テレQ新番組「たくなる」が4月22日スタート!パラシュート部隊&ブルーリバーの爆笑記者会見をリポート2023/04/15
テレQ(TVQ九州放送)は3月27日に4月編成記者会見を開催し、新番組などを発表した。冒頭、同局の平岡啓代表取締役社長は「『テレQの土曜の夜が変わる』をテーマに改編。10年続いた『おとななテレビ』を(3月末で)終了させた上で、パラシュート部隊、ブルーリバーら地元のタレントの皆さんで、週末の福岡のお役立ち情報をまとめてお届けする『たくなる』(土曜午後6:55、福岡ローカル)という番組を始めます。土曜のゴールデン帯を自社制作しているのは在福でテレQだけ。その強みを最大限に発揮できると考えております」と語った。
その後、「たくなる」に出演するパラシュート部隊(矢野ペペ、斉藤優)とブルーリバー(青木淳也、川原豪介)が会見場に登場。ここでは、報道陣を前に爆笑の渦を巻き起こし、司会進行役をテレQ・中嶋空アナウンサーが務めた会見の模様をリポート。
中嶋 「番組MC4人の登場です。衣装がガチガチですね」
パラシュート部隊・矢野 「これ、着てくださいと言われて」
パラシュート部隊・斉藤 「着た瞬間にガチガチなんですけど」
矢野 「この時ぐらいしか、ベストは着ないですけど」
ブルーリバー・青木 「漫才の時でもなかなか着ないですね。今日はきちっと」
斉藤 「豪華メンバーで来ましたんで」
矢野 「自分で言うもんじゃないよ」
中嶋 「あらためて基本情報ですが、お二組のダブルMCなんですよね。2組同時にロケを行うのは初めてですか?」
青木 「はい、ロケとなるとですね。僕らがデビューした時に同じ番組に出させてもらいましたけれど。17年ぐらいの付き合いになりますが、ロケとなると初めてですね」
矢野 「テレQでは、確か3人は一緒にやっていたよね?」
ブルーリバー・川原 「15年前に」
斉藤 「はい、地下で深夜番組を僕とブルーリバーでやってて」
中嶋 「地下で?」
川原 「そうです、『あっは研究室』(テレQ/2008年10月~10年3月)という(番組)。(収録した地下のスペースが)思い出の場所なんですけど、今は喫煙室になっていて(笑)、びっくりしました」
斉藤 「スタジオでやらせてくれなくて、地下で」
矢野 「僕は(その)地下にも入れなくて」
川原 「そんな4人が今、(会見場の)6階までのし上がってきて」
矢野 「17年かけて、どうにか」
斉藤 「僕ら福岡で17年やってきて、初めにやっていた番組の新人募集で入ってきたのがブルーリバー。感慨深いですね。ただ、みんな忙しくて。このメンバーがそろうなんて、WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)の日本代表みたいな」
青木 「(照れながら報道陣に向かって)書かないでください」
川原 「書く場合はカッコ『笑い』で」
青木 「○○スポ(スポーツ紙)さんなんて、一番書いちゃだめですからね」
中嶋 「そんな4人でロケしてみて、いかがでしたか?」
青木 「付き合いが長い分、お互いのことを分かっていますからね」
川原 「楽しくやれました。ロケが初めてなだけで」
斉藤 「一緒にライブとかもやってますし、ただゴールデンと聞いていたのに、ロケのサイズ感はミニマムで(笑)。まだ、スタジオ収録をやっていないんで、ゴールデンの実感がないんですよ」
川原 「さっき、(登場する前の)裏で『ドッキリのタネ明かしだったら、ここだよね』って、言っていたぐらいです」
矢野 「(番組は)本当にありますよね?」
中嶋 「本当にあります」
斉藤 「(報道陣に向かって)劇団の方じゃないですよね?」
中嶋 「この4人のほかに、中上真亜子さんと小雪さんもレギュラーということで、この6人は福岡で一番テレビに出ている人たちですよね」
斉藤 「いや、だからWBCの〜」
青木 「やめてくださいよぉ」
矢野 「(報道陣を見て)筆が止まりましたから、大丈夫」
青木 「まともな方々でよかった」
