する視聴者も続出した。これからの学校生活は穏やかに進むか?と思いきや、誰かに呼び出されてもみ合いになる姿が映し出され、その直後、鵜久森を捜す九条の視線の先に、落下して死亡している鵜久森の姿が映し出されるという衝撃的なラストで幕を閉じた第6話。
放送後に公開された新ポスターでは、教室の椅子に座っていた鵜久森の姿がなくなり、キャッチコピーも“私を殺した人は誰ですか?”から“彼女を殺した人は誰ですか?”に変更。これまでは九条が自身を殺害した犯人を捜すために“魂の授業”を行ってきたが、第2章では鵜久森を殺害した犯人捜しが始まることを予感させた。さらに、鵜久森が第6話で“確信的な感覚”として語っていた「3回目は絶対にない」という言葉がもし事実だとすれば、九条も2回目の人生で死んでしまった場合にはもう次はないということになるが、九条が死ぬ未来を変えることができるのだろうか。
そして、一番の謎ともいえる“犯人”。九条と鵜久森を突き落とした犯人が同一人物なのかもまだ不明だが、一番怪しいのはやはり相楽琉偉(加藤清史郎)だろう。九条によって問題を抱えた生徒たちが救われていく中、イジメの主犯格・相楽と西野美月(茅島みずき)は徐々に孤立を深めていく。そんな相楽の謝罪を拒んだ鵜久森に対して怒りを抱くのも納得ではあるが、ミスリードの可能性も大きい。相楽の指示に従い、非行を続ける浜岡修吾(青木柚)や「九条の映画を作る」と映像を撮り続けている星崎透(奥平大兼)も怪しいが、今後さらなるダークホースが登場するのか? 謎が深まり、さらにサスペンスフルな展開を迎えることは間違いなし。一瞬たりとも目が離せない。
9月2日放送・第7話「『向き合う』ことを恐れる貴方へ」
鵜久森が非業の死を遂げて以来、休校が続く鳳来高校。かけがえのない教え子を亡くして失意の九条は、運命を変えられなかった自分を責めながら鵜久森の葬儀に出かける。そこで出会った鵜久森の母・美雪(吉田羊)から受けた意外な言葉に、ふさぎ込んでいた九条の心は突き動かされることに…。さらに、夫・蓮(松下洸平)の支えにも胸を打たれ、彼女を“命を失った生徒”ではなく、“最後までその命を燃やし生き抜いた生徒”であったと証明するため、九条は29人の生徒が待つ3年D組の教室へと向かう。
【番組情報】
「最高の教師 1年後、私は生徒に■された」
日本テレビ系
土曜 午後10:00~10:54
日本テレビ担当 K・T
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