ロングコートダディ、見取り図、レインボー、ヨネダ2000、昨年王者・レイジークラフトが「ハイスクールマンザイ2023」開幕式に登場! 堂前、高校時代は「恋愛と数学」に熱中【会見リポート】2023/06/29
高校生の漫才コンテスト「ハイスクールマンザイ~H-1甲子園~2023」の開催が発表され、6月29日、お笑いコンビのロングコートダディ、見取り図、レインボー、ヨネダ2000が東京・渋谷のヨシモト∞ホールにて行われた開幕式に登壇した。
「ハイスクールマンザイ~H-1甲子園~」とは、日本全国から高校生たちが自らの可能性を信じ、自らの夢を実現させるために「高校生No.1漫才師」の名を懸けて熱く戦うイベント。今年で21回目となる今回のキャッチコピーは「愛されたいなら、漫才せぇ!」。優勝者にはお笑い奨学金50万円のほか、NSC特待生(年間授業料免除)といった特典が贈られる。
会見には昨年チャンピオンのコンビ・レイジークラフトも出席し、今大会のメインアンバサダー東代表を務めるロングコートダディに優勝旗を返還。高校3年生で王者となったレイジークラフトの2人は、優勝賞金で購入したというスーツに身を包んで登場した。
高校卒業後、石山蓮也は京都、安本悠人は東京の大学に進学。スーツはそれぞれで購入したそうで、安本は「今日初めて相方とスーツ姿で会ったんです。見てみたら、薄味のカベポスターさんみたい(笑)」とはにかむ。大学では共にお笑いサークルに所属したことを明かし、「優勝してNSCの授業料免除の特典もいただいたので、『2人で入りたいなぁ』って話はしています」と意欲的な表情を見せた。
憧れの存在を聞かれると、安本は「『M-1グランプリ』がめちゃくちゃ好きなので、笑い飯さんに憧れています。昨年『ハイスクールマンザイ』の決勝の審査員もしていただいて。うれしかったです」、石山は「バラエティー番組が好きなので、明石家さんまさんに憧れています。大きいとこいくんですけど(笑)。人としても芸人としても尊敬しています」と目を輝かせた。
会見終了後には囲み取材を実施。「高校時代、熱中していたことは?」と尋ねられ、「ハイスクールマンザイ」出場経験のあるレインボー・池田直人は「まさに『ハイスクールマンザイ』に熱中していました。当時の彼女に客席に見に来てもらって、最後『もうええわ』の時にちょっと彼女の方を見るみたいな。そういうファンサービスというか、愛を伝えていました(笑)」と振り返る。レインボー・ジャンボたかおは「めちゃくちゃ厳しいバレー部で。全然うまくなかったんですけど、背が高いだけでレギュラーに選ばれました。飯をめちゃくちゃ食わないといけない部活だったんですけど、飯だけは誰よりも食えたので、5kgのチャレンジラーメンに挑戦したら、完食できたんです。賞金5000円をもらって、さらにそれを見ていたサラリーマンに『感動した』って1万円もらいました」と思い出を語った。
「サッカー部で。サッカーに熱中していました」という見取り図・リリー。相方の盛山晋太郎が「背番号とポジションは?」と聞くと、リリーは「10番でトップ下」と誇らしい表情に。一方、盛山は「電車通学だったんですけど、僕の地元の駅で5分くらい停車して走り出すという電車で。僕がその駅で降りた後、まだ乗ってる同級生たちを笑かすためにチャリンコで並走してました。それに3年間費やしました」と青春時代を思い返した。
ロングコートダディ・兎は「岡山出身なんですけど、岡山って“晴れの国”と言われていて。高校1年生の最初の頃、雨が降った日に登校するのが面倒くさくなっちゃって、『雨降ってるから学校行かない』って言っちゃったんです。そしたら親がそれをそのまま学校に伝えたようで、『雨が降ったら休む』というキャラになってしまいました。高校3年間、それを守り抜くのに必死で、雨の日は1回も学校に行かなかったです。出欠を取る時、先生も『高橋(兎の本名)は…あぁ、雨か』となっていたらしいです」と逸話を披露。ロングコートダディ・堂前透は「恋愛と数学」とだけ言い切り、周りがざわざわしていると「どっちも同じくらい面白かったんで」と補足した。
ヨネダ2000・愛は「夏になると、カブトムシの幼虫を30匹くらい育てて、カブトムシ好きの男の子に配っていました」と夏らしいエピソードを。ヨネダ2000・誠は「アニメが好きで。一番影響された一言を言います。『へけっ!』」と、「とっとこハム太郎」のキャラクター・ハム太郎の口ぐせを披露。すると盛山も「僕も影響を受けたセリフあります。『お残しは許しまへんで!』」、堂前は「僕もこれだけを信じてやってきました。『オッス! オラ悟空!』」と続けてみせた。
「ハイスクールマンザイ2023」は本日6月29日よりエントリー開始。メインアンバサダー西代表はさや香が務める。
【大会情報】
「ハイスクールマンザイ~H-1甲子園~2023」
エントリー期間:6月29日~8月31日
決勝戦&配信:12月(予定)
取材・文・撮影/宮下毬菜
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