ラストマン-全盲の捜査官-2023/06/26
番組情報
キャラクター紹介
- 皆実広見(福山雅治)
FBI(アメリカ連邦捜査局)特別捜査官。期間限定で交換留学生として来日した。過去のある事故がきっかけで両目の視力を失っているが、鋭い分析力、嗅覚、触覚で事件を必ず終わらせる最後の切り札という意味で、FBIでは“ラストマン”と呼ばれていた。人たらしな性格で、何の屈託もなくすぐ周りに助けを求めることができるフェアな精神の持ち主。正義のためには二枚舌、三枚舌を使う“うまくやる大人の男”。 - 護道心太朗(大泉洋)
警察庁人材交流企画室の室長。代々、警察庁長官を務め上げてきた由緒正しい警察官僚一家のキャリアで、次期警察庁長官と目されている兄の命で皆実のアテンドをすることになる。自ら現場を選択し、ある理由から悪を絶対に許さないという“並々ならぬ正義感”がある。逮捕のためなら手段はいとわない行き過ぎた一面もあり、警察内部にも敵は多い。他人を信じず己だけを信じて1人で生きてきた孤高の人。 - 護道泉(永瀬廉)
警視庁捜査一課・佐久良班の刑事。由緒正しい護道家の人間で、心太朗のおい。家柄を一切鼻にかけず、正義感が強く、曲がったことが嫌いな真っすぐな性格。階級は警視で、警部補である心太朗より上。 - 吾妻ゆうき(今田美桜)
警視庁刑事部・捜査支援分析センター(SSBC)の分析官。ある理由から以前より皆実のことを知っており、捜査の力になりたいと自ら手を挙げる。捜査一課の面々から冷遇されている皆実の唯一の味方。 - 護道清二(寺尾聰)
心太朗の父。由緒正しい“護道家”を守り、自身も第21代警察庁長官を務めた。引退した今は海の見える別荘で人生を満喫しているが、日本に来た皆実の動向を気にかけている。 - 佐久良円花(吉田羊)
警視庁捜査一課の刑事。警部補。一課で検挙数トップのチームを率いており、女性初の捜査一課長と目されている。人当たりが柔らかく、しなやかで部下からの人望も厚いが、内に熱さやしたたかさも併せ持つ。心太朗とは訳あって犬猿の仲。 - 護道京吾(上川隆也)
警察庁次長。由緒正しい護道家の血を濃く継ぐ長兄で、心太朗の兄であり泉の父でもある。人望が厚く実績もあり、次期警察庁長官候補と言われているキャリア中のキャリア。自身の昇進を懸けて導入した制度「日米刑事共助協定」で皆実が来日。皆実が問題ばかり起こしている心太朗をバディに指名し、不安を抱きつつ承諾するが、“あること”が気がかりで2人を監視するようになる。
出演者
福山雅治/大泉洋/永瀬廉/今田美桜/寺尾聰/吉田羊/上川隆也 ほか
スタッフ・音楽
脚本:黒岩勉/演出:土井裕泰/演出:平野俊一/演出:石井康晴/演出:伊東祥宏/編成プロデュース:東仲恵吾/プロデューサー:益田千愛/プロデューサー:元井桃
挿入歌:神はサイコロを振らない「修羅の巷」
概要
FBI捜査官・福山雅治×孤高の刑事・大泉洋がバディを組み難事件に挑む
福山雅治と大泉洋が2010年の大河ドラマ「龍馬伝」(NHK)以来、芝居での共演を果たす完全オリジナルの痛快ミステリー。ある事故がきっかけで両目の視力を失った人たらしなFBI特別捜査官・皆実広見(福山)と、皆実のアテンドを命じられた、警察官僚一家のキャリアながら現場にこだわり、並々ならぬ正義感を持つ警察庁人材交流企画室の室長・護道心太朗(大泉)がバディを組んで難事件に挑んでいく。脚本は黒岩勉が手掛け、凸凹コンビの軽妙なやりとりを紡ぐ。2人を取り巻く人物として、捜査一課で検挙数トップのチームを率いる警部補で、心太朗とは犬猿の仲の佐久良円花役を吉田羊、心太朗の父・護道清二役を寺尾聰が務める。
記者会見情報
