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門脇麦&作間龍斗「ながたんと青と」で少しずつ恋心を育んでいく2人の撮影現場の様子が公開2023/04/14

門脇麦&作間龍斗「ながたんと青と」で少しずつ恋心を育んでいく2人の撮影現場の様子が公開

 WOWOWの連続ドラマW-30「ながたんと青と-いちかの料理帖-」(金曜午後11:00)は、本日4月14日に第4話が放送・配信。その撮影現場の様子が伝えられた。

 「ながたんと青と-いちかの料理帖-」の原作は、数々の大ヒット恋愛ドラマの原作を世に送り出してきた月刊漫画雑誌「Kiss」に連載中の磯谷友紀氏の同名人気作だ。全話の監督を、映画「サマーフィルムにのって」(2021年)で長編映画デビューした新鋭の松本氏が担当し、脚本を川﨑いづみ氏、弓削勇氏が手掛ける。戦後間もない京都を舞台に、政略結婚した老舗料亭「桑乃木」の長女・桑乃木いち日(門脇麦)と19歳の大学生・山口周(作間龍斗)の年の差夫婦が、料亭再建を通して育む絆と、「きょうの料理」(NHK)などで知られる料理研究家・大原千鶴氏が監修する華やかな料理も見どころのグルメラブストーリーだ。

 第4話では、GHQのモーガン女史(ナタリー・エモンズ)の紹介で桑乃木に食事会の予約が入るが、経営方針を巡り、料理長の戸川幸宏(板尾創路)が店を辞めてしまう。新料理長を探すも適任者は見つからず、いち日は周の説得で1日だけ、代理で料理長を務めることに。食事会の準備のため、周の兄・縁(白石隼也)のもとを訪ねたいち日は、縁の妻・鈴音(久間田琳加)が周にとって特別な存在であることに気付いてしまう。そして、食事会の日、いち日の料理に期待が高まる中、周が再び波乱を巻き起こす――。

 2022年6月中旬の某日。京都・太秦の東映京都撮影所内に建てられた昭和な日本家屋のセット内には、門脇と作間の姿が。午前9時から撮影が行われていたのは、新婚初夜、周がいち日の手料理を初めて食べる第2話のシーンだ。結婚式で出された京都名物ハモ料理が苦手で手をつけなかった新郎・周のため、京都人と料理人のプライドを懸けて、いち日がハモを使ったハンバーグをふるまうという大事なシーンだ。

門脇麦&作間龍斗「ながたんと青と」で少しずつ恋心を育んでいく2人の撮影現場の様子が公開

 門脇は、淡い水色の丸襟ブラウスにベージュのスカートという、清楚でレトロな出で立ちで、撮影前にセリフを確認してから、颯爽とセットの中に入っていく。一方、作間は白シャツに細身の黒ズボン。シャツのボタンは一番上まで締め、裾はズボンの中にきっちりと入れられている。加えて、センター分けの髪形に黒い丸眼鏡という、アイドルの姿からはかけ離れた昭和の学生らしい姿だ。この日の撮影では洋装だったが、門脇の衣装はさまざまな時代劇で衣装を手掛けるスタイリスト・大塚満氏が担当している。和装を中心とした華やかな装いにも注目だ。

門脇麦&作間龍斗「ながたんと青と」で少しずつ恋心を育んでいく2人の撮影現場の様子が公開

 門脇と作間が居間のちゃぶ台に座り、撮影がスタート。作間は背筋を伸ばして正座し、箸も正しく持って、一口大にカットしたハンバーグを食べる。ご飯も一口で口にする。その美しい食べ方からは、仏頂面でも、実はいち日の料理をおいしいと思っていることが伝わってくる。モニター前で映像チェックをしている際も、作間は取材陣に「料理、めちゃめちゃおいしそうでしょ? 超おいしいんですよ!」と爽やかな笑顔を見せた。

 門脇は、料理を食べた周の感想を待ちながら、「どや、どや、どやの?」という心の声が思わず漏れてしまうという、少ないセリフの中にも演技力が要求され
るシーン。もちろん、京都弁のイントネーションは完璧で、少し頬を膨らませて、周の態度に対する不服な気持ちを表したりと、表情豊かな演技を披露する。撮影の合間には、並んで朝ご飯のおにぎりを食べたり、談笑したりと、2人の間には和やかな空気が流れていた。

 その後、夕方から撮影が行われたのは、いち日が周に、台所で冷や麦に添えるための薄焼き卵の作り方を教える第4話のシーン。門脇は大きめの丸ボタンがかわいい光沢のある赤いシャツにベージュのプリーツスカート。作間は開襟の半袖シャツに黒ズボン。シャツの裾を出していることもあって、朝のシーンよりもラフな印象だ。

門脇麦&作間龍斗「ながたんと青と」で少しずつ恋心を育んでいく2人の撮影現場の様子が公開

 そんな2人を電球色の照明がふんわりと包み込み、まるで昭和映画のワンシーンのよう。テストから始まり、作間がながたん(包丁)を握る。これだけでいかに周が料理初心者なのかを表現。テストの合間に、包丁を抜くしぐさや両手鍋を持つ動作などを何度も確認する作間を、門脇が優しく見守る。

 次のカットでは、周が卵割りに挑戦。いち日は奇麗に卵を割り、無器用な周が割った卵はつぶれていることを表現したいのだが、器用な作間は奇麗に割ってしまう。そこで、門脇が、卵をつぶして割るための秘策を伝授。この一連のシーンでは、光の調整や手元のアップなどを角度を変えて何度か撮影しただけで、芝居の上でのNGはなし。映画さながらの丁寧な画作りをする松本壮史監督、門脇と作間はその監督の要求に応えていく。

 普段は賢くクールな周のかわいさが際立ったこのシーン。門脇が「しっかりしてるキャラなのにお料理はポンコツなんて、プリキュアみたい(笑)」と言い、「確かに」と作間もうなずく。さらに、撮影合間にはなぜか運動会の徒競走でよく使われる曲「クシコス・ポスト」を口笛で奏でる門脇と作間。それがいつの間にか「3分クッキング」のテーマソングに変わっていくなど、舞台裏でも息はぴったり。作間が所属するHiHi Jetsが配信している動画についてや、アイドル誌の取材などについて門脇が質問し、作間が答える一幕も。

 この日のラスト撮影は、エンドロール。2人で作った冷や麦を盛り付けているシーンだ。居間から台所の仲むつまじい2人を視聴者が眺めているような映像にほっこりすること間違いなし。毎回変わるエンドロールも必見だ。

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