中嶋 「ところで、サブタイトルにある『福岡お役立ち情報バラエティー』という点について具体的に」
矢野 「その点については僕ら、詳細を知らされていないんですよ」
斉藤 「4人ではロケに行っているんですけど」
矢野 「ほかの企画がどう動いているのか、情報が全く下りてこないんです」
青木 「でも、視聴率を取るためには情報というのは一番必要で。そこに『お役立ち』とつくわけですから、もう見ないといられないでしょう、という感じかな」
川原 「ロケでは情報を伝えようとしたつもりではあるんですけど」
斉藤 「もう10年以上“街ぶら”をやってきているんで、われわれのブロックは、なかなか濃い情報があると」
川原 「笑いも足しつつ」
斉藤 「全体は分かんない」
中嶋 「では全体の説明を制作部長の瓜生から(とモニターへ)」
青木 「こんな優しい感じの黒幕というか、制作部長が一番怖かったりするんですよ」
斉藤 「なぜ、こちらに来られない?」
制作局制作部長・瓜生誠也 「私までそちらに行くと、さらに画(画面)がむさ苦しくなるんで」
青木 「いやいや、失礼だな」
矢野 「なぜ背景が常夏の〜」
青木 「バケーション(のような画像)なのかな?」
瓜生 「いろいろ考えて、これにさせてもらいました」
斉藤 「酔っ払ってます?」
矢野 「テレQさん、大丈夫ですか?」
瓜生 「はい(苦笑)。では、概要を説明しますと、福岡の食べたくなる、行きたくなる、買いたくなる、そして体験したくなる、みたいな、視聴者の皆さんに役立つ情報を厳選して、楽しくお届けする番組です。グルメ、おでかけ、レジャー、など視聴者が知っておきたい、押さえておきたい情報を毎週欠かさず見たくなる、そんな番組を目指します。SNSでは伝えきれない、深みをもった情報を伝えていきたいです。また、福岡の顔ともいうべき6人にご出演していただくことで、情報を楽しく、面白く伝えていきたいと考えております。喫煙所ではないスタジオをご用意しております(笑)。大きく二つの構成となります。一つは番組の冒頭、つかみになりますけれども『今週のイチ麺』。こちらは、パラシュート部隊さんとブルーリバーさんに毎週、いろいろな麺を、ひたすら食べ歩いていただこうかという企画です。ロケの達人のお二組がそろい踏みする、ほかでは見られない貴重なロケかと思います。そして、見れば絶対食べたくなる。そうした一押しの麺を毎週、4人の爆笑トークとともに…お伝えします」
斉藤 「あんまり言わないで」
瓜生 「もう一つは週替わりの特集です。おでかけ、レジャー、トレンド、いろんなテーマで企画をおくります。こちらは今が旬の東京のタレントさんにご出演いただく予定です。4月22日は初回2時間スペシャル。特集も2本。一つ目は(JR)博多駅に注目した企画です。福岡や九州のおいしい物が一箇所で味わえる、究極のワンストップスポットなんですが、その博多駅の、地元の人も知らない楽しみ方をご紹介し、ある大物ゲストが満喫する企画です。二つ目はゴールデンウイーク直前ということで旅をテーマにした特集です。大分県別府市を舞台に、観光のプロに1日のプランを作っていただきました。それを人気アイドルグループのメンバーに楽しんでいただくものです。では、特集のさわりの部分を映像で」
(紹介VTRが流れる)
中嶋 「山之内すずさんにA.B.C-Zのお二人(河合郁人、五関晃一)も登場されます」
斉藤 「僕ら初めて見たんですけど、われわれ4人のコーナーが一番地味のような気がします」
青木 「コーナーの割合だけ聞かせていただいてもいいですか?」
斉藤 「こっちは4人で麺食っているだけで」
青木 「この人たちが出てくれるんだったら(と思うと)、安心しました」
川原 「華があります」
斉藤 「われわれのブロックは、短めでいいです」
青木 「そうです、そうです」
中嶋 「それではここで、記者の方々から質問を」
斉藤 「順番ですよ(笑)」
――お二組というと「パラブルリサーチ」(テレQ)という特番で共演されていたかと思うんですが、その時と今日の衣装が似ていませんか?
