25日、日曜日の夜は賢いニホンザルに癒やされてみては!?2023/06/24
世界中の生きものたちに密着し、驚きと感動の物語を紹介する「ダーウィンが来た」(NHK総合)。6月25日の放送では、「またまた大スクープ!ニホンザル 魚狩り 新事実」を送ります。
2022年7月24日放送の「ダーウィンが来ちゃった!SP」で、ダーウィン取材班が世界で初めて撮影に成功した“生きた魚を捕まえるニホンザル”。サルの仲間では極めて異例とされる“魚狩り”行動は、国際的な学術誌で発表され、サルの新たな発見として世界中から注目を浴びました。今回は、さらに新事実が発覚!?
魚狩りをするニホンザルが見られるのは、サルが暮らす場所としては世界で最も寒い場所の一つ、長野県の上高地。冬の気温がマイナス20℃にもなる過酷な環境の中、サルは厳しい冬の飢えをしのぐために、魚狩りを編み出したと考えられています。前回の取材時には何匹のサルが魚狩りを行うのか? どうやって魚狩りの技を身に付けたのか?など、詳しいことは謎のままでした。
そこで、さらなる実態解明のため、取材班は再び上高地へ! 2カ月間もの大調査に乗り出しました。前回の経験から、魚狩りの撮影チャンスは多くないと予想した取材班。長期戦覚悟でサルを追跡することに…。
ところが、なんと予想に反して次々と魚狩りの撮影に成功。実は魚狩りの技は、上高地のサルの間で広く伝わっていたんです。しかも、“両手派”や“片手派”など、サルによって魚の捕り方に個性があることまで分かってきました。ほかにも驚きの新発見が続々! 世界に先駆けた最新調査に密着し、極寒で生きる“スノーモンキー”の驚きの生態を独占初公開します!
魚を探すお決まりのポーズ“仁王立ち”をするサル。中腰になっているのに気付きましたか? 実は冬季の川の水温は3℃ほどと、とっても冷たい! うっかりお尻が水につかって濡れないように、みんな中腰になって食べ物を探しているようです。まるで“空気イス”のような姿勢を取り続けるサルたちや、疲れるのか、ササの葉を何枚も重ねて座布団のようにするつわものも…。さらに、魚だけでなく木の皮を食べて空腹をしのぐサルも。みんな厳しい冬を乗り越えるために工夫をしているんです!
日曜日の午後7:30から、賢くてかわいいおサルさんたちに癒やされてみてはいかがでしょうか!
【番組情報】
「ダーウィンが来た!」
NHK総合
日曜 午後7:30~8:00
NHK担当/Kizuka
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