菊池風磨&ニューヨーク、3人で1泊2日の宮城ロケへ! 「フジテレビの看板番組にしましょう」と堂々宣言 「超絶限界」インタビュー2023/05/24
昨年10月より、隔週レギュラー番組としてスタートした「超絶限界~ソコまで見せる!?大百科~」(フジテレビほか)。Sexy Zone・菊池風磨さんと、ニューヨーク・嶋佐和也さん&屋敷裕政さんがMCを務める同番組は、この世のありとあらゆる“超絶限界”の禁断映像・瞬間を撮るために、芸能人たちがとんでもない熱量を持って奮闘する姿を楽しむバラエティーです。
6月7日には、ゴールデンタイムで2時間スペシャルの放送が決定! ゲストに高畑淳子さん、森川葵さん、結木滉星さんを迎え、「超絶ご当地回転ずし弾丸ツアー」「超絶大家族」「航空自衛隊ブルーインパルス極限飛行」と題し、三つの超絶限界な世界を見届けます。
菊池さん&ニューヨークの3人による、初のMC3人ロケもついに実現。昨年7月放送のスペシャルではF-15戦闘機に乗り、リアル「トップガン」の世界を体験した菊池さんですが、今回は宮城の航空自衛隊 松島基地にてブルーインパルスの極限飛行に挑戦。そんな姿をニューヨークの2人が見守るのですが…? 今回も、収録を終えた3人に番組の見どころやロケの思い出を語っていただきました。また、取材中に「超絶限界」チームからのサプライズも!?
初のMC3人ロケで松島基地へ! 「本当に、風磨くんすごい」
――収録お疲れさまでした! 盛りだくさんの2時間スペシャルとなりますね。
菊池 「今回は本当に幅広くて、回転ずし、大家族、ブルーインパルス。ぐちゃぐちゃになってる(笑)。誰が見ても、誰かには刺さるという構成になっていますので、ぜひ家族で楽しんでもらえたらと思います」
屋敷 「誰にどう思われても、とにかく視聴率取りたいんやなって(笑)。和牛の上にウニ載しとるすしみたいな。『絶対うまくしたろ!』っていう気合を感じましたね。そんだけええ素材ぶち込んだらそらうまなるやろっていう、痛風鍋みたいなスペシャルやなって思いました」
嶋佐 「これまでのレギュラー回で特に反響のあった企画が3本立てで、見ていて楽しかったです。でも、ほかにも面白い企画がいっぱいあるので。探偵とか、女子相撲部も入れてほしかったです」
――ブルーインパルスのブロックでは、初のMC3人ロケも実現。実際にブルーインパルスの極限飛行を体験した菊池さんは、どんな準備をしましたか? ロケの感想もお聞かせください。
菊池 「僕は、ご飯を食べないのもよくないけど、食べすぎると出ちゃうんで、食べるのを控えました。『ロケの後は焼き肉があるよ』と言われていたので、それを楽しみにして。朝はちょっと食べたんですけど、昼はほぼ食べないようにして、飛行に臨みました。でも気持ち悪くなっちゃって…。せっかく連れて行っていただいたんですけど、あんまり焼き肉食えなかったです」
屋敷 「かわいそうやったね」
菊池 「はい。ホテルで腹減りました」
屋敷 「今回のロケでは丸2日くらい、ずっと自衛隊の中にいさせてもらったんです。いろんなお話が聞けて、本当に僕は行ってよかったなって思いました。人生的にもすごく勉強になったんですよね。結構細かく階級が分かれていて、袖のところにワッペンみたいなのを貼るんですけど、それが格好いいっていう理由で希望の配属部隊を決めるというお話を聞いたんです。そういう、一見小さいことで人生を決めるんやなって。信じられんくらいしんどいトレーニングをくぐり抜けているとか、厳しい訓練のお話もしてくださって、貴重な経験ができました」
――ロケは2日間だったのですね。
屋敷 「そうなんです。がっつり2日間で」
嶋佐 「スペシャルで入らなかった部分は、今後たぶん通常回で流れると思います。僕らもあるものに乗せていただいたり」
