連続ドラマW　フェンス2023/04/10

記者会見情報

WOWOWプライムで放送される「連続ドラマW　フェンス」の完成披露試写会に、ダブル主演を務める松岡茉優と宮本エリアナが参加した。世界最大規模の米軍基地を抱える沖縄を舞台に、2人の女性がある性的暴行事件の真相を追っていく物語で、沖縄の実情も目の当たりにする雑誌ライターのキーこと小松綺絵を演じた松岡は「昨年、沖縄をメインに撮影しました。台本に書かれていることも、その場所で撮っているということも、心と体で感じながら一つ一つ丁寧に撮影しました。みんなで一生懸命撮った作品なので、真っすぐに届けばいいと思います」と胸を張った。沖縄で生まれ育ったブラックミックスの大嶺桜役・宮本は「不安だらけでしたが松岡さんに引っ張っていただいて、胸がジーンとするような経験をさせてもらいました。また、（脚本の）野木亜紀子さんがブラックミックスの子を使いたいと言ってくださったことも、とてもうれしかったです」と抜てきを喜んだ。

責任を持って向き合って、エンターテインメントとして届ける（松岡茉優／小松綺絵）

このドラマは昨年沖縄をメインに撮影しました。台本に書かれていることも、その場所で撮っているということも、心と体で感じながら一つ一つ丁寧に撮影しました。みんなで一生懸命撮った作品なので、真っすぐに届けばいいと思います。オファーを引き受けた際には勇気がいるけれど、私はもう大人だし、責任を持って向き合って、今回の題材をエンターテインメントとして届ける責任があると思いました。沖縄ロケでの市場で買い物をする場面では、地元の方々も協力してくれて、そこでエリアナさんが現地のおばあたちと方言確認をしているのが印象的でした。今まで言い忘れていたけれど…エリアナさん、女優デビューおめでとうございます。エリアナさんのデビュー作に携われたこと、それが野木さんの本というのもうれしいです。

松岡さんは同い年なのにすごいと感動（宮本エリアナ／大嶺桜）

演技初挑戦ということで不安だらけでしたが、松岡さんに引っ張っていただいて、撮影期間の約1カ月ずっと一緒にいたということもあり、胸がジーンとするような経験をさせてもらいました。また、野木さんがブラックミックスの子を使いたいと言ってくださったことも、とてもうれしかったです。最初に松岡さんは「大丈夫よ！　私は受け止めるからね！」と言ってくださって、同い年なのにすごい！と感動しました。ドラマでは日本人とは何か？　愛とは何か？と自分の気持ちを再確認できるはずです。いろいろな視点で何度も見てほしいドラマです。沖縄ロケでは、カメラが回っていないところで地元の方がフルーツをくれたりして、とても温かい現場でした。