斉藤 「(とぼけるように)何がですか?(笑)」
青木 「アハハハ、そうですね」
斉藤 「たまたまデザインが一緒だっただけで。新しく作り直しています」
矢野 「おかしな体形の人が多いので、こういう同じやつになっちゃうんですね」
川原 「テレQさんのちゃんとしたやつ(番組)の時は、これですもんね。われわれの正装というか、勝負服ですね」
斉藤 「試合用のユニホームですね」
青木 「あんまり言いたくないですけど、僕、全身自前です(笑)。準備もしてもらえず」
斉藤 「じぇじぇじぇ!」
青木 「この格好で家から来ました」
川原 「僕も自前です。ベストだけ『パラブル』の1回目の時に閉まらなかったので、用意してもらいました」
矢野 「それ、自前なの?」
青木 「じゃないと、もうそろいません。サイズ的にでかいから」(所属事務所のプロフィールによると2人の身長は川原が184cm、青木が186cm)
矢野 「おかしいからか、サイズ感が。僕たちは用意していただいたんですけど」
青木 「泥臭くですね、これからゴールデン、やっていこうかと」
川原 「われわれですね『チラチラパンチ』(テレQ/10年4月~21年3月)のポスターの時もこれだったんです」
矢野 「その青いネクタイ、よく見るよね」
川原 「これが正装なので。それぐらい気合が入っているので」
――「パラブルリサーチ」の時と違って、今回は「こうしよう』みたいな部分はありますか?
川原 「『パラブル』は1人ずつのロケだったんですが、今回は4人で行けるんで、そのワチャワチャをですね、見せられるんじゃないかと」
斉藤 「よく女の子(の共演者)を入れたりしがちですが、今回は本当に4人だけで行くんで。しかも福岡に住んでいる4人で福岡の麺を食べに行くんで、より福岡に根づいた情報が伝えられるんじゃないかなと思っております」
――分かりました。ありがとうございます。
中嶋 「ほかに、ございますでしょうか?」
斉藤 「順番ですよ」
矢野 「守っていますよ」
斉藤 「押さないで」
矢野 「押してないです」
斉藤 「指名でいきますよ」
矢野 「じゃ、指名システムで」
斉藤 「じゃ〇〇社の〜」
――ご指名、ありがとうございます(笑)。
川原 「ドラフトみたいになっちゃった」
矢野 「僕らが聞いているみたいになっちゃった」
――おしゃべりが楽しくて、質問が全部吹っ飛んだんですけど。4人のロケで、どのように情報を伝えていこうと考えていますか?
青木 「麺に絞ったコーナーですので、福岡ではラーメンとうどんという二大麺料理がある中で、スタンダードなやつではなく、『ここ知らんかった』とか『ここ食べたくなる』というものを、僕らが熱く熱くプレゼンして、それを食べに行くコーナーなので。それだけ絞ると、ほかの番組だとちょっと飽きられちゃうところを、僕ら4人のワチャワチャ、そして斉藤さんのグルメコメントで何とか盛り上げていこうというコーナーです」
斉藤 「土曜日オンエアなんで、日曜日、そのお店はすごいことになるよ」
川原 「それが目標です。『たくなる』見て、店に殺到するような感じになれば。麺選びは、それぞれ(4人)のカラーが出ているので」
矢野 「毎回、テーマがあって」
斉藤 「『非とんこつ』とか、で、みんなが出し合うみたいな」
矢野 「『専門店じゃないけど麺がうまい』とか、ちょっと王道とは違う感じ」
川原 「だから普段、ノーマルの麺を食べない人も楽しめる情報になるんじゃないかと」
――あらゆる麺と考えていいですか? 麺状のものだったら何でも?
斉藤 「そうです。形状が麺であれば」
川原 「そばでも、ちゃんぽんでも」
矢野 「この世の麺、すべてです」
斉藤 「ソーキそばとか、県外の麺の特集もありますし、いろんな情報があるわれわれにしかできない企画ですね。各局の情報番組のオールスターだと思ってください」
川原 「その中に笑いもありますけどね」
斉藤 「これ(『たくなる』)だけ見ておけばいいっていうのがあるんですけど、そういうとまた角が立つんですけど(笑)」
青木 「いろいろね。ただ、そう言っている人が一番グルメコメントがへたくそなんですけど(笑)」
斉藤 「(いまだ)勉強中で」
矢野 「(芸歴)25年やっていながらね」
――先ほど福岡のWBCメンバーとの話がありましたが、それぞれを実際の代表選手に例えるならば誰だと思われますか?
