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「大病院占拠」櫻井翔、比嘉愛未、菊池風磨らがクランクアップ。「『生きてる!』って感じがしました」2023/03/17

「大病院占拠」櫻井翔、比嘉愛未、菊池風磨らがクランクアップ。「『生きてる!』って感じがしました」

 3月18日に最終回が放送される、日本テレビ系連続ドラマ「大病院占拠」(土曜午後10:00)。主演を務める櫻井翔をはじめ、比嘉愛未、Sexy Zone・菊池風磨、ソニン、明日海りおがクランクアップを迎えた。

 「大病院占拠」は、日本が誇る大病院が、鬼の面をかぶった謎の武装集団によって占拠され、休職中だった捜査官・武蔵三郎(櫻井)が、人質を救うため犯人に立ち向かっていく完全オリジナルのタイムリミット・バトル・サスペンス。スタッフには、2019・21年に衝撃をもたらしたサスペンスドラマ「ボイス 110緊急指令室」(同系)の制作チームが再び結集。一瞬たりとも目が離せないスリリングな展開で話題を呼んでいる。

 鬼たちの本当の狙いが明らかになる、ドラマのクライマックスとなる重要なシーンで撮影終了となった武蔵役・櫻井、その妻で心臓外科医・武蔵裕子役の比嘉、“青鬼”耕一役の菊池、神奈川県警捜査一課の管理官で武蔵の同期・和泉さくら役のソニン、動画配信者・因幡由衣役の明日海。撮影後、スタッフから「オールアップです!」の声がかかると、共演者やスタッフから花束と盛大な拍手が送られ、怒濤(どとう)の撮影期間を無事に走り抜けた思いをそれぞれがコメント。涙と笑顔にあふれた感動のクランクアップとなった。

 櫻井は「皆さん、長い期間、本当にお疲れさまでした! 何というか…、この作品に参加できてよかったです。とにかく参加できてよかった。こんな、話題のど真ん中というか、大きな渦の真ん中にいるような感覚を持ちながら、ドラマを撮影することはなかなかないことですし、加えて、皆さんのリアクションを糧に、ガソリンにしながら走っている感じが、連続ドラマの醍醐味(だいごみ)のようにも感じて、『生きてる!』って感じがしました」と充実感をにじませる。

 さらに、「共演者の皆さんや、スタッフの皆さんが、この作品に懸ける強い思いを抱えながら撮影に臨んでいるんだな、というのを感じながら現場にいられるのがすごくうれしかったです。個人的なことで言うと、20年前の1月クールに連続ドラマに初めて主演した時にご一緒した、大谷(太郎)監督とご一緒できて、再びここで人生交わるんだなぁと、うれしく思っています」と思いを伝え、「あらためまして、長丁場本当にお疲れさまでした。最終話も楽しみにしていますし、夜9時からの『1億3000万人のSHOWチャンネル』の後に見たいと思っております(笑)。皆さん、本当にお疲れさまでした!!」とリアルタイム視聴をアピール。

 比嘉は「撮影期間、これだけ縛られたり…引きずられたり…、ずっと捕らわれの身でいるという経験は初めてだったので、娘が誘拐されたりとか、台本を読みながら、心情的には正直とてもしんどかったです。だけど、現場が好きすぎて、撮影以外の合間は本当に楽しくて、ずっと笑顔でいたように思います。大人になり、これだけ経験を積んできても、楽しませてくれる現場や皆さんとの出会いに、あらめて感謝だなと…泣きそう! 自分もしんどいけれど、みんなも同じように大変で、それでも文句を言わずに強い気持ちでいいものを作ろうとされている、皆さんのプロ意識に毎日心が震えていました。尊敬と感謝の気持ちでいっぱいです。ありがとうございました」と感極まりながら思いを伝えた。

 菊池は「私事ではごさいますが、15年前、翔くんに憧れてジャニーズに入りました。つまり、15年前に翔くんにジャニーズにしてもらったわけです。そして15年後、今度は翔くんに『鬼』にしてもらいました(笑)。次は何になれるのか、今からワクワクしています」と櫻井との縁を喜び、「そして、共演者の皆さん、それからスタッフの皆さんに囲まれ、皆さんと一緒にこの作品を作ることができたこの時間は本当にかけがえのない宝物になりました! 本当にありがとうございました!」とあいさつ。

 ソニンは「駆け抜けたという言葉がぴったりのような…指揮本部での撮影は、スピード感、緊迫感にあふれていて…。そして、10話では最後アクションもあったりして、10話にして、やっと病院内に入って、『大病院占拠』撮っているなぁという気持ちで撮影に臨んでおりました。今は、やっと終わったんだなぁという気持ちで、本当に胸がいっぱいです。この役をいただいてから、本当に『大病院占拠』にどっぷり身を注いで、ライフワークみたいになっていたと思います」と誠心誠意、作品に臨んでいたことを報告。続けて、「周りの人からも『大病院占拠、面白い』『ハマっていてヤバいんだけど!』と言っていただけることも多くて。もうすでに達成感を感じていたので、撮影が終わってしまうのはすごく寂しい気持ちもします。本当に、スタッフの皆さんとキャストみんなで力を合わせたことで、ここまですごい作品になったのではと思っています。まだ、編集など残っていることもあると思いますけれど、最終回の完成を楽しみにしています。そしてまた皆さんとどこかでお会いできることを心より願っています。本当にお疲れさまでした!」と作品への愛情を示した。

 明日海は「緊迫したストーリーとは裏腹に、現場では、監督をはじめとしたスタッフの皆さんと、キャストの皆さまも本当に気さくで温かくて、すごくいい風が吹いているようないい現場だったので、こうやって最終日までご一緒できて幸せでした。皆さん撮影のお疲れがたまっていると思いますので、どうかお体に気を付けて、これからもご無事で(笑)。本当に本日までありがとうございました」といい雰囲気を作り出したキャスト・スタッフに、ねぎらいの言葉を送った。

 最終回。病院に潜入した武蔵が人質救出に向かう中、青鬼・耕一は、愛する人の命を優先する自分の正義と1億2000万人の命を優先する神奈川県知事・長門道江(筒井真理子)の正義、どちらが正しいと思うか国民に投票を呼び掛けた。国民が耕一の正義を選べば、長門は助からない。果たして国民が下す審判は? 一方、県警はついに耕一の素性を突き止め、鬼たちの過去を知る。耕一と赤鬼・美作(忍成修吾)、黒鬼・みさき(ベッキー)、P2計画の犠牲になった琴音(上西星来)との間には、幼い頃からの特別な絆があったのだ。さらに耕一にはもう1人、かけがえのない大切な人がいた…。その頃、捜査の指揮を外れていた和泉さくら(ソニン)は何かを決心する。そして武蔵は、いよいよ鬼たちとの最後の戦いへ。「もうあいつらの好きにはさせない」――鬼退治に挑む武蔵の運命は? すべての登場人物の葛藤、そして、真の黒幕が明らかに。愛と悲しみの物語が展開される。


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