「晩酌の流儀2」栗山千明が大切にしている考え方――「“明日は明日の風が吹く”という気持ちでいなきゃなと思っています」2023/08/04
テレビ東京系で放送中の「晩酌の流儀2」。不動産会社の営業・伊澤美幸(栗山千明)が、“1⽇の最後に飲むお酒をいかにおいしく飲むことができるか”をモットーに奮闘していくドラマです。今回は、そんな主人公を演じる栗山さんに、セリフの覚え方などの撮影秘話や、美幸が持つようなモットーについてお伺いしてみました!
――どのようにセリフを覚えているんですか?
「作品の内容にもよるんですが、本作の場合だと専門用語もなく、日常会話の延長だったりするので、やりとりの内容を理解していれば何回か読んでいるうちに覚えられますね。でも、刑事モノなどセリフに難しい言葉が出てくる時には、口が慣れるようにそのフレーズをひたすら言って練習したりして。迷いがなくセリフが出てくるっていうのが、その職業の方たちを演じる上では大事だと思うので。その言葉を発した時に違和感がないようにしたいので、そのように覚えています。だから、作品の内容によっていろいろと変わってきますね」
――そうすると、本作のセリフ覚えはそこまで大変ではなさそうな…。
「美幸はモノローグが多くてあまりセリフもないですしね。今回セリフが一番多いのは、おかやまはじめさん演じる海野二郎さんです(笑)。だから、不動産会社のシーンでは、実際の撮影時にやる掛け合いで生まれる空気感や間を大事にしています」
――貴重な裏話をありがとうございます! ドラマからは少し離れるのですが、栗山さんが日々過ごされる上で、大切にしている考え方や座右の銘があれば教えていただけますか?
「私自身が結構考え込んでしまうタイプで。気にしてもしょうがないことを時間をかけて考えてしまったりするんです。だからこそ、“明日は明日の風が吹く”という気持ちでいなきゃなと思っています。座右の銘というほどではないんですが、それは意識していますね」
さまざまな作品に出演されているからこそ、演じる役柄や作品へのリスペクトが伝わってきます。また、あわせてすてきなモットーも明かしてくれた栗山さんでした!
8月4日放送の第5話では、美幸の元へ、情熱的な部屋を探すスペイン人のホセ(源ガブリエル)が訪れます。いつも以上に情熱的に物件を探す美幸ですが、晩酌のために定時で帰宅するというルーティンは変わりません。帰り道、“情熱的な部屋”について頭を悩ませていた美幸は、偶然ホセに遭遇し、誘われるまま人生初のフットサルに挑戦することに。美幸は悪戦苦闘しながらも“情熱”とは何かを考えますが…。美幸が行き着く情熱的な晩酌&部屋とは…!? ご期待ください!
【番組情報】
ドラマ25「晩酌の流儀2」
テレビ東京系
金曜 深夜0:52~1:23
取材・文/鬼木優華(テレビ東京担当)
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