TBS系の連続ドラマ「ラストマン-全盲の捜査官-」の試写会&舞台あいさつが行われ、主演の福山雅治、共演の大泉洋、King & Prince・永瀬廉、今田美桜、松尾諭、奥智哉、吉田羊、上川隆也が登壇した。福山と大泉は、2010年に放送されたNHK大河ドラマ「龍馬伝」以来となる13年ぶりの共演。久々となる共演について「楽しいですね」と目を細める福山は、「大泉さんはこの13年で、いろいろな舞台や映像作品にさまざまな役柄で出演されて、場数を踏んでいます。その分、引き出しも多くてアイデアも豊富。一緒に演じていて本当に楽しいです」と大泉を称賛。一方の大泉は「13年前は福山さんが主演という立場で、僕は初めての大河ドラマで、ちゃんと話せた記憶もないぐらい。でも自分も50歳になり、やっと“福山さんと共演できるようになった”と感慨深いです。手応えを感じています」と胸を張った。
役作りで“目が見えない状態”を体験(福山雅治/皆実広見)
演じる皆実広見という人間の感情や心の動きだけでお芝居をしていくのでは追いつかないかなと思ったので、皆実の“目が見えない状態”の体験をしました。また、どのようにすれば、“見えないように見える”のか、スタッフの皆さんと話し合いながら人物像を作っていきました。このドラマは「360度型エンターテインメント」とも言える作品。引き込まれるストーリー、社会問題にも向き合う視線、クスッと笑えるシーンもあれば、胸に迫る泣ける場面もあります。特に僕が演じる皆実広見というキャラクターは、全盲の捜査官ということで、できないことがあるからこそ、誰かに助けてもらって、初めて社会の一員として生きていくことができます。しかしこれは、“目が見える””見えない”にかかわらず、人は誰かに助けられ、誰かを助けている。社会というものは、さまざまな人間が共存していて、個性を持った人たちが生活していて、誰かのために生き、誰かのおかげで生かされている。人と人とが助け合っていく社会、よりよい社会になるにはどうすればいいのか。それを作品のテーマにエンターテインメント作品をお届けすることが、「ラストマン」の原動力になっていると思います。
クールな役だけど、びっくりしすぎて素の“大泉洋”に(笑)(大泉洋/護道心太朗)
自信作です。日曜日の夜にこれだけ痛快で気持ちのいい作品を見て、月曜日を迎えられたら幸せですよね。普段の僕のキャラクターとは違って、心太朗はシリアスで硬派。ちょっと乱暴なところもありますが、乱暴な私ってイメージないでしょ。そして、犯人を捕らえるためには、少々強引なことをする人物。面白いことを言う役でもないので、僕の新たな一面が見ていただけるのではないかなと思います。もしかしたら僕にも乱暴な自分がいるのかも。今後はワイルドな感じで、タンクトップに革ジャンとか。トゲトゲのついたものやドクロとか…(笑)。(劇中では松尾演じる馬目吉春のセリフがない時の大きめなリアクションも見どころだそうで)馬目が皆実たちのところまで移動して、怒らなくちゃいけなかったんですけど、歩いてきたと思ったら、持っていた資料を本番でいきなり僕に投げつけてきて。あれには素で驚きました(笑)。第7話かな。心太朗は普段クールでびっくりできないんですが、そのシーンだけはびっくりしてしまって、素の“大泉洋”になっています(笑)。
大泉さんと一緒に出ると、けがしかしない…(永瀬廉/護道泉)
背筋が伸びる気持ちです。初めて「日曜劇場」という歴史ある枠で演じさせていただいて、うれしい気持ちと、皆さんがどう感じてくれたのか、とてもワクワクと緊張を感じています。現場では(吉田)羊さんと松尾さんがグルメの話で盛り上がっていたので、なかなか話に入っていけなかったのですが、最近はグルメの話だけではなく世間話もするようになったので、ようやく入れるようになりました。(吉田率いる)佐久良班のメンバーとはボウリングとご飯に行ったり、どんどん仲が深まっています。1日の“ラスト”にすることは、動画サイトを見ること。(大泉から「あー、エッチなサイトね」と言われ)エッチなサイトじゃ寝られないでしょ。健全な…って何を言わせるんですか! 自然に答えちゃったじゃないですか。見てないですからね。大泉さんと一緒に出ると、けがしかしない気がします…(笑)。
