Ado、上白石萌音、津田健次郎、「silent」脚本家・生方美久ら2022年を象徴する面々がテレビを語る!2022/12/25
NHK総合では2023年1月1日に、佐久間宣行氏、パンサー・向井慧、あの、杉浦友紀アナウンサーが進行役を務める「あたらしいテレビ2023」(午後11:05)を放送する。
ちまたにあふれる映像コンテンツを振り返りながら、これから先の未来をちょっとだけ考えてみる同番組。2022年、エンタメ業界を大いににぎわせた超豪華な出演者が集結し、人気作の舞台裏もキーマンたちが初めて告白する。
「番組スタッフが厳選!映像コンテンツ業界で大活躍する『今、会いたい8人』」には、「ONE PIECE FILM RED」で歌姫・ウタの歌唱パートを担当したAdo、大ヒット漫画「SPY×FAMILY」「チェンソーマン」の仕掛人、漫画編集者の林士平氏、SNS総フォロワー400万以上のコスプレイヤー・えなこ、「ゴールデングローブ賞」最優秀長編アニメーション映画賞部門で「犬王」がノミネートされたアニメ監督の湯浅政明氏、世界興行収入でナンバーワンに輝くヒット作「トップガン マーヴェリック」の字幕翻訳を手掛け、トム・クルーズからの信頼も厚い字幕翻訳者の戸田奈津子氏が登場。
さらに、ドラマ「妻、小学生になる。」(TBS系)での好演が光った毎田暖乃、役者としても活躍する人気声優の津田健次郎、TVerの再生回数で記録を更新した大ヒットドラマ「silent」(フジテレビ系)の脚本家・生方美久氏を迎え、それぞれが心に残る2022年の映像コンテンツを紹介。さらに、制作秘話では意外な本音も飛び出す。
また、挑戦的な番組を生み出すスタッフと、若手人気芸人、放送作家がテレビ局の垣根を越えて一緒に「座談会」を開催。テレビ出演急増中の実力派芸人、Aマッソ・加納、「タモリ倶楽部」(テレビ朝日)、「魔改造の夜」「光秀のスマホ」(ともにNHK総合ほか)といった挑戦的な番組を手掛ける放送作家の竹村武司氏、深夜バラエティーに「クセ強×ほっこり」な笑いを届ける小山テリハ氏(テレビ朝日・入局7年目)、「シュール過ぎて意味不明だけど、超面白い!」な番組を仕掛ける大森時生氏(テレビ東京・入局4年目)、「常識を逆手にとって放送事故!?」と錯覚させるほどインパクト大な番組を作る原田和実氏(フジテレビ・入局3年目)が、テレビ制作の不可思議な点&可能性について大議論。既存の価値観を真っ向からたたき割る爽快さは必見だ。
そして、舞台「千と千尋の神隠し」、NHK連続テレビ小説「カムカムエヴリバディ」で主演の1人を務めた上白石萌音、紅白歌合戦に3年連続出場(20〜22年)を果たした若手実力派ミュージシャンのmilet、テレビ&ネットのバラエティー番組で縦横無尽の大活躍を見せるフワちゃんが仕事の悩みを互いに告白し、驚きの撮影秘話も大公開。さらに、3人のある共通点が将来の重要なポイントとなることが発覚する。
収録を終えた佐久間氏は「とにかくびっくりするキャスティングでした。2022年を象徴するヒットメーカーの方々はもちろん、大活躍している旬のタレントが出演して好きなテレビ番組や映像作品、自分がメディアに対して思っている疑問をどんどん出してくれるので、テレビの範ちゅうだけじゃない大きなコンテンツ論になっていると思います。ぜひたくさんの人に見ていただきたいなと思います」とアピール。
そして「若手ディレクターの対談はすごく刺激的だったし、とてもワクワクしました。これからのテレビに対してどうなるのかなって不安もありましたが、逆にとても楽しみになりました」と期待を述べている。
向井は「毎年この番組が好きで見ていたので、出演者に選ばれたっていうことが一番です。今年1年、頑張れます(笑)。“テレビのコンテンツの最前線にいます”みたいな顔をして、ちょっと生意気にもしゃべっちゃっているんで、恥ずかしいんですけど。VTRでは“この人と一緒に仕事がしたいな”と思うような人たちがたくさん出てきて、すごく刺激的でした」と手応えを語る。
さらに視聴者に向け、「僕ぐらいの年代の人、今37歳なんですけど、やっぱりテレビとラジオが“オワコンだよね”みたいな空気がとても悔しいと言いますか、“いや、そんなことないよ!”って言いたいけど、うまく反論できないと言いますか…。でも、この番組を見たことで、“まだまだ希望があるし、何かまだやれることがありそうだ”ってともしびを見つけたような気がします。テレビをまだまだ面白くする一役を担えたらなって気持ちになりました」とメッセージを寄せている。
あのは「おしゃべり屋さんの2人がいるので大丈夫かなって思っていたんですけど、VTRでいろいろなジャンルの方がしゃべっているのを見て、勝手に自分が音楽を作る上でのクリエーティブ面でも刺激的で、自然といろんな意見が出せたので、僕にしてはしゃべれたかなって思えました」と感想。
加えて「僕みたいな世代とかファンの子たちはなかなかテレビを見ないことも多いし、やっぱりどこかでなめていますよね。見下している面があるような気がするんです。でも、僕は今回収録をしていて、どんどんどんどん“何かめっちゃ希望あんじゃん!”って思っちゃいました。格好いい人たちをいっぱい見たいので。だからぜひ、あなたも諦めずにテレビを見てくださいって思いました」と呼び掛けている。
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