藤ヶ谷太輔、関水渚、京本大我が「ハマる男に蹴りたい女」クランクアップ。その心境は?2023/03/14
3月18日に最終回を迎える、テレビ朝日系連続ドラマ「ハマる男に蹴りたい女」(土曜午後11:00)がクランクアップを迎えた。このほど撮影を終えた、主演のKis-My-Ft2・藤ヶ谷太輔、共演の関水渚、SixTONES・京本大我からコメントが到着した。
「ハマる男に蹴りたい女」は、人気コミック誌「Kiss」(講談社)で連載中の天沢アキ氏による同名コミックを原作としたラブコメディー。挫折した元エリート会社員の紘一が、ひょんなことからレトロな下宿「銀星荘」の管理人となり、そこで最低最悪な出会いを果たした住人のズボラ女子・いつかに振り回されることになる。一緒に生活するうちに、お互い相手のことが気になり始める2人だが、これまでエリート人生を歩んできた管理人と、何かと彼に突っかかるズボラ女子は、なかなか素直になれない。じれったい“オトナの一つ屋根の下ラブ”が展開している。
「西島いつか役・関水渚さんオールアップです!」というスタッフの掛け声とともに拍手が巻き起こり、片山修監督から花束を手渡された関水は、感極まって号泣。「こういう場で泣いちゃったのが初めてで、恥ずかしい…」と言いつつ、涙ながらに「ご迷惑をおかけしたこともあったんですが、いつも皆さんが温かくて、すごく幸せでした。また皆さんと一緒にお仕事がしたいです。終わってしまうのがとても寂しいんですが、皆さんのことが大好きです! 本当にありがとうございました」とコメント。さらに、藤ヶ谷に「たくさん支えてくださって、ありがとうございました」と深々とお辞儀をして感謝を伝えた。
そして、ドラマを引っ張ってきた“座長”藤ヶ谷は、監督から花束を受け取って、固い握手を交わし「僕はラブコメの経験があまりなかったので、最初は『ちゃんと引っ張っていけるのかな』という不安もありましたが、普段映画を撮っている方やラブコメの経験がない方、いろいろなジャンルで活躍されているスタッフの方と一緒に撮影をしていく中で、『できなくても挑戦してみよう』という気持ちになりましたし、すごく楽しかったです」と振り返った。
続けて「スケジュール的に厳しい瞬間も結構ありましたし、僕自身も仕事が重なってしんどいなと思った時がありました。でも、スタッフの皆さんの動きなどを見て、『自分ももっとギアを上げとかなきゃいけないな!』と感じるなど、いい影響をたくさん受けました。本当にありがとうございました」と思いを口にし、「僕が仕事をしていく中で大事にしているのは、キャストやスタッフの皆さんとの出会いや縁。今回もすてきな出会いと縁をいただけたと思っています。また、お芝居の現場でご一緒できたらうれしいですし、その時は今よりも成長した自分でお会いできたらいいなと思います」としっかりと締めくくり、無事にすべての撮影を終えた。
そして、同じ日の午前中には、香取俊役の京本も、ひと足先にクランクアップ。京本は「最初の頃、僕は週に一度くらいの頻度で撮影していたんですが、『銀星荘』に入居したこともあり、ここ1カ月はすごくたくさん撮影に参加することができました。キャストの皆さんとも仲を深められましたし、思い出もたくさんできて、すごく楽しかったです」と笑顔で語った。
加えて、「香取は切ないシーンが多かったんですが、撮影が終わるたびに、スタッフさんから共感の声が聞こえてきたのが救いで、僕もうれしかったです。スピンオフも撮っていただいて、ありがとうございました! 香取がたくさんの人に愛されればいいなと思います。何より僕自身、この作品が楽しかったので、また皆さんと集まれる日を楽しみにしています」と作品への愛を披露した。
図らずもいつかとの初デートに母・設楽しま子(大地真央)が同席することになり、大手飲料メーカー「カヅキビール」を辞めたこと、離婚したこと、そして現在は無給で下宿「銀星荘」の管理人をしていることがバレてしまった紘一。息子の現状に驚くしま子だが、「カヅキビール」時代の紘一の功績を認め、自分の会社にヘッドハンティングする。さらに、海外に販路を広げるため、上海支店の立ち上げを任せたいと言う。
一方、紘一から告白されたものの、いまだに一歩踏み出せないいつかは、香取に背中を押され、ようやく自分の気持ちに正直になることができた。紘一にきちんと「好き」と伝えるため走り出すのだが、まさかのタイミングで張本人の紘一から上海行きについて相談されてしまう。驚きながらも、“本来いた場所”に戻ろうとしている紘一の邪魔をしたくないと考えたいつかは、自分の気持ちをグッと押し殺し、「行ってみたらいいと思います。やっぱり管理人さんのこと、好きになれそうにありません」と上海行きを勧めてしまうのだった。
いつかの言葉を受けて紘一は、佐久間ナオ(西田尚美)に下宿を出ていくと告げる。さらに、管理人を辞める以上、このままここで暮らすわけにはいかないと考え、荷物をまとめ始める。そんな中、紘一は「カヅキビール」時代の後輩・武田直樹(西垣匠)から、ある人物を助けてほしいと相談される。
下宿「銀星荘」では、いつか、ナオ、香取、増田すず(久保田紗友)が、上海へと旅立つ紘一の送別会を行うことに。すると、そこに紘一の正式な回答を待ちきれないしま子まで現れて…!?
お互い「好き」があふれているにもかかわらず、相手を思いやるがゆえに、始まる前から恋を終えようとしている紘一といつか。「好き」だけで突っ走ることができないオトナの恋は、本当にこのまま終わってしまうのか? じれったい“オトナの一つ屋根の下ラブ”が、ついに完結。彼らの恋、仕事、そして友情の行方を見届けたい。
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