木南晴夏が「セクシー田中さん」でGP帯連ドラ初主演! 地味なOL×超セクシーなベリーダンサーの二つの顔を演じる2023/08/01
木南晴夏が、日本テレビ系で10月スタートの連続ドラマ「セクシー田中さん」(日曜午後10:30、開始日未定)で主演を務めることが分かった。木南は、ゴールデン・プライム帯連続ドラマ初主演となる。
「セクシー田中さん」は、発行部数100万部を誇る芦原妃名子氏による大人気漫画を原作に、昨年の連続ドラマ、今年9月公開の映画「ミステリと言う勿れ」(フジテレビ系)の相沢友子氏が脚本を手掛ける自分解放ストーリー。
主人公は、地味で友達も恋人もいない経理部のアラフォー会社員・田中京子(木南)。しかし彼女の裏の顔は……超セクシーなベリーダンサーだった。一方、同僚の派遣社員・倉橋朱里は、一見愛され女子だが、「若くてかわいい」ことにしか自分の市場価値はないと焦り、合コンに明け暮れるものの、むなしさと生きづらさを感じていた。そんな時、朱里は田中さんの“正体”を知り“我が道”を行く生きざまにひかれ、憧れていく。正反対な2人の関係性は化学反応を起こし、周りからのレッテルをはねのけ、新しい自分を見いだしていく。自分の幸せは自分で決めたい、「私も明日、背筋を伸ばして頑張ろう」と元気をもらえる“9笑って、1泣ける”ラブコメディーが展開される。
作品について木南は、「まず、ベリーダンスというところが、今まで漫画でもドラマでも見たことがなかったので、新しい着眼点だなと感じました。田中さんというキャラクターに関しては、まさに魅力の塊ですよね。私も同世代ですが、40歳という年齢で、周りからいろいろ言われるようなところもリアルだし、でもそれを田中さんは受け入れて、受け流して、胸を張って生きている姿がとても格好いい。同世代の女性でなくても、その生き方にみんな憧れて、勇気をもらえるドラマになるのではないかと思いました」と感想。
演じる田中さんに関しては、「田中さんを演じようと思うと、とても難しそうですね。ベリーダンサーと普段のOLという二つの顔があるというのは分かりやすいんですけれど、その中で、田中さんは実はファンシーなものが好き、でも自分自身は地味とか。ある時はすごくポジティブなんだけれど、またある時はすごくネガティブだし、センシティブだし。とても人間らしいところもあるけれど、人間らしくないロボットみたいなところもあって、“田中さんってこういう人”ってカテゴライズしづらいんです。ですので、1人の人間としていろんな面を、自分自身も迷いながらカテゴライズせずに演じていきたいなと思っています」と役柄を分析し、役作りについて触れる。
現在ベリーダンスのレッスンを受けているという木南は、「すごく楽しいです! 元々ダンスが好きというのもありますけれど、ベリーダンスは今まで踊ったことのないタイプのダンスでした。年をとってから始める方も多いみたいで、入り口としてはすごく受け皿が広くて楽しいんですけれど、でも『えー! 何その動き!?』みたいな、先生の動きを見て『どこがどう動いてそうなるんですか?』みたいな部分もあって(笑)。突き詰めるとなんでも奥が深いんだと思うんですけれど、そういう動きが難しいですね。あとは女性らしさ。とにかく先生がよくおっしゃるのが、『踊っている時は、自分が世界で一番いい女だと思え!』と。ベリーダンサーの方たちは皆さん『全人類をとりこにしてやろう!』というくらいの自信満々な気持ちで踊るんだそうです。だからとにかく『私! 今から踊りまーす!!』みたいなテンションで、自信を持て、胸を張れといつも言われています」と、楽しみつつも難しい動きに奮闘していることを伝える。
そして、実際に体験することで、「田中さんという女性がベリーダンスで変わったというのは、『こういうことなんだな』って分かりやすかった」と語り、「とにかく『自信を持て!』『胸を張れ!』って言われ続けるのは、見る人を魅了しようという気持ちにならないと踊れないダンスだから。田中さんが変わるきっかけとして、とても理解できるなと思いました。私も自信を持てる女性になりたい、先生みたいになりたいって思います」とコメント。
また、「セクシー田中さん」にちなんで、「○○木南さん」だったら〇〇には何が入るか尋ねると、「パン好きってすごく言っていただけるので『パン好き木南さん』みたいにパンが枕詞に付くことが多いですね。今後はこのドラマをきっかけに“セクシー”を目指そうかな。目指すは『セクシー木南さん』」と笑い、田中さんのような隠されたもう一つの顔については、「自分がどういうイメージかあまり分かっていないんですけれど……普段はすごく息つく暇もないぐらい動いて生きています。スケジュールを埋めるのが生きがいといいますか、何もしない日はあまり作らない。スケジュールを入れたいんです。何も入れられない時は、何か作品を見るとか。本当はゆっくりしたいんですよ、すごくゆっくりしたい! 1日ダラダラして携帯見て、ソファから動かないみたいな日も作りたいんですけれど、分刻みで動いちゃいますね。『ご飯を食べる時間がない! どうしよう!』みたいにずっと時間に追われてて、『なんで私、こんなに切羽詰まって生き急いでいるんだろう?』って自分でも疑問です」と知られざる一面を明かしている。
そして視聴者に向け、「『セクシー田中さん』は、みんながみんな、それぞれ自分の道を歩いていいんだと背中を押してもらえる、生きる勇気を与えてくれるようなドラマになると思います。ぜひ、楽しみにしていただければうれしいです」とメッセージを寄せている。
原作の芦原氏は、「音楽やダンス、ショーの臨場感、私の画力じゃ表現し得ないものがたくさんあって、日頃歯がゆい思いをしながら漫画を描いています。凛としてるけど繊細で、強くて弱くて大人で少女のような多面的な田中さんを、きっと木南さんならより魅力的に演じてくださるはず。音楽とダンスとすてきなキャストの皆さんとのコラボ、楽しみにしています!」と映像化への期待を語る。
本作を手掛ける日本テレビコンテンツ制作局の大井章生プロデューサーは、「な、なんなんだ、この漫画は!? 原作コミック『セクシー田中さん』を読ませていただいた時に、最初に思ったことです。主人公が実はベリーダンサー!? しかも出てくる登場人物たちがみんな癖が強い! そして笑って読んでいたら、グッと心引き込まれる物語が待っていて…。木南晴夏さんとは、過去他ドラマでもご一緒させていただいたことがあり、その圧倒的な演技力にド肝を抜かれました! 今回『田中さん』を演じることを引き受けてくださり、すぐにベリーダンスのレッスンに入ってくださった時は『田中さんが動いた!』と感謝感激でしたし、地味な経理部の田中さん・ベリーダンサーの田中さんをどう演じてくださるのか、今からワクワクが止まりません! 一体どんなドラマになるのか!? まだ撮影前ですが、とても楽しみです! 田中さんをはじめ、この物語の登場人物たちが、自分の殻を破り『なりたい自分』になろうとする姿は、一歩踏み出す勇気をくれるものです。個性的なキャラたちが『生きづらさ』に立ち向かい奮闘する姿をコミカルに描き、笑って元気がもらえるドラマを日曜の夜にお届けしたいです!」と意気込んでいる。
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