水上恒司が「ブギウギ」で趣里の最愛の人に! 藤間爽子、なだぎ武、福徳秀介、後藤淳平らの出演も決定2023/02/14
NHK総合ほかで今秋放送スタートの連続テレビ小説「ブギウギ」(月~土曜午前8:00ほか、開始日未定)に、水上恒司、藤間爽子、なだぎ武、岡部たかし、宇野祥平、黒崎煌代、楠見薫、妹尾和夫、橋本じゅん、森永悠希、福徳秀介、後藤淳平、升毅が出演することが分かった。
趣里がヒロインを務める「ブギウギ」は、戦後の大スター・笠置シヅ子さんをモデルに、その人生を再構築。満面の笑みと底抜けに明るいヒロイン・花田鈴子(趣里)が、多くの困難を乗り越え、歌手の道を突き進み、人々に勇気と希望を与えていく姿を紡ぐ物語だ。
水上が演じるのは、鈴子の最愛の人・村山愛助。大阪にある日本随一の演芸会社「村山興業」の御曹司だ。鈴子の大ファンだったが、やがてお互いにひかれ合っていく。さまざまな逆境を2人で乗り越え、鈴子の人生に大きな影響を与える運命の相手となる。また、藤間は、鈴子の幼なじみ・タイ子役を務める。大阪・福島の芸者の娘であるタイ子は、鈴子とは同じ小学校で、転校してきた鈴子に最初に話しかけ、それ以来一番の仲良しとなるキャラクターだ。
連続テレビ小説初出演となる水上は、「『ブギウギ』を楽しみにお待ちの皆さま、お初にお目にかかります。このたび、村山愛助役を授かりました水上恒司と申します。村山愛助を演じられるのは世界で私だけである自覚を持って、趣里さん演じる花田鈴子と世界で一番ブギウギな音を奏でていきます。『ブギウギ』もうしばらくお待ちくださいませ!!」と意欲を燃やす。
藤間は「オーディションを受けた時からビビッと根拠もない自信があり『必ずこの作品に携わりたい!』と願っていたので、出演が決まった時は本当にうれしかったです」と心境を明かし、「タイ子は鈴子とは正反対で引っ込み思案な性格ですが、実はとても心(しん)の通った強い女性。また、家庭環境が少し複雑という背景もあります。戦後を生き抜いてきた、たくましい女性たちの姿を、力強く描いていきたいです。どうぞ楽しみにいてください」と役柄を紹介している。
また、鈴子の実家である銭湯「はな湯」の人々として、なだぎ、岡部、宇野、黒崎、楠見、妹尾が登場。銭湯の常連で、鈴子には「当たらない」と言われる易者役をなだぎ、いつも薄汚い格好をしてよく酒に酔っているアホのおっちゃん役を岡部、銭湯の住み込みの従業員・ゴンベイ役を宇野、鈴子の3歳年下の弟・花田六郎役を黒崎。銭湯の常連で、あん摩の仕事をするアサ役を楠見、花田家のかかりつけの医師で銭湯の常連でもある熱々先生役を妹尾が担当する。
「念願の朝ドラレギュラー。母親に伝えたら、拍手して喜んでくれた。これで一つ親孝行ができた気持ちです」と出演の喜びを伝えるなだぎは、「『この人に占ってもらっても、もらわなくてもええけど、毎朝顔は見たくなる人やな〜』くらいの憎めない愛嬌(あいきょう)のある易者を演じられたらと思っております。皆さんとその瞬間瞬間の空気を楽しみながら撮影に挑めればと。アドリブも隙あらば狙ってます(笑)」と張り切っている。
岡部は「僕も関西で幼少期を過ごしたので、周りにはあほのおっちゃんが普通にいました。あほのおっちゃんはあほなんですが、面白いし人懐っこかったのを覚えています。アホノオッチャン。つぶやくとノスタルジックな気持ちになり縦笛で『故郷』なんかを奏でたくなります。波瀾(はらん)万丈な鈴子の人生にも優しく温かい記憶として残るような、あほのおっちゃんにしたいと思います。よろしくお願いします」と“アホのおっちゃん”役を演じることを楽しみにしている様子。
