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Adoの新曲「向日葵」が「18/40」の主題歌に決定。男性ブランコ・浦井、佐野ひなこ、坂口涼太郎らの出演も発表2023/06/27

Adoの新曲「向日葵」が「18/40」の主題歌に決定。男性ブランコ・浦井、佐野ひなこ、坂口涼太郎らの出演も発表

 Adoの新曲「向日葵」が、TBS系で7月11日にスタートする連続ドラマ「18/40~ふたりなら夢も恋も~」(火曜午後10:00。初回は15分拡大)の主題歌に決定した。AdoがTBSドラマの主題歌を担当するのは、本作が初となる。

 福原遥と深田恭子がダブル主演を務める「18/40~ふたりなら夢も恋も~」は、キュレーターになるという夢に向かって歩き始めた18歳の妊婦・仲川有栖(福原)と、恋を後回しにしてきたビジネスパーソン・成瀬瞳子(深田)の生き方も正反対の2人の女性が、年の差を超えたシスターフッド(=女性の絆)を築き、それぞれ訳あり男子と恋に落ちるラブストーリー。タイトルの“18/40”は、主人公2人の年齢を表しており、今の時代の女性の生き方や悩み、葛藤をそれぞれの目線で描く、龍居由佳里氏と木村涼子氏による脚本のオリジナルストーリーとなっている。有栖と瞳子がそれぞれ恋に落ちる訳あり男子役を、鈴鹿央士、上杉柊平が演じる。

 主題歌となる「向日葵」は、Adoの歌の新境地を感じさせるような、繊細かつ大胆な歌唱表現が聴きどころ。作詞・作曲はシンガー・ソングライターのみゆはんが手掛け、編曲はボカロPの40mPが担当する。

 Adoは「主題歌を担当させていただけること心からうれしく思います。向日葵のようにまっすぐな“あなた”への憧れと感謝の歌です。ドラマと主題歌、楽しみにしていただけますと幸いです」とメッセージを寄せている。

 ドラマを手掛ける韓哲プロデューサーは「主題歌をAdoさんにお願いしたいと思ったのは、ドラマの企画が立ち上がった当初からでした。偶然出会った18歳の女性と40歳の女性が、それぞれ人生の岐路に立ちそれぞれの悩みを抱えながらも、夢を諦めず、支え合って絆を築いていく物語のラストを、新世代を代表する20歳のAdoさんのその唯一無二の歌声で包み込んでもらいたいと熱望し、オファーさせていただきました」と起用理由を明かす。

 そして、「Adoさんの歌声が入った最初のデモをロケ先でいただいて聴いた時、これまで聴いたAdoさんのどの楽曲とも違う、僭越(せんえつ)ながら新境地ともいえる歌に圧倒され、その紡がれた言葉とメロディーに、18歳の有栖と40歳の瞳子の大切なシーンが重なって思わず涙が流れました」と心を動かされたことを伝え、「ヒマワリのように温かく明るいまなざしで、有栖と瞳子の絆に寄り添う歌であり、ドラマの中に生きるすべての登場人物たちの関係にも寄り添うような曲だと感じています。この物語で大切にしている『困難な中でも夢を諦めない尊さと、その人を応援し支える存在のかけがえのなさ』というメッセージを、このAdoさんが歌う『向日葵』と一緒に受け取っていただきたいです。毎話描かれるエピソードに寄り添って、『18/40~ふたりなら夢も恋も~』という物語にまぶしい輝きを与えてくれることが楽しみでなりません。この夏、この素晴らしい曲をぜひたくさんの方に聴いてもらいたいです」と訴えている。

Adoの新曲「向日葵」が「18/40」の主題歌に決定。男性ブランコ・浦井、佐野ひなこ、坂口涼太郎らの出演も発表

 さらに、佐野ひなこ、坂口涼太郎、葵揚、菊池日菜子、男性ブランコ・浦井のりひろの出演も発表された。

 連続ドラマにレギュラー出演するのが本作が初となる浦井は、瞳子が勤める「BVアート」で彼女の直属の上司にあたる本部長・寺田孝志を演じる。寺田は「BVアート」の親会社である不動産会社の「BVリアルエステート」から出向していてアートに関しては全くの門外漢。本社時代は黒澤祐一(髙嶋政宏)の社長秘書だったが、今は瞳子が優秀すぎるため、いずれ自分のことを抜いて出世していくのではと恐れている。時代に遅れまいと焦る一方、根っこに染みついたハラスメント気質が顔を出してしまうキャラクターだ。

