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「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」横山裕が“大人になった”川原瑛都の成長を絶賛2023/04/07

「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」横山裕が“大人になった”川原瑛都の成長を絶賛

 テレビ朝日系で4月15日にスタートする連続ドラマ「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」(土曜午後11:00、初回は30分拡大スペシャル)の制作発表記者会見が行われ、主演の関ジャニ∞・横山裕、共演の川原瑛都、山本舞香、Sexy Zone・松島聡、白洲迅、滝藤賢一、生瀬勝久が登壇した。

 「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」は、2021年4月クールに放送された「コタローは1人暮らし」の、およそ2年ぶりとなる続編。子連れ入居禁止のアパートで自堕落な日々を送る売れない漫画家・狩野進(横山)と、その隣の部屋に住む訳ありの1人暮らしの少年・さとうコタロー(川原)が、アパートの住人をはじめとした個性的な面々と織り成すハートフルコメディー。原作は、累計部数170万部を突破した津村マミ氏の同名漫画だ。

 会見冒頭、司会をコタロー役の川原が担当することになると、「皆さま、本日は会見にお集まりいただいてありがとうございます。さとうコタロー役の川原瑛都です。よろしくお願いします」としっかりとした口調であいさつ。キャストの名前を一人一人読み上げて、会場に呼び込む完璧なMCぶりに山本らは「完璧!」と称え、会場からは大きな拍手が。横山も「えー、100点満点中は60点ですね。僕のがうまいです(笑)」と冗談を交えながら「そこでニヤニヤして見守っていたんですけど、しっかりMCをやっていてみんなで絶賛していました。末恐ろしいなと思います」と大絶賛。

 2年ぶりとなる新シリーズに、あらためて横山は「瑛都が大きくなっていたので、『あ、もうないんのかな』と思ったんですけど、舞台が小学生になってまたやれるということを聞いて、衣装でみんなと対峙(たいじ)した時に『本当に2年経ってたのかな』と思いました。役にもすんなり入っていきましたし、また楽しい日々がやってくるんだなってワクワクしてます」と気合十分。

 川原も続編の制作は予想外だったようで、「小学4年生になるので、絶対幼稚園なんか無理だなと思っていて前の衣装を着させてもらったんですけど、ピッチピチでした(笑)。だけど、小学校の設定でできると分かった時にすごくうれしくて。アパートの皆さんとの交流もできるし、今度は小学校の友達との交流も増えるみたいなので楽しみです」と期待を寄せる。

 本作のヒロインであり、コタローをかわいがる元キャバ嬢・秋友美月を演じる山本は、「久しぶりに瑛都と会って、頬のお肉がシュッとしたり手足が長くなっていて『2年でこんな成長するんだ』って思いましたね。現場でもしっかりしていて、『次って開始どこですか?』と現場を回してくれるのも、大人になったんだなと」と川原の成長を実感しているよう。コタローを溺愛する田丸勇役の生瀬も、「2年前の瑛都くんと今の瑛都くんは俳優としての出来が違う。タジタジですよ。今までは順番で自分のセリフが来たからという感じだったのが、今はお芝居をしていても『あ、もう俳優さんだな』と」と太鼓判を押す。

 今回からレギュラー出演となる、岩永佑役の松島も「瑛都くんもずっと敬語でだったので、『もうちょっとラフに来ていいよ』と言ったら、最近はやっとハグしてもニコニコして喜んでくれるようになりました(笑)。すごくかわいらしいです」とほっこり。自身の役としても「前作ではコタローと狩野さんとの掛け合いしかなくて、今回はほかの皆さんともバランスよく交流することで、いろいろな愛を感じるような役になっているのもうれしいですね」と声を弾ませる。

 宇田桃葉を演じ、同じく新たに加入するる白洲は、横山とは初共演。「狩野というキャラクターをやるのは絶対横山くんだなって。自然体に狩野というキャラクターをやられるので、こっちも『芝居してるっけ?』という気持ちにさせられます」と芝居を通して感じたことを明かす。この言葉に横山は「皆さんが漫画のキャラクターだから『コタローは1人暮らし』の世界観にスッと入れるので、僕からしたら皆さんのおかげでこの世界観にも入り込めていて、自然とそうなっているんだと思います」と周囲への感謝を口にした。

「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」横山裕が“大人になった”川原瑛都の成長を絶賛

 撮影現場でのエピソードを聞かれた横山は、ニヤニヤと川原が見守る中、「瑛都が大人になっていますね。『次、何分再開ですか?』『こっち見切れますか?』と助監督さんに聞いてるんですけど、あまりにも的確に聞いてくるもんで、たまに助監督さんが『今聞かない! こっち頑張ってるから!』って何回か怒られていました(笑)」と川原の成長ぶりを明かすと、川原も「とにかく気になっちゃって聞くんですけど、言った後に言わなきゃよかったって」とこぼすと、一同は大爆笑。