そして、鈴子が所属する梅丸少女歌劇団(USK)と道頓堀の人々として、橋本、森永、ジャルジャルの福徳と後藤、升が出演。USKの音楽部長でこわもてだが、実は優しく面倒見がいい林役を橋本、USKの専属のピアニスト・股野義夫役を森永、USKの団員たちがよく訪れる、道頓堀にある洋食店の配膳係・ハット役を福徳、同じく洋食店のコック役を後藤。USKの親会社でもある、歌舞伎や映画など幅広く手掛ける日本随一の興行会社「梅丸」の社長・大熊役を升が担う。
橋本は「関西が舞台の朝ドラ! もう首が大気圏を突き抜けて果てしない宇宙を眺めるくらい途方に暮れるような思いでオファーをお待ちしておりました! いただいた林部長さんは、とても人がお好きな方のよう。好き過ぎておしゃべりも大好きなとても義理人情厚く、苦をいとわず信念と笑顔とともに泥臭い時代を軽やかに走り抜けた、それもいつも誰かと並走した人間味そのものな方とお見受けしております。まだまだ台本を読み込んで林さんや皆さんと出会い続けてる今、『ブギウギ』の世界にワクワクウキウキしております!!」と期待に胸を膨らませる。
森永は「大阪放送局制作の朝ドラに、こうしてまた出演することができて、うれしく思っています。今回はピアノを弾かなければいけないので…(笑)、今からドキドキしていますが、作品に少しでも花を添えられるように、そして見てくださっている皆さまがよい1日を過ごせますよう、頑張ってまいりたいと思います」と抱負を述べる。
福徳は「10年以上前、“コントの演技”と“ドラマの演技”の違いについて聞かれた際、『一緒ですね』と答えて、井筒(和幸)監督に怒られたことがあります。もちろん怒られただけではなく、違いについて、ご教授いただきました。今回はそれを存分に発揮し、少しでも力になれたらな、と思っております!」、後藤も「小学生の頃、ギリギリまで朝ドラを見てから学校に行っていたぐらい生っ粋の連続テレビ小説ファンなので、とても光栄です。コンビで出させてもらうので、ジャルジャルがコントをしているふうに見えないよう、しっかりと物語に入り込みたいと思っています」と、それぞれ“俳優”としてドラマになじめるようにと意気込む。
升は「連続テレビ小説の出演は1982年の『よーいドン』から、今回9作目となる『ブギウギ』となります。しかも私自身の記憶にも残る実在の人物、笠置シヅ子さんの物語。幼い頃にその歌声も聴き、画面で弾けるそのお姿も拝見。さらに、私の父が服部良一先生と親交があったことなど。これまでとは違ったズキズキ・ワクワクを感じます。この大熊、顔には出さず背中で泣いて…鈴子のスタートダッシュを後押しさせていただきます!」と自身と今作との縁を明かしている。
新しいキャストの決定を受けて、趣里は「私が幼い頃から拝見し楽しませていただいている方々、揺るぎのない経験と活躍を重ねていらっしゃる俳優の皆さまとのお芝居で、泣いたり笑ったり、歌ったり踊ったり、当時のエネルギッシュな空気を一緒に生み出していける撮影の日々が待ち遠しいです。愛助役の水上さんとは初めての共演ですが、真っすぐな瞳の中にある温かさが印象的で、ご一緒できること、とてもうれしく思います。鈴子の人生の中で唯一無二の大切な存在として、制作現場を共に乗り越える仲間として丁寧にコミュニケーションを重ねながら2人の物語の温もりを伝えていきたいです」とコメントを寄せている。
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