屋敷 「あれはキツかったよね」
嶋佐 「もうキツすぎて。失神しちゃったもん」
菊池 「失神じゃないですよ。寝てましたよ」
嶋佐・屋敷 「いや、G(重力)がすごすぎて、意識が…」
菊池 「全然Gなかったですよ。1Gでしたよ?(笑)」
嶋佐 「2日目に乗ったんだっけ?」
屋敷 「うん、2日目」
嶋佐 「だからか。疲れで寝ちゃっただけか」
菊池 「『だからか』とかじゃなくて!(笑)。シンプルに、2人は退屈して寝てました。俺は起きてました!」
屋敷 「ははは!(笑)」
嶋佐 「基地の、テレビ初公開みたいなところも案内してくださった気がするんですよ。貴重な体験ができました。それがどこかは忘れちゃったんですけど…」
菊池 「ロケは結構前なんですよ。3カ月くらい前なんでね」
屋敷 「うん。めっちゃ寒かった! ブルーインパルスに乗るみたいなロケ、俺らはやったことないかもしれないですね。今や芸人よりジャニーズの皆さんの方がよっぽど体張ってますよ」
嶋佐 「僕は以前、ロケで15mのバンジージャンプを拒否しましたから。怖くて飛べなくて、ギブアップしました」
菊池 「絶対に無理ですか? ブルーインパルスに乗るの」
嶋佐 「絶対無理です!!」
菊池 「『超絶限界』のロケでまた3人で基地に行って、乗るのは俺(菊池)だって聞かされていたのに、『実は嶋佐さんに乗ってもらいます』と言われたら?」
嶋佐 「それでも乗らないです。だって命懸けだもん。本当に、風磨くんすごい。よく生還したなと思うもん」
菊池 「本当にあれは命懸けでしたね」
屋敷 「終わった後、風磨くんがホンマに動かれへんくなってもうて。風磨くんなしで、俺ら2人で軽めのロケしたりとか。『マジで無理!』みたいになってたんで、それ見て『ホンマにしんどいんやな…』って思いましたよ。あとは、3人でチャリにも乗ったり」
菊池 「あぁ! 乗りましたね。どこまで使われるか分からないですけど、たぶん通常回で流れるのかな?」
屋敷 「あとさ、自衛隊の皆さんの前で3人であいさつして、めっちゃスベったシーンは? あれ全カット?」
菊池 「ありましたね~(笑)」
嶋佐 「あれはさすがに通常回でしょ。それか全カット。ゴールデンでは流せない」
屋敷 「よかったわ。あれがゴールデンで流れんくて(笑)」
「嫌がるニューヨークの2人が見たい」
――仙台の夜は焼き肉を楽しんだとのことですが、どんなお話をしたのですか?
屋敷 「どんな話したっけ? お互い聞きたいことを質問で書いて…みたいな感じじゃなかった?」
菊池 「はい。お仕事の話から、嶋佐さんがモテないって話とか…」
嶋佐 「そんな話、した?(笑)」
屋敷 「お酒も飲みながら、めっちゃうまい肉を食べて。でも3カ月前のことなんで、何しゃべったかマジで忘れたわ」
嶋佐 「なんか、ぶっちゃけトークみたいなのした気がするんですけどね」
菊池 「2人のコンビの話とか、僕らのグループの話もしましたよ」
屋敷 「結構ええ話したけど、全部忘れてもうたな」
菊池 「撮っておいてもらってよかったですよね(笑)」
嶋佐 「通常回で流してくれるでしょう!」
屋敷 「風磨くんとスタジオ以外で一緒に仕事すんの初めてやったから。1泊2日でずっと一緒におったから、だいぶ仲良くなれましたね。でも初日は風磨くん、ほぼ死んでたもんな…。だからずっと言ってるんですよ。もっと仲良くなりたいから、ゆるめのロケに3人で行きたいなって」
嶋佐 「次はゆるめのロケで行きたいね。もう体張るロケは制覇したもんね」
菊池 「ご褒美企画はほしいですよね。あっ、でもお二人はそんなに頑張ってないか…」
嶋佐・屋敷 「いやいやいや」
嶋佐 「やってるよ? 俺ら」
