中村倫也主演「ハヤブサ消防団」で猛特訓の末に放水に挑戦! 本物の消防車&エキストラ275人が結集2023/07/11
テレビ朝日系で7月13日にスタートする連続ドラマ「ハヤブサ消防団」(木曜午後9:00。初回は拡大スペシャル)。ドラマ撮影が快調に進む中、主演の中村倫也、ヒロイン役の川口春奈、消防団員役を演じる満島真之介、岡部たかし、梶原善、橋本じゅん、福田転球、生瀬勝久が、現役で活躍している消防車や275人のエキストラを動員した大規模な消防操法大会のシーンに挑戦。一致団結して“放水”を披露した。
「ハヤブサ消防団」の原作は、数々のヒット作を世に送り出してきたベストセラー作家・池井戸氏の最新作であり、氏の“もう一つの真骨頂”ともいえる新機軸のミステリー。物語は、スランプ気味の作家・三馬太郎(中村)が亡き父の故郷である“ハヤブサ地区”に移住するところから幕を開ける。都会のストレスから解放され、穏やかな生活をスタートしたはずの太郎だったが、地元の消防団に加入したのを機に、連続放火騒動に巻き込まれ、住民の不審死など怪事件にも遭遇。ハヤブサを守るべく真相を追ううち、集落の奥底にうごめく巨大な陰謀に突き当たる。ハヤブサの深層で一体何がうごめいているのか? 予測不能な怒濤(どとう)のストーリーが展開する。
消防操法大会とは、消防団員たちがポンプ、ホースなどの操作をどれだけ素早く正確に行うことができるか、日頃の訓練の成果を発表し競い合う場のこと。ドラマでは第2話で、太郎たちハヤブサ消防団メンバーが町の消防操法大会に出場するのだが、なんとこのシーンのために消防庁をはじめ、消防団関係者が全面協力した。消防庁職員や消防団員による指導をクランクイン前から受けたほか、分団長役・宮原郁夫役の橋本にいたっては、休日返上で消防団員の友人に所作を指導してもらったという。
このシーンの撮影当日も消防関係者たちが全面的にバックアップ。本物の消防車がずらりと集結したほか、100人以上の消防団員がエキストラ出演するなど、大がかりなロケが敢行された。
さまざまな形で消防関係者たちの協力を受けた中村らは、そのエールに応えるためにも練習を重ね、本番に臨んだ。一致団結して放水を見せるが、ハヤブサ消防団の成績は? 思わぬハプニングが巻き起こることに!?
大会シーンの撮影をやり遂げ、中村は「クランクイン前にみんなで消防操法の講習を受けましたが、初めてやるため分からないことだらけでした。でも、僕が演じる太郎も同じように初心者なので新鮮な感覚を持ったまま練習のシーンに参加し、消防操法大会シーンにも挑みました。今回の撮影で、やればやるほど理解度が深まり、動きの熟練度、スピード感も増していくものだなと、あらためて実感しましたね」と手応えを得た様子で、「消防操法大会の撮影では100人規模の消防団の方々が協力してくださったこともあり、分からないことも丁寧に教えてくださってものすごく安心感がありました。この『ハヤブサ消防団』の見どころの一つとなるような、ぜいたくで躍動感あふれるシーンになったのではないでしょうか!」と達成感に満ちた表情で、その出来栄えをアピールした。
消防団のキャストの活躍を見ていた、映像ディレクター・立木彩役の川口は「皆さん、カッコよかったです! 私は消防操法大会というものに触れるのも今回が初めてだったので、視聴者の皆さんと同じ目線で拝見しましたが、チームプレーの重要性を感じ、かつ体力勝負だなという印象でした。中村さんをはじめ、消防団員役の皆さんが訓練を受けているというお話は聞いていたのですが、動きはもちろん細かいルールがたくさんあって、本当に大変だっただろうなと感じました。これからも消防団員の皆さんは大変なシーンがめじろ押しだと思いますが、ひとまずお疲れさまでした!」と健闘を称えた。
ハヤブサ地区で太郎の親友となる藤本勘介を演じる満島は、「先輩方が頑張っているのですから、自分も頑張るしかないと思って撮影に臨みました。先日、長回しで撮影した火災シーンをみんなで乗り越え、消防操法大会に向けた練習のシーンもこなし、しっかりとチームワークができたタイミングで、この大会シーンの撮影ができて本当によかったです。久しぶりに運動会をみんなでやっているような気分になってとてもワクワクしました。気持ちが上がりすぎて、“火消し”なのに心が燃えちゃいました(笑)」と声を弾ませる。
