相葉雅紀がサラリーマン＆ヒットマンの“二刀流”の主人公で新境地開拓。「これまでの僕とは対極のハードな役柄」2023/08/28
相葉雅紀が、テレビ朝日系で10月にスタートする連続ドラマ「今日からヒットマン」（金曜午後11：15、一部地域を除く。開始日未定）で主演を務めることが分かった。サラリーマン×ヒットマンの“二刀流”主人公で、本格ガンアクションに初挑戦する。
「今日からヒットマン」は、むとうひろし氏による同名漫画を完全ドラマ化。妻に頭の上がらない、平凡なサラリーマン・稲葉十吉（相葉）はある日、偶然にも“二丁”と呼ばれるすご腕ヒットマンと出会ってしまう。突然“二丁”から自分の標的を殺害して自分の女を助けろと命令され、助からなかった時は、十吉と家族を皆殺しにすると言い出す。サラリーマンとヒットマンの“二刀流”の生活を送ることになる十吉だが、その根底にあるのは妻子を守るという“家族愛”。果たして大事件に巻き込まれた十吉の運命は？
本作の見どころの一つとなるのが、原作でも存分に描かれているガンアクションだ。相葉は主に銃の構えから入念に練習し撮影に臨んでいるそうで、基本的な構造や、実際にどのように持つのかなどを重点的に練習した様子。また、十吉がサラリーマンからヒットマン“二丁”へと変身する、優しく爽やかな相葉の雰囲気から一転して見せる、“ハードモード”な姿は必見だ。
脚本は、「ゴッドタン」（テレビ東京ほか）や「バナナサンド」（TBS系）など人気バラエティー番組の構成作家を務めるオークラ氏が担当。バナナマンや東京03の単独ライブにも携わっており、最近ではドラマ「ドラゴン桜」（TBS系）などの脚本も執筆し、ドラマファンのみならず、お笑いファンからも注目を浴びている。また、監督を務めるのは「トリック」シリーズや「警視庁アウトサイダー」（ともにテレビ朝日系）を手掛けた木村ひさし氏。コミカルでコメディタッチのドラマから、ハードなアクションも得意とする木村氏がどのように物語を構築するのか、期待が高まる。
普段は平凡なサラリーマンながら、誰にも知られてはいけないヒットマンとしての顔も持ち合わせる主人公のドタバタの日常は抱腹絶倒。そこに、ハードボイルドな犯罪劇の要素や手に汗握らせるガンアクションも加味され、ストーリーはジェットコースターのように加速していく。
連ドラ主演は「和田家の男たち」（同系）以来、2年ぶりとなる相葉。「お話をいただいた時から今までにやったことのないヒットマンという役柄をすごく楽しみにしていました！ 事前に原作コミックも読ませていただきましたが、まず設定が面白い！ サラリーマンでありながら、家族のためにヒットマンになる…。日常と非日常の狭間に立たされている主人公・十吉の心情がすごく興味深くて、一気に読んでしまいました」と作品に魅力された様子。
また、演じるキャラクターに関して「サラリーマンとヒットマンという特殊な二面性を持つ十吉ですので、僕自身と似ているなと思う部分こそ少ないのですが、十吉の、家族を思う気持ちや家族愛に関してはすてきだなと思います。…ただ、自分が彼の立場になった時に、同じことができるか？と言われれば、分からないですね（笑）。また、今回は相葉雅紀がヒットマン役に挑戦します。今までの僕にはない、まさに対極にあるようなハードな役柄になると思いますね」と意気込みを表し、「さらには銃を使ったアクションも多く、そこも見どころの一つです。楽しみに見ていただけたらと思います！」と新たなる挑戦に目を輝かせ、アピールしている。
原作者のむとう氏は「『金曜ナイトドラマ』の枠とはいえ、僕の漫画をテレビドラマで実写化するのは難しいと思っていたので、決定した時には驚きました。原作を多少変えなければならないのは承知の上で、その変化を加える作業に僕も参加させていただくことになりましたが、その作業は楽しくもあり、刺激にもなり、また時には葛藤もあり…制作スタッフの皆さまとアイデアを出し合いながら面白いものを目指して日々奮闘しております」と近況を明かし、「主演の相葉さんをはじめ、魅力的なキャストの方々がたくさん出演されるので、僕もドラマの完成を楽しみにしています。そして原作ファンの方々にも共によき変化を楽しんでいただけますように、また原作を知らない皆さまにもこのテレビ版『今日からヒットマン』が愛されますように願っています」とコメントを寄せている。
ドラマを手掛ける大江達樹ゼネラルプロデューサーは「この物語は、昼間はダメサラリーマンが夜になるとすご腕のヒットマンに変身するスーパーマンのようなお話ではありません。1人の平凡なサラリーマンが、とんでもない事態に巻き込まれ、もがき苦しみ、善と悪の狭間で葛藤する悲喜劇です。そんな主人公・稲葉十吉を実写化するとしたら、誰だったら一番見てみたいか？ 振り回されるサラリーマンとして最も感情移入できて、殺し屋が最も似合わない俳優…その答えは相葉雅紀さん以外に思いつきませんでした。家族を守るために追い詰められ、ヒットマンとして生きる道を選択せざるを得ない、窮地に立たされた相葉さんを見てみたい！ そして、ヒットマン姿が全然似合っていない相葉さんも見てみたい！ そんな思いを胸に衣装合わせに臨みました。しかし、一つだけ誤算がありました。ヒットマン姿の相葉さんは相当カッコいいです。疑っている皆さんは、本当かどうかその目で目撃してください」と呼び掛けている。
表の顔と裏の顔を、相葉がどのようなアプローチで体現してくれるのか、誰も見たことがない相葉に期待が高まる。
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