斉藤 「ああ、はい。自分ではやっぱり、しょうたに翔平だと」
矢野 「大谷じゃなくて」
青木 「あっ、小さいから」
斉藤 「ごめん」(会場爆笑)
斉藤 「ここに来て、しっかりボケを入れてきたな」
斉藤 「ごめん、この質問、あるかもなと思って、考えて満を持して」
青木 「考えて来た感じが(答える)スピードに出てましたね。ボケるスピードが球速ぐらいありました」
矢野 「大谷じゃなく、しょう谷って言わないと」
斉藤 「いきなり、しょう谷って言っちゃった。もともと用意してたから」
川原 「翔平の方にも『しょう』が入っちゃってて」
斉藤 「すみません、そのつもりで」
矢野 「えっ、(質問は)僕らもですよね」
斉藤 「ごめん、最初にやっちゃって。誰を目指しているかでも」
矢野 「私はあの、源田さん(源田壮亮内野手。西武ライオンズの守備の達人)を」
斉藤 「ああ、なるほど」
矢野 「3人が楽しくやっていただいた後、いつでもフォローできるように」
青木 「いいですね」
斉藤 「しょう谷をね」
矢野 「今のはちょっとエラーしちゃったんですけどね。骨折してでも拾ってやるぞ、という気持ちで。源田選手のように」
斉藤 「ああ、いいね。じゃ、青ちゃんは」
青木 「普段はMCとしていろんな人を回すことが多いのですが、今回はツッコミの先輩・ペペさんがいらっしゃるので、伸び伸びとやらせていただきたいこともあり、ヌートバー(セントルイス・カージナルスのラーズ・ヌートバー選手)のように。普段はツッコミだけれど、ここに来たら、ボケたりもするし、ガンガン、元気に行くよって」
斉藤 「アーオバーね」
青木 「葉っぱみたいになっちゃって」
川原 「僕はそうですね、しょう谷のいろんなボケとかを、その後に続けて、広がるように伝えるという意味で、あの、水原一平さんを(笑)」
青木 「アハハ、通訳のね」
矢野 「侍(ジャパンの選手)じゃないのよ」
斉藤 「ごめん、あの、伝わらないボケを通訳してくれるのね」
川原 「僕も続こうかなと」
斉藤 「いつも分かりにくいところ、言ってくれるもんな。普段から」
矢野 「ここ日本だから通訳いらないのよ」
川原 「まぁ、ペアというか」
斉藤 「テレビでの通訳というか」
矢野 「まさか、スタッフが入るとは…。そういう布陣で優勝を目指したいと思います。ありがとうございます」
中嶋 「今のが意気込みっぽいとは思うのですが、あらためてもう1回、意気込みを1人ずつ、お伺いしてもいいですか?」
青木 「40過ぎたおじさんたちが、ゴールデン(タイムの番組を)やらせていただきますので、逆にフレッシュに、『この人たち、こんなことまでやっちゃんうんだ』ていうくらいに、元気におおくりしたいなと思います。笑いと情報をお伝えできればなと、見たくなる番組をやっていきたいと思います」
矢野 「土曜日の夜のオンエアを見て、日曜日にお店へ行きたくなるような。僕らのコーナーは麺なんですけど、お店に行列ができるような情報をお届けして。紹介したお店でフェスともできればいいなと。イベントとかで集まっていただいて」
斉藤 「今、福岡自体が天神ビッグバンとかね、人がいっぱい来てて、勢いがあるんで。情報を出すことによって福岡を景気良く『テレQビッグバン』っていうんですか?」
中嶋 「おお!」
川原 「博多駅前広場とかでやりたいですね」
矢野 「『たくなるフェス』をね」
中嶋 「ありがとうございました」
「たくなる」の初回放送は4月22日。会見の後日、4人に中上と小雪を加え、テレQ1階のスタジオで初収録が行われた。センスのいい小物を配したセットは、こじゃれたリビングルームのような雰囲気だ。他番組などで共演も多い6人は、収録前から気心知れた感じでリラックスした様子を見せ、息の合った掛け合いを見せていた。
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