 浦井は「初めての連続ドラマのレギュラーで分からないことだらけですが、黒澤社長を演じる髙嶋政宏さんに、演技でもそれ以外でもぴったりとひっつかせていただいています。瞳子に嫌みを言うやっかいなヤツですが、最終回までに心境の変化は訪れるのかも含め、皆さまと共にドラマを楽しみたいと思います。ちなみに寺田は45歳の設定で、実年齢より10も上の役をいただいてしまったので、もう学生コントはやめた方がよさそうです!」とユーモアを交えて意気込みを語る。

 また、佐野が務めるのは、瞳子の直属の部下である伊藤茜役。茜は憧れの先輩でもある瞳子を後輩として支えながら、自身もアートスペシャリストを目指している。その一方で、髪を振り乱して仕事をする瞳子のような女性の先輩たちがちょっと苦手でもあるという役どころ。

 佐野は「深田恭子さんと福田(亮介)監督とは、以前『ダメな私に恋してください』(同系)でご一緒させていただき、またご縁あって今回再びお仕事ができて、とてもうれしいです。自分自身、答えがまだ見つけられていない結婚や妊娠、キャリアアップについて、このドラマを通して何か共感できることや、答えの手がかりになるものを視聴者の皆さんと一緒に探していけるよう、作品作りに携わっていきたいと思います。『BVアート』のシーンは、ドラマの中でもほっと一息つけるようなところとしてもお届けできたらいいなと思っているので、ぜひぜひ楽しみにしていてください!」と意欲を燃やす。

 坂口は「BVアート」が経営するアートカフェ「Color」の店長・本橋和也役。本橋は海外生活でアートに目覚め、帰国後、アートカフェの求人を見たことをきっかけに就職して店長となった。瞳子のことを尊敬しており、その縁で有栖とも深く関わるようになる。

 本作が初のTBS連ドラレギュラー出演となる坂口は、「私はアートが大好きなので、すてきな作品に囲まれたアートカフェ『Color』の店長としてこの作品に参加できて光栄です。生活や身近なところにアートを添えてみたくなるような、お近くのアートカフェやアートスペースに出かけてみたくなるような、ワクワクする存在感でドラマにColorを添えられたら幸いです」と抱負を述べ、「アートカフェ『Color』のロゴや毎回変わる展示作品は全て現在活躍されている現代アーティストの方々の作品ですので、そちらもぜひご期待ください」とアピール。続けて、「このドラマが、18歳だろうが40歳だろうが、この島に生きる女性やあらゆる性の方々が、自分の人生や身体のことについてもっと自由に選択できるColorfulな社会に変わっていく後押しになることを心から願っております」とメッセージを寄せている。

 「BVアート」のテクノロジーデザインチームに所属する鮫島勇樹を演じる葵は、福原とはNHK連続テレビ小説「舞いあがれ!」で町工場の工員役として共演したことが記憶に新しいが、深田とは今作が初共演。鮫島はチームリーダーとして瞳子の要望を聞く窓口的存在で、瞳子が所属するアートチームの面々との関わりも多く、チームの垣根を超えた人間関係を構築している快活な男だ。

 葵は「撮影は既に始まっており、チーム全体で一体感が生まれつつあるのを感じています。自分が演じる鮫島について、事前にいただいた資料の家族構成欄には『父・姉・妹』とありました。僕自身は女きょうだいがいないため、鮫島にとっての母の不在や姉・妹という存在の影響を想像し、キャラクターを固めていく作業は私にとって『女性』への理解を深める意味のある時間となりました。今回の作品で描かれる『シスターフッド』とその周囲の環境に、自分のキャラクターをどのように向き合わせるかを引き続き模索していきます。ぜひ放送を楽しみにしてください!」と役作りについて触れている。

 連ドラへのレギュラー出演は本作が初となる菊池は、瞳子の直属の部下で、瞳子や茜のアシスタント業務を担当する浜田きらら役を担う。浜田は学生時代にアート展示会の広報インターンをしていた経験から、SNS関連の運用を任されている。ゴシップ好きであり、Z世代らしく思ったことは上司が相手でも口にできるタイプだ。

 菊池は「きららは自分の中に浮かんだことは物おじせずに口に出せるような女性で、きっとこれまで主張しつつも柔軟に生きてきたのだろうと想像しています。私自身初の会社員役ということで、探りながら丁寧にきららの輪郭をなぞっています。繊細な題材を扱うこの作品の中で、共感や希望を感じられる一要因になるべく、目をそらさずに挑んでいこうと思います。数カ月、皆さまと画面の中からお会いできることを楽しみにしております」と演じるキャラクターの人物像を掘り下げながら、撮影に臨んでいる。


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