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高橋一生、橋爪功、本田翼が「6秒間の軌跡」会見で仲むつまじいやりとりを披露2023/01/11

高橋一生、橋爪功、本田翼が「6秒間の軌跡」会見で仲むつまじいやりとりを披露

 テレビ朝日系で1月14日にスタートする連続ドラマ「6秒間の軌跡~花火師・望月星太郎の憂鬱」(土曜午後11:30)の制作発表記者会見が行われ、主演の高橋一生、共演の橋爪功、本田翼が登壇し、本作の見どころや撮影現場のエピソードなどを披露した。

 「6秒間の軌跡」の舞台は、地方都市で代々続く煙火店(=花火店)。4代目となる父・望月航を橋爪が演じ、その息子・星太郎に高橋が扮(ふん)する。やがて、「すまん…」という一言を残して、航が亡くなり、星太郎は1人で途方に暮れることに。しかし数カ月後、死んだはずの父親が、当たり前のように日常に現れる。花火師親子の不思議な日常と、彼らと接して、影響を及ぼしていく女性・水森ひかり(本田)の心の成長を描き出す、一筋縄ではいかない心温まるファンタジーだ。

 会見は、作品内で登場する古い日本家屋を模した「望月煙火店」のリアルなセット内で実施。3人が登場する際には、ケツメイシが今作のために書き下ろした、ドラマのストーリーともリンクするロック調でバラードな主題歌「夜空を翔ける」が会場に流れ、ドラマの世界観をより一層盛り立てた。

 冒頭のあいさつで高橋は「こういうセットで物語が進んでいくので、最近はあまりやっていないのではないかと思うアットホームなドラマになっていると思います」と説明。続いて本田も「スタジオにすごく大きな一軒家のセットを建てていただいて撮影しています。アットホームな雰囲気が伝わればいいなと思っております」と笑顔でアピール。

 橋爪は「昔のテレビドラマは編集も何もできなかったので、こういうワンセットといいますか、スタジオの中にセットを組んで、デカいカメラをぶん回して撮影していたんです。私も古い人間ですから、そういう大昔のドラマを思い出します。こういうところで撮影していると、テレビドラマだなって感じがします」と、往年のホームドラマの趣きを感じている様子でを見せた。

 ドラマ撮影現場のスタッフからの目撃情報を基に、「本田翼さんが、橋爪功さんに部屋に連れ込まれた!」「高橋一生さんが、居間のセットでくつろぎすぎて、本田さんに『実家ですか!』とツッコまれていた!」「花火打ち上げの極寒ロケ、橋爪さんのためにあるプレゼントをした!」などの㊙エピソードが披露され、それぞれが真相を明かすなど、3人の息の合ったやりとりに、会見は大いに盛り上がった。

高橋一生、橋爪功、本田翼が「6秒間の軌跡」会見で仲むつまじいやりとりを披露

 また、記者からの「プライベート花火を打ち上げるとしたら、誰のために打ち上げたいですか?」との質問に、高橋は「(花火を打ち上げてくださっている)廣瀬さんですね。毎回撮影の時、『10発くらいでいいです』ってスタッフさんに言われても、3倍くらい打ち上げてくれてるんです。打ち上げ花火のロケをしている場所の地元の方々も、だんだん楽しみになってきているみたいで、『今日は花火ないんですか?』って聞かれたりもしているくらい、最近では期待値も上がってきているみたいなんですよ。そんな花火師の廣瀬さんのために花火を打ち上げてあげたいです」と感謝の気持ちを述べた。

 一方の橋爪は「翼くんのために上げたいなと思ってます! 今作で初めてお目にかかったのに、こんなに仲良くしていただいて、高齢者に優しくしてくれて。もう上げるとしたら、あなたしかいないな、と思いますよ」と語ると、本田も恐縮しながら「では私も、橋爪さんのため(笑)」と、仲むつまじさを感じさせた。

 続けて橋爪は「ついでに言っておくと、一生くんの誕生日の2~3日後に花火を上げるシーンがあったんですよ。で、ドラマのために花火を打ち上げてくれる花火師の広瀬さんが、誕生日用の花火も用意してくれて、一生くんが自分で打ち上げのスイッチを押したの。近場で花火を上げると、すごいですよ! 高く上げないから、音もすごいし、目の前で上がるから、ちょっと感動します。寒いですけど、もしあれでしたら皆さんも撮影現場にいらして、ご覧になってください」と誘った。

高橋一生、橋爪功、本田翼が「6秒間の軌跡」会見で仲むつまじいやりとりを披露

 また、ほぼ3人だけのドラマで、会話劇という作品で大変だったことについて、高橋は「日常的なセリフの応酬なので、『うん』とか『おう』とかの相づちが意外と大事になってきたりするんです。でもそこに突然違う人が横やりを入れてきたり…と、今までにあまりないような限りなく口語に近いお芝居なので、そこは面白がりながらやっています」と余裕の笑みを浮かべた。

 橋爪は「毎日、苦労のしっぱなしです! 反省しながら帰ってます! このドラマは会話のテンポが速く、セリフがトントントンって進んでいくんです。その会話に入り込まなきゃいけないんだけど、たまに『どこで入るんだっけ!?』ってなっちゃうんですよ」と、向田邦子賞を受賞した橋部敦子氏のオリジナル脚本による卓越した会話劇の難しさを明かす。

 すると本田が橋爪に向かい、「いつ苦労をなさっていたんだろう…と思います」と言葉をかけると、橋爪から「皮肉言うのうまいよね」とツッコミが。あわてて「何よりも橋爪さんを大事にしていますし、尊敬もしています!(笑)」と、まるでコントのようなやりとりで会場を沸かせた。

 最後に、今年の抱負を聞かれ、高橋が「人生は続いているので、僕はなるべく抱負は持たないように過ごしているんですよね…。健康第一ですかね!」と答えると、橋爪は「結婚!?」と聞き間違い。高橋は「結婚より健康ですね(笑)…またこれも、見出しに使っていただけるんじゃないでしょうか(笑)」と、オチをつけて会見を締めくくった。

高橋一生、橋爪功、本田翼が「6秒間の軌跡」会見で仲むつまじいやりとりを披露

 フォトセッションでは、花火師が特別に作成してくれた、ドラマ名と、おのおのの名前が記された本物の花火の“尺玉”がサプライズで持ち込まれた。これには3人も大喜びで、高橋は「廣瀬さん! わざわざありがとうございます!」と笑顔でお礼を述べた。


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