徳田省吾役・岡部は「練習したのは少し前だったので忘れていることもあるかなと思ったのですが、撮影前に質問したらすぐに思い出すことができました。本番では以前より、なぜかすごく速く走れた気がしました!」と語り、森野洋輔役・梶原は「最初はどうなることかと思いましたが、練習を重ねたおかげで順調に撮影できたので、本当に訓練を重ねてよかったなと思っています。人間、多少なりとも記憶力はあるもので…(笑)、今回はその記憶力のおかげでやってのけることができたと思います。いい経験になりました」と振り返った。
また、宮原郁夫役・橋本は「僕が演じる宮原郁夫は消防操法大会では指導者の立場のため、消防庁で練習した時も、実は遠くでみんなを見ていただけ…。それぞれどんなことをやっているのか細かく分からない状況だったため、個人的に消防団の友人に頼み込んで、『ハヤブサ消防団』のみんなが練習したことをすべて体験させてもらったんです。だから今回の消防操法大会の撮影ではそれをリアルに想像し、かつ、みんなで頑張った火災のシーンの記憶を加えて、一緒にやっている気持ちで臨みました。満島くん同様、“火消し”なのですが、すごく燃えました! このチーム、最高!」と興奮冷めやらぬ様子を見せた。
賀来武彦役・福田は「私の役柄は、ハヤブサ地区唯一の居酒屋店主で消防団の協力団員です。練習には参加していなかったため、今回初めてロケに加わっていろいろな洗礼を受けました。これだったら、練習に呼んでもらっていた方がありがたかったなと思ったぐらいです(笑)。今回はロケ会場の雰囲気が見事に大会らしさを演出していて、私も大会に出てみたいなという気持ちになりました」と苦労をにじませながらも、リアルな現場の光景に感動。
ハヤブサ消防団部長・山原賢作役の生瀬も「本物の消防団の方々が応援に駆けつけてくださったので、皆さんの前で披露する緊張感がありましたね。消防団の方は、僕が競技中のセリフを間違えたら、『ただいま“より”ではなく、ただいま“から”ですよ』などとすぐにアドバイスしてくださり、僕らだけでなく、この現場全員でシーンを作っていることが感じられてうれしかったです。ハヤブサ消防団は、未熟なところもあるチーム。完璧なお芝居じゃなくてよかったので、そこにちょっと救われました(笑)。プロの方々が見るとまだまだだと思われるでしょうが、全員、一生懸命やりました。ぜひ、この消防操法大会のシーンも楽しみにしていただきたいですね」と俳優陣だけでなく、エキストラの消防団員たちとの一体感を味わったことを報告した。
抜群のチームワークを誇るハヤブサ消防団のシーンはほっこりムードだが、その一方、ハヤブサ地区を襲う連続放火事件の闇が深い。戦慄(せんりつ)の田園ミステリーにますます期待が高まる。
この記事をシェアする
ドラマガイド(最新シーズン)Drama Guide Season
【2025年冬】TVドラマガイド
2025年の冬(1月・2月・3月)にスタートする連続ドラマを曜日別で特集!
大河ドラマ「べらぼう」、奈緒×松田龍平W主演「東京サラダボウル」、黒木華や佐藤大樹らが出演する「風のふく島」、山田杏奈主演「リラの花咲くけものみち」のほか、深夜ドラマやBS放送の新着ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポート情報などを順次公開!
【2024年秋】TVドラマガイド
2024年の秋(10月・11月・12月)にスタートする連続ドラマを曜日別の一覧で大特集!
朝ドラ「おむすび」、月9「嘘解きレトリック」、柳楽優弥×坂東龍汰「ライオンの隠れ家」、松本若菜×田中圭×深澤辰哉「わたしの宝物」、菊池風磨主演「私たちが恋する理由」、現代版「若草物語」や「ザ・トラベルナース」など注目作のほか、深夜ドラマやBS放送の新ドラマを含め、出演者、主題歌、あらすじ、記者会見リポートなど、最新情報を随時更新☆