屋敷 「爆破とかしてるよ?」
菊池 「俺、命懸けてますから」
嶋佐 「ニュージーランドで巨大ウナギ捕まえたよ?」
菊池 「だって、それも『楽しかった』って言ってましたもん!」
屋敷 「まぁ、正直楽しかった」
菊池 「俺、楽しさとかゼロですから!」
嶋佐 「だから楽しいロケ行かせてもらおう。この特番の結果次第よ」
菊池 「嫌がる2人が見たいですね。ニュージーランドも結局楽しそうだったんで…」
嶋佐 「いや、あれ川冷たかったよ? 巨大ウナギも怖かったし。1m半くらいのウナギだよ? 怖かったよ…」
菊池 「いやいや。もっと『あー、やだやだやだ!』って嫌がるところが見たいですね!」
取材のラストは、「超絶限界」チームが取材陣も巻き込み、収録前日がお誕生日だった嶋佐さんをサプライズでお祝い! 菊池さんと屋敷さんにも内緒で準備が行われ、3人は驚きの表情に。嶋佐さんは「えっ、記者さんも巻き込んで?」、屋敷さんが「これ、記者さんからしたらだいぶイタいことしてんちゃいます?(苦笑)」と戸惑いを見せる中、菊池さんは「この取材自体、ダミーです(笑)」とサプライズに加担。
「こんだけ記者さんおるんやから、抱負頼むわ!」と屋敷さんにトスを上げられた嶋佐さんは、「今年の秋の改編で、『超絶限界』をフジテレビの看板番組にしましょう! 僕が37歳のうちに、全バラエティーの中で一番視聴率を取る番組にします!」と堂々宣言。さらに「フジテレビのバラエティーの歴史を塗り替える番組にしていきます」と言い切る嶋佐さんに、「僕らもその気持ちですよ」と応える菊池さんでした。
【プロフィール】
菊池風磨(きくち ふうま)
1995年3月7日生まれ。東京都出身。A型。2011年、Sexy Zoneとして1stシングル「Sexy Zone」でCDデビュー。主な出演作は、映画「もっと超越した所へ。」、ドラマ「時をかける少女」(日本テレビ系)、「嘘の戦争」(フジテレビ系)、「吾輩の部屋である」「バベル九朔」(ともに日本テレビほか)、「イタイケに恋して」(日本テレビ系)、「ファイトソング」(TBS系)、「トモダチゲームR4」(テレビ朝日系)、「ギバーテイカー」(WOWOW)、「大病院占拠」(日本テレビ系)など。「芸能人が本気で考えた!ドッキリGP」(フジテレビ系)、「ニノさん」(日本テレビほか)にレギュラー出演中。倉科カナとダブル主演を務めるドラマ「隣の男はよく食べる」(テレビ東京系)が放送中。
ニューヨーク
嶋佐和也(1986年5月14日生まれ、山梨県富士吉田市出身)と、屋敷裕政(1986年3月1日生まれ、三重県熊野市出身)が、ともに東京NSC15期生として入学。2010年、コンビ結成。「M-1グランプリ」2019・2020、「キングオブコント」2020・2021ファイナリスト。現在のレギュラー番組は、「まだアプデしてないの?」「マッドマックスTV 論破王」(ともにテレビ朝日ほか)、「ラヴィット!」木曜レギュラー(TBS系)、ラジオ「ニューヨーク・小湊よつ葉のマジックミラーナイト」(文化放送)など。7月12日の愛知・名古屋公演を皮切りに、自身最大規模となる単独ライブ「虫の息」を全5都市で開催予定。
【番組情報】
「超絶限界~ソコまで見せる!?大百科~ 2時間SP(仮)」
フジテレビ系
6月7日 水曜 午後7:00~9:00
MC:菊池風磨(Sexy Zone)、ニューヨーク(嶋佐和也、屋敷裕政)
ゲスト:高畑淳子、森川葵、結木滉星
ロケ出演:3時のヒロイン(福田麻貴、かなで)、大橋和也(なにわ男子)、高山一実、やす子
取材・文/宮下毬菜(フジテレビ担当)
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