高橋大輔&村元哉中、鍵山優真らが出演! “りんスポ”創立50周年イベントをGAORA SPORTSで独占放送2023/08/03
5月21日に開催された大阪府立臨海スポーツセンター、通称・りんスポの創立50周年記念感謝祭に、OBスケーターである高橋大輔さん、田中刑事さん、村上佳菜子さん、町田樹さんをはじめ、高橋さんのアイスダンスパートナーである村元哉中さんや現役スケーターの鍵山優真選手らが参加。りんスポでスケートを学ぶ生徒たちも参加し、大きな盛り上がりとなりました。今回は、GAORA SPORTSで8月6日に独占放送されるこのスペシャルイベントのハイライトをリポートします。
トップバッターとして登場したのは田中さん。現役時代のプログラム「メモリーズ」、アンコールでは「映画『シャーロック・ホームズ』より」を披露。コーチとしても活躍中の田中さんは「最近はコーチとして利用させていただくこともあり、懐かしさよりも感謝の気持ちが大きかったです。リンクを続けるのは簡単なことではありません。リンク主催のアットホームなショーができたのはうれしいですし、まだまだこのリンクから世界に出ていく選手を見たいです」と語りました。
2番手で登場したのは、村上さん。しっとりとした「Scars To Your Beautiful, Mee Too」で観客の目をくぎ付けにした後、アンコールでは満面の笑みで「ジャンピング・ジャック」のステップを披露し、観客を大いに盛り上げました。演技後、「『ジャンピング・ジャック』は高校1年生の時のプログラムなんですが、今ならではの味のある演技を見せられたかなと思います」と感想を述べ、「スケーターにとって常設リンクは本当に貴重なもの。続けていくためにこれからも協力したいです」と感謝の思いを伝えました。
現在、國學院大學で助教として教鞭をとる町田さんは、トークでイベントに参加。りんスポでの思い出を語るとともに、「モチベーションの上げ方」など、りんスポに通う若きスケーターからの質問にも答えました。アイスショー後の囲み取材では「私にとってのホームリンクです。ここがなければ、五輪出場もありませんでした。(リンクを)1日でも長く存続してほしいです。施設を守り、発展させていく上で、いいイベントだったと思います」と未来へ思いをはせました。
サプライズゲストとして鍵山選手が登場すると、観客からは大きな拍手と歓声が沸き上がりました。鍵山選手は新エキシビションナンバー「Werther」と、2022-23シーズンのフリー「Rain,In Your Black Eyes」を滑り、昨シーズンのケガからの復調をアピール。りんスポで滑るのは初めてだという鍵山選手は「お客さんがすごく温かく迎えてくださって、緊張がほぐれました。50年も続くのはスケートリンクではすごいことだと思います」とコメントしました。
アイスショーのラストを締めくくったのは、5月1日に現役引退を発表した村元哉中さんと高橋大輔さん。しっとりとしたエキシビションナンバー「Love Goes」を披露し、つづくアンコールでは、’21-’22シーズンのリズムダンス「Soran Bushi by Maia Barouh & Koto by CloZee」の軽快なステップで会場を沸かせました。
また、高橋さんと村元さんへの新たな門出を祝し、後輩である田中さんと村上さんから花束が贈呈されました。
演技後、高橋さんは「久々に(りんスポの)イベントに参加することができましたが、活気があってよかったです。ここから世界に出ていくスケーターが出てくれるといいなと思います」とリンクの未来に期待を寄せました。そして、かつてリンクの存続の危機の際に募金活動を行ったことも振り返り、「こうやって存続できたのは、大きかったです。地方に一つずつ通年リンクができれば(スケートの)裾野も広がっていくと思います」と、スケート界全体の成長も願いました。
小さな子どもから60歳以上の大人まで、りんスポでスケートを学ぶ生徒全員によるグループ演技なども披露され、大成功で幕を下ろした「大阪府立臨海スポーツセンター創立50周年記念 感謝祭」。この模様は、8月6日にGAORA SPORTSで、ぜひご覧ください。
撮影/麻生えり
【番組情報】
「感謝のアイスショー~高橋大輔・村元哉中・鍵山優真・町田樹・村上佳菜子・田中刑事ら出演~」
GAORA SPORTS
8月6日 午後7:00~9:00ほか
【番組公式サイト】https://www.gaora.co.jp/winter/3748950
【雑誌情報】
「KISS&CRY 氷上の美しき勇者たち Vol.49 真夏のアイスショー 特集号」(表紙・巻頭特集/宇野昌磨選手)
発売中
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