 山本は「前作はちょっと探り合って芝居するっていう感じだったんですけど、今ではアドリブも結構やっています。そういう空気感が出来上がっているからすごくやりやすい」と話すと、松島からは「生瀬さんが小ボケをして、舞香ちゃんがツッコんで、それにポカーンとしている瑛都くん、その後から少しツッコむ横山くんの画がもう完成されすぎていて。毎回コントを見ているかのような、そういう空気感もドラマに生きていると思うので、僕もそろそろそのコントに入りたいなと思いつつ、今は引いて見ています」と、現場のいい雰囲気が表れているエピソードを披露した。

 しかし、そんな光景を目の当たりにした白洲は不安を覚えていた様子で、「生瀬さんが小ボケをした時に瑛都が『え、それどういう意味ですか?』と言うんですよ。僕からしたら生瀬さんは同じ事務所の大先輩なので、毎回ドキドキしています」と言うと、生瀬も「ボケっていうのは冗談なんだから意味なんてない! そこはちょっと大人じゃないんですよね(笑)」とタジタジ。川原は「面白いことをなぜ言うのかが分からなくて、何が面白いのかを知りたい」と質問の意図に触れながら「これからは(聞くことを)やめようと思います」と大人の素振りを見せた。

 会見では「コタローが聞きたい三つのこと」と題して、「4月の新生活シーズンでこれだけは欠かせない、引っ越しで必ず持っていくもの」「小学校で好きだった教科」「小学校で好きだった給食」という質問にフリップで回答。いざフリップを見せると、「好きだった教科」では川原と松島が「図工」と答える中、ほかのキャストは全員「体育」と回答。その回答率に横山は「なんかこれだけそろうとめっちゃ恥ずかしいですね」と照れ笑い。

 「好きだった給食」については、横山が「カレー」と答え、「めちゃくちゃうれしかったですね。おかわりとかしてました。すごくテンションが上がっていたのを覚えています」と懐かしむ中、川原の回答からは時代を感じさせるいまどきの答えが。「ジャンボギョーザ」と書かれたフリップに、川原は「通常のギョーザもかなり大きくて、こぶし1個ぐらい」と話すと、「このジャンボギョーザって作るのがすごい大変で。全校生徒分一気に作れないから、何個か分けて学年ごとに来るんだよね」と白洲から予想外の共感の声が。「何者なんだ!?」と周りを驚かせる一幕となった。

 そんなは白洲は「スパゲティーミートソース」と回答。「ミートソースパスタでもなく、ミートソーススパゲティーでもなく、“スパゲティーミートソース”。現場でソフト麺の話を瑛都としたら『全然分かんない』って言われちゃって。その時にジャンボギョーザの話もしたんです」と、川原との距離を縮めたエピソードを語った。

  一方、松島の解答にも驚きの声が。「茶めし」と書かれたフリップを見せながら「静岡県出身なので、お茶が有名で。ご飯をお茶で和えた緑色のご飯があるんですけど、味はお茶というより酵素玄米みたいな味に近くて食べやすいです」とコメント。さらに、滝藤が「カボチャの天ぷら」、生瀬が「鯨の大和煮」とそれぞれの個性があふれる回答が飛び出し、川原も「毎回『えー!』って心の中で驚きました」とコメント。

 記者からの質問では、前作からの2年について聞かれた横山は「僕自身はそんなに変わってはいないんですけど、皆さんいろいろな現場を経験してきて心強いというか。白洲くんも入ってきて、滝藤さんと僕が絡むのか絡まないのかという楽しみもあるし、新シーズンをやる意味のようなものがあるんだなと、台本からすごく感じました」と、作品の意義を感じたことを伝えた。

「帰ってきたぞよ!コタローは1人暮らし」横山裕が“大人になった”川原瑛都の成長を絶賛

 さらに、劇中では、コタローが悩みを抱えているということで、それぞれが今抱えている悩みについての質問も。川原は「ほとんどの人が違うんですけど、学校で何人かの友達が『君なんで最近学校来ないの? ズル休み?』って言われることにすごく悩むんです。その時は『ちょっと用事があってね」って答えてますけど、うそだって言われます(笑)』と人気子役ならではの悩みが。

 白洲は「最近花粉と黄砂が多すぎて洗車が追いつかない。洗っても洗っても黄色いのがついて…」と言うと、松島も「僕も花粉症ですかね」と答えた。すると、すぐさま山本から「この前、『横山さんと仲良くしたい』って言ってました!」と暴露されると、横山は「僕はすごく時間かかるんで、ごめんなさい」とキッパリ。これには山本も「松島さんが『横山くんが後輩とはあまりと言っていて…』と言っていて、『任せろ任せろ!』って」とすかさずフォローするも、横山は「ないと思います(笑)」と返し、会場は笑いに包まれた。今後の2人の関係にも注目が集まることとなった。

 会見の最後には、横山から「このすてきなキャスト陣、スタッフさんをはじめ、今全力でドラマを作っていて。クライマックスの台本を先日読ませていただいたんですけど、新シーズンをやる意味があるんだって確信に変わりました。最後、衝撃の展開が待っているので皆さんに見届けていただきたいです。そのためには皆さんのお力添えが必要だと思っていますので、力を貸していただきたいです。よろしくお願いします」と呼び掛けて締めくくった。


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