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与田祐希「再びリコを演じることができてうれしい」――「量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-」インタビュー2023/06/29

与田祐希「再びリコを演じることができてうれしい」――「量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-」インタビュー

 テレビ東京系にて6月29日より放送を開始する「量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-」。2022年に放送された「量産型リコ -プラモ女子の人生組み立て記-」とは異なる世界線を描いた物語で、前作に出演したキャスト陣が同姓同名の全く異なる役柄を演じるというユニークな作品です。

 主人公の小向璃子(リコ/与田祐希)は前作ではイベント企画会社に勤める社員でしたが、今作では大学時代の仲間と立ち上げたスタートアップ企業の社長に。周りとは違うと思って走ってきた若者たちが“人生のオリジナリティー”に葛藤し、プラモデルをきっかけに大人の階段を上がっていくホビー・ヒューマンドラマです。

 TVガイドwebでは、主人公のリコを演じる与田祐希さんにお話を伺いました。

――今回、「量産型リコ」のシーズン2を撮影するとお話を聞いた時の感想をお聞かせください。

「またこのようなお話をいただけて素直にうれしい、ありがたいという気持ちです。前作を見てくださったファンの方々や周りの方にすごく良かったって言っていただけていたので、それを超えるものを今回できるのか、私自身が演じられるかという不安はあったんですけど、同時に楽しみでもありました。それと、久々にキャストの皆さんとお会いできるのがすごく楽しみでした」

――1年ぶりの撮影ですが、撮影現場の雰囲気はいかがでしょうか?

「空き時間とかはすごく平和で楽しい空気感なんですけど、撮影が始まると完全にもう演じるキャラクターになるので、皆さんが引っ張ってくれるからこそ、自分自身もしっかりと演じることができてやりやすかったです」

与田祐希「再びリコを演じることができてうれしい」――「量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-」インタビュー

――前作のリコと今作のリコの違いはありますか?

「前作と違うリコという感じもするんですけど、育ってきた人生や環境が違うだけで、根っこは同じなんですよ。今作のリコは社長になるんですけど、元々社長をやりたいと思っていたわけではないんです。ただ偶然、高木真司(望月歩)と浅井祐樹(前田旺志郎)の2人に出会い、その2人との会話の中で起業することになって、じゃんけんで社長を決めたので、全く違う人物というよりは、同じ1人の人物がいて、今回みたいに生きてきたら、今作のようなリコが出来上がるんだろうなって思います」

――最後に、見どころをお願いします。

「前作はリコが量産型というところから物語がスタートしたんですけど、今作はリコだけじゃなくて、一緒に会社を立ち上げた真司、浅井の3人まとめて量産型と言われるところから物語がスタートします。ユニコーン企業を目指す量産型のチームが、プラモデルと出合い、さらに新たな仲間と出会って少しずつ成長していくので、新鮮な気持ちで見てもらえたらと思います」

 お話を伺い、新たな装いで帰ってくる「量産型リコ」ワールドが楽しみになりました。6月29日放送の第1話では、リコは大学の同級生である真司と浅井の3人でスタートアップ企業を立ち上げる。ユニコーン企業を目指すために、オリジナルのアイデアをひねり出そうといつもと違う帰り道を歩いていると「矢島模型店」を見つけ…。ぜひご覧ください!

【番組情報】

木ドラ24「量産型リコ -もう1人のプラモ女子の人生組み立て記-」
6月29日スタート
テレビ東京系
木曜 深夜0:30~1:00

取材・文/テレビ東京担当 K.M



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