皆実さんへの指示出しは慣れるまで大変でした(今田美桜/吾妻ゆうき)
演じる吾妻が皆実さんに、目の前に何があるかとか、進行方向を伝えるシーンでは、実際に所作をご指導いただきました。時計の針で方向を伝えるので、3時、9時とか指示するのですが、「〇時の方向に曲がってください」など、とっさに指示することに慣れるまで大変でした。今後は、吾妻が伴走して皆実さんとランニングをするシーンもあります。収録前に福山さんが練習にお付き合いくださり、息の合わせ方を教えていただいたりして、息の合ったシーンを作ることができました。
怒るシーンで思い切りやったら、大泉さんが素で驚いていた(笑)(松尾諭/馬目吉春)
大泉さんの番宣番組でのはしゃいでいる様子から、このドラマをコメディーだと勘違いしている方もいるかもしれませんが(笑)、オリジナルで硬派な作品です。(演じる馬目のセリフがないところでの大きめなリアクションも見どころだと監督が言っているそうだが)佐久良班と皆実さん、心太朗たちは対立関係にあるので、馬目は皆実さんたちがやっていることに対して「何やってんだ!?」とかみつくシーンが多いんです。撮影中に監督から、「もっと強めにお願いします」と言われるのですが、強めに怒ると熱量が変わるので、芝居としてはとても難しい。(第7話の)心太朗に怒る場面では、前にわざわざ移動して怒るほどの“怒り”だったので、思い切ってやってみたんです。でも大泉さんが本当に驚いた顔をしていて。心太朗の顔じゃなくて大泉洋でした(笑)。1日の“ラスト”にすることは、「おいしくなあれ」と言いながら、ぬかどこを混ぜることです。
福山さん、大泉さんと共演できて世界で一番幸せな後輩(奥智哉/長谷川壮太)
(現場では最年少だが)刺激的な毎日を過ごしています。事務所の大大大大先輩である福山さん、大泉さんと一緒にお芝居ができて、世界で一番幸せな後輩だと思っています。(永瀬に「話を聞くと18歳だと伝わってきてかわいい」と言われ)僕、ポーカーフェースみたいで、しっかりしていると思われがちなのですが、最近は皆さんにおバカなところがバレてきました(苦笑)。(“無敵のバディ”である皆実と心太朗のコンビにちなみ、自身のバディを問われると)最近のバディはゆずコショウ。僕の相棒です。白米にもかけますし、納豆とか何にでも合うんですよ。
心太朗とは今後、仕事以外の関係性も予感(吉田羊/佐久良円花)
撮影中からワクワクするシーンの連続で、日曜日の夜を楽しんでいただける作品に仕上がっていると思います。(演じる佐久良と心太朗は犬猿の仲だが)検挙率のトップ争いをしているライバルの間柄で、心太朗の強引な振る舞いをけん制するところもあり、面白くないと思っています。でも、2人きりの時の会話を聞くと、そんな気持ちがありながらも、認め合っているような、気を許し合っているような印象もあるんですよね。この先、仕事以外の関係性もあるのではないかと予感させてくれる関係ですね。(無敵なことは)大泉さんを笑わせること。セリフを方言で言ってほしいと大泉さんから頼まれ、出身地の(福岡)久留米の言葉で話すと大泉さんが爆笑するんですよ。
大泉さんのギャップを見るのが共演の際の楽しみ(上川隆也/護道京吾)
(大泉とは5度目の共演だが)初めて会った時からユニークな方で、誰かれともなくツッコミを入れ、本質は何も変わっていない印象。ただ、役者としてのスキルは上がっていて、成長…というのはおこがましいですね(笑)。躍進を遂げられていますね。そんなギャップを見ることができているのが、共演する際の楽しみでもあります。
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