「ロンブー淳のド田舎ハッピープラン」移住したい都道府県No.1！ 信州の魅力を深掘り2023/02/24
TBS系では2月26日に、「ロンブー淳のド田舎ハッピープラン #これが私の移住スタイル」（午後4：00＝SBC信越放送）を放送。田舎に移住し、それぞれの幸せを追い求める3 組のもとを、ロンドンブーツ1号2号・田村淳、FUJIWARA（藤本敏史、原西孝幸）、朝日奈央、板野友美が訪ね、田舎暮らしの新たな魅力を深掘りする。
コロナ禍をきっかけに、若い世代が次々と都会から地方へ移り住んでいる昨今。もはや移住はブームでなく、都会に住む人を中心に将来のライフプランを考える上での、大きな選択肢の一つとなっている。中でも、長野県は「移住したい都道府県ランキング」で17年連続1位（宝島社「田舎暮らしの本」調べ）を獲得した、まさに“移住王国”。そんな信州を舞台に、移り住んだ若者が描くハッピープランを紹介する。
山をこよなく愛するがゆえに、2022年に東京から長野市へ転居した、登山系YouTuber・やぎちゃん。山好きが高じて家族で移り住むケースは多いが、やぎちゃんは、実は新婚。なんと結婚半年で夫を東京に残し、単身移住してしまったのだ。そんな思い切った決断に驚くのは、自身も新婚の朝日。やぎちゃんと一緒に日帰り登山に挑戦し、その魅力を体験する。
やぎちゃんが提案する登山の楽しみの一つが“山ごはん”だ。田村、FUJIWARAと一緒に、長野市内を一望できる山で、温かいポトフとリゾットの調理にチャレンジ。FUJIWARAはコンビ愛による連携プレーで難なく完成させるも、田村と朝日のコンビは、まさかのアクシデントに見舞われる。さらに、東京に残された夫がロケ現場に登場。これまで妻には伝えてこなかった本音とは？
続いて、妻は人気雑誌の元モデル、夫は元Jリーガーの夫婦が、“終（つい）のすみか”として移り住んだのは、長野県松本市。夫の高崎寛之氏は、鹿島アントラーズや浦和レッズなどで活躍し、松本を含む全国各地のクラブを渡り歩いた。そして、プロサッカー選手を引退後、セカンドキャリアとして選んだのが、未経験の農業。しかも農業機械どころか土地さえない。ゼロからのスタートで始めたのは、シロヒラタケという希少なキノコの栽培だった。
チャレンジは苦難の連続で、現役時代に比べて収入も激減。妻・彩加さんは、家事と育児に追われながら、パートもこなし家計を支える。自分がやりたいことに突き進む夫に、妻は不満を募らせる。こうした中、夫は収入アップに向けたハッピープランをひそかに練っていた。
高崎氏の案内で田村たちが向かったのは、寒風吹きすさぶ畑の中。そこで土を掘り返すと、現れたのは地元特産の長イモだった。採れたてのシロヒラタケと長イモの料理を味わった一行は、そのおいしさに仰天。家族の健康を気遣う板野は、「プロ野球選手の夫にも食べさせたい」と絶賛。田村も「これまで食べてきた長イモとは別格」と驚きを隠さない。不満を募らせてきた妻は、夫を許すことができるのか!?
さらに、戦国武将の真田幸村に憧れて、長野県上田市に福岡から移住してきた高坂梓氏が登場。大学を卒業後、“幸村愛”だけで縁もゆかりもない上田に移り住んだという説明に、当然のことながら一同は半信半疑。家の中を探索すると、部屋中に幸村グッズがあふれかえっていた。
会社員として日中はフルタイムで働く一方、漫画家としても活動している高坂氏。題材にするのは、長野県。県民では気付かない、地域の特徴を移住者の目線で分析しSNSなどで発信し、新聞やテレビなどでも取り上げられ話題を呼んでいる。幸村好きとあいまって、コスプレも好きな彼女は、漫画のネタ探しを兼ねて、一行をコスプレ散歩に誘う。幸村の甲冑（かっちゅう）を身にまとった田村に、真田十勇士に扮（ふん）したFUJIWARA。高坂氏おすすめの商店街で出合ったものとは？
収録を振り返り田村は「どの方も、“そんなきっかけで移住するんだ…”っていうのが、それぞれありましたけど、移住者が来たくなる理由も分かりますよね。長野県は受け入れ態勢が整っているんだと思います」とコメント。
藤本は「長野に来れば来るほど移住したい意欲が高まってくるんですよ。1人になって余計に動きやすいし、長野県民の温かさに触れて、ウェルカムで優しく包み込んでくれるのかなっていうのがありますね」と長野の魅力にハマっている様子。一方の原西は「シロヒラタケとかめちゃくちゃおいしいですけど、全然儲からないんですね。あんなおいしいものがあるっていうのは知らなかった。長野県民も知らないですよね、これを。だから知ってほしいなって思います」と、シロヒラタケのおいしさを熱く伝える。
また、朝日は「やぎちゃん、すごいですよね、旦那さんの心の広さというか。やぎちゃんが活動をしっかり頑張っているから支えたいと思わせる、いい関係性だなと思いました。最初に聞いた時はドキッとしちゃいましたが、いろんな形があるんだなと思いました」と感想を語り、板野も「自分の好きなものにほれ込んで移住してきた人たちの心（しん）の強さを感じました。頼れる人がいなくても移り住もうと思えるものに出合えるなんて、うらやましいとも思います。シロヒラタケや長イモを夫や周りにも勧めて、ハッピープランが成功するよう、私ができることで応援します!!」と力を込めた。
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