指原莉乃＆川島明＆有岡大貴の推しは？――新番組「推しといつまでも」インタビュー2023/04/17

　4月17日よりTBS系にて「推しといつまでも」（月曜午後10：00＝MBS制作）がスタート（“推し”とは、ほかの人に薦めたいと思うほど気に入っている人物を指す）。推しへの感謝をテーマに、番組では推しに熱い思いや感謝の気持ちを伝えるきっかけの場を提供していきます。

　ある芸能人を“推している人”の自宅に、その“推し本人”がやって来るメイン企画「推しが我が家にやってくる！」では、推しを迎えるファンの準備期間から、推しがファンの家にやって来るまでをスタッフが密着。今までありそうでなかった“歓迎型ロケバラエティー”として、推しへの熱い思い・感謝をキーワードにさまざまな企画を展開します。

　新番組のスタートにあたり、MCの川島明さん、指原莉乃さん、レギュラー出演のHey! Say! JUMP・有岡大貴さんに“推し”や“おもてなし”についてお話を伺いました。

――推してくれる人におもてなしを受ける番組と聞いて、最初はどのような印象を持ちましたか。

川島　「芸能人がもてなされると聞いて少し偉そうに見えてしまうのでは…と心配をしていましたが、『絶対そうならないように、本当に良い番組にしますから』とスタッフさんからの熱意を受けました。収録をしてみたら、今までにないテイストで、感動だけで終わらない素晴らしい番組だなと思いました」

指原　「全く想像がつかなかったです。どんなゲストが出てくれるのかなと思ったら、1回目の特番でDJ KOOさんがご出演だと聞いて、そういう番組になるのかなというのが一番の気持ちでした。収録をしてみたら、温かくて良い番組だなと思っています」

有岡　「もし推しが目の前に現れたら言葉が出なくなってしまうでしょうし、思いを伝えるのは難しいのではと思っていたのですが、もてなすための準備期間があることによって心の準備もできるし、皆さん最後まで丁寧に気持ちを伝えられていたところが素晴らしいと思いました」

――印象に残ったことなど、感想をお聞かせください。

川島　「初回の特番放送後は、知り合いから連絡がたくさんが入りました。こんなに反響があることはそうそうないです。笑えるところはもちろんあるけれど、結果的には泣いているという良い番組だと思います。特番のゲストのDJ KOOさん、第1回ゲストの純烈さん、第2回ゲストの南野陽子さん、めったに見られない皆さんの素の部分を見ることができたのが印象深いです」

指原　「すべての収録でほぼ泣いてしまっています。自分自身もアイドルで推される経験があるし、小学生の頃からずっとモーニング娘。を応援していて推す側としても経験があるので、どちらの気持ちも分わるからこそ、心に染みるものがありました。人を突き動かす力に感動しています」

有岡　「突撃サプライズではなく、1週間ほど準備の時間があるというのが面白いなと思いました。家族会議が始まったり、ファン仲間と交流してみたり、そういったつながりが広がっていくドラマを見ていて温かい気持ちになりました」

――では、皆さんの推しを教えてください。

川島　「僕は菅野美穂さんです。ほぼ同い年で、高校生の頃から二十何年、もうずっと推しています。その当時に菅野さんが出ていたパンフレットやポスターを集めたり、表紙だった雑誌をすべて買ったりしていました。何に出ているのかをチェックするのも楽しかったです」

指原　「モーニング娘。出身の佐藤優樹さんが推しです。コンサートに何を持っていこう、卒業時のプレゼントをどうしよう、いつも『何をしたら喜んでもらえるかな』と、いろいろ考えています」

有岡　「推している音があります。スーパーのお総菜の透明パックの輪ゴムを外す音が推しです。唐揚げなどの差し入れに付いている輪ゴムを外す時の音が好きです。チームのメンバーにも話すのですが、誰も理解をしてくれません（笑）」

川島　「音が推しだと待受画面にもできないですね（笑）」

――今後、番組に出てほしいゲストはどなたかいますか。

川島　「パッと思いついたのは高田純次さんです」

指原・有岡　「あー！　確かに」

川島　「素を見せないイメージの高田純次さんがふと見せる顔が気になります。あとは柳沢慎吾さんも。お二人とも推しにもてなされた時に、逆サプライズもしてしまいそうですよね。意外な方がいいかなとは思いましたが、最初のゲストがDJ KOOさんで、既に意外なゲストでした」

指原　「ファンの方と話しているのが想像できない方を見てみたいです。あと、おうちに純烈さんがいるというのは不思議でしたので、グループの方が来てくださったら楽しいなと思っています」

川島　「じゃあ、Hey! Say! JUMP全員でどうかな」

有岡　「ちょっと人数が多過ぎですね（笑）」

――この3人でお互いをもてなすとしたら、どういうおもてなしをしますか。

指原　「お二人と共演して1年ぐらいたっているので、何が好きなのかを分かっています。まず、川島さんにキムチを買い、有岡さんにサウナ付きの家を用意します」

川島　「有岡くんがサウナなのに、俺はキムチか（笑）。僕だったら指原さんに何もしなくていいような個室を一つ作ります。休憩の場所を作らないと素が見られなさそうなので。有岡くんは僕と漫画の趣味も一緒ですから、僕の選んだ本棚とか」

有岡　「それはうれしいですね。僕がお二人をもてなすとしたら、指原さんは忙しいと思うのでヘッドスパに連れていきたいです。川島さんは美容にこだわっているので美容系のお店に連れて行き、そしてあわよくば自分も一緒に行きたいです」

――最後に視聴者へメッセージをお願いします。

川島　「ファンも推される側も、みんな一緒に成長できているというのが伝わってくると思います。推しがいる人もいない人も関係なく、全世代に楽しんでいただける番組になっていますので、ぜひご覧ください」

指原　「誰かを推しているのが当たり前になっている時代だと思うので、どんな人にも刺さるような心が温かくなるすてきな番組になっています。もし推しが家に来たらどうやっておもてなしをしようかなというのをみんなで一緒に考えるのも楽しいと思いますので、家族やお友達同士で考えたり話し合ったりしながらご覧ください」

有岡　「VTRが流れた後、スタジオの皆さんの表情がこれまで以上に優しくなり、すてきだなと思いました。自分もつい笑顔になってしまうので、お仕事の活力にもなっています。視聴者の皆さんにも番組を見て笑顔になっていただきたいです」