工藤遥、若林時英、渡邉美穂、MAX・NANAが「ブラザー・トラップ」に出演2022/12/21
工藤遥、若林時英、渡邉美穂、MAXのNANAが、TBSで2023年1月24日からスタートする連続ドラマ「ブラザー・トラップ」（火曜深夜0：58、関東ローカル）に出演することが分かった。
久間田琳加が主演を務め、山中柔太朗が共演する「ブラザー・トラップ」は、電子コミックサービス・LINEマンガで1億3000万ビューを突破した、日向きょう氏による人気漫画が原作。元カレとわだかまりが残ったまま別れてしまったことがきっかけで、恋愛に積極的になれなれない大学生・立花あかり（久間田）に久々の恋が訪れる。しかし、相手の年下男子・成瀬和泉（山中）はなんと元カレ・成瀬大和（塩野瑛久）の弟ということが発覚。この三角関係を中心に、繊細でいちずなドキドキのピュアラブストーリーが繰り広げられる。
工藤が演じるのは、成瀬兄弟と幼なじみで大和の彼女・藤宮遥。和泉と同級生で一緒に過ごす時間が一番多く、姉弟のように大事に思っている。そして、大和に対しては幼い頃から憧れがある。あかりや和泉、大和の“過去”を知り、三角関係に絡む重要な役どころだ。そして、若林は、和泉と遥の中学からの同級生・駒井瑛太役を担う。周りを笑わせる明るいムードメーカーで、和泉とは大学も同じ。あかりと和泉の恋がうまくいくように気を利かせる。その一方で、自身の恋愛に関しては純粋でウブな一面があるキャラクターだ。
「自分と同じ名前の“遥”という役に出会えたことが、奇跡のような巡り合わせだとうれしくなりました」と声を弾ませる工藤は、「少女漫画の詰め合わせのような設定で、相関図の矢印渋滞が起きてドロドロしそうなところですが、それぞれの真っすぐ誰かを思う気持ちに、キラキラしているだけでない妙なリアリティーが面白い作品だと感じました。あかりと和泉の初心っぷりに見ているこっちが恥ずかしくなってしまいます。そのかたわら、大和をはじめ前に進めずにいる切なさともどかしさ、どちらもしっかり描かれているので、甘い物としょっぱい物を永遠に食べ続けられるあの感覚に近いな、と思いました。何よりあかりと和泉のやりとりがかわいすぎて、それだけで白米をモリモリ食べられます（笑）」と作品の魅力を語る。
加えて、「2人の恋愛を見守りつつ、遥ちゃん自身がきちんと前に進めるよう、丁寧に演じられたらと思います。楽しんで撮影しておりますので、画面の向こうで楽しんでいただけたら幸いです」とアピールしている。
若林は「このドラマのお話をいただいた時、単純にうれしかったです。ただの恋愛ドラマではないなと思いました。そして、オファーいただいた役がとても魅力的だったので、とてもワクワクしたことを覚えています」と心境を明かし、「撮影現場の雰囲気はとてもいいです。今回、僕個人でいうと初めましての方があまり多くなかったので、すんなり現場になじむことができました。それも主演の久間田さんが作ってくれる雰囲気のおかげですね！（笑）。原作のリスペクトを忘れずに、キャスト・スタッフ一同素晴らしい作品が視聴者の皆さまに届くよう日々撮影しております！ とても面白いものになっていると思いますので、ぜひ放送を楽しみにしていてください！」とよい雰囲気の中で撮影に臨んでいることを伝える。
さらに、渡邉は、あかりがすっぴん・眼鏡・部屋着姿で一緒に過ごせるほど心を許している親友・三宅絵里子役を務める。恋愛相談にも乗っているため、大和とのことも知っており、大の少女漫画好きで漫画で蓄えた知識から、あかりにアドバイスしている。あかりの今後の恋愛模様を予測するような勘の鋭い一面もある役どころだ。また、NANA演じる和泉と大和の母・成瀬由紀は第3話から登場。持病で通院しており、普段の生活に支障はないが病気のことで息子たちに迷惑をかけていると感じている。
渡邉は「私は実写化ドラマの経験があまりなかったので、すごく楽しみな気持ちでいっぱいでした。原作漫画を読みながら『このシーンはどんな感じになるのだろうか。早く見たいなぁ』と、たくさん妄想を膨らませてはドキドキしていました。いただいた台本を読み、キュンとしたり苦しくなったり、とにかく感情が忙しかったです。一筋縄ではいかない恋模様にもどかしさを感じつつも、登場人物たちにどんどん感情移入してしまいました」と作品の魅力にハマっている様子。
そして、「私自身もこのドラマを早く見たくてたまりません！ 視聴者の皆さまと一緒にドキドキハラハラしながら、感情を共有できたらなと思います。私が演じる三宅絵里子も面白いキャラクターに仕上がっているので、ぜひ楽しみにしていてください」と呼び掛ける。
NANAは「少し忘れかけていたういういしく甘酸っぱい恋心♡ 恋愛に一生懸命に向き合っていた、そんな時を思い出させてくれるストーリーに引き込まれて、久しぶりに私も胸キュンしながら台本を読ませていただきました」と台本を読んだ感想を話す。
続けて、「私が演じるのは大和と和泉の母親である由紀さん。息子たちを温かく見守りながら、時には悩んで立ち止まってしまった子どもたちの背中を優しくそっと押してあげる存在で、私も息子を持つ同じ母親としてすてきだなと感じました」と役柄の印象を話し、「撮影現場は明るい雰囲気の中、キャスト、スタッフの皆さんが作品のキャラクターをとても大切にしながら一丸となって挑んでいるので、私もその思いに応えられるように頑張りたいと思います。そしてたくさんの方に見てもらい楽しんでいただけたらうれしいです」とメッセージを寄せている。
そのほか、あかりの大学の同級生で和泉の先輩・コータ役に、昨年の「第34回 ジュノン・スーパーボーイ・コンテスト」でグランプリを受賞した齋藤璃佑が抜擢てきされた。齋藤は本作で俳優デビューを飾る。誰とでも気さくに話し、あかりと和泉が出会うきっかけを作るコータを、齋藤がどう演じるのか注目だ。
なお、ドラマ化を記念して、12月22日から原作漫画「ブラザー・トラップ」の新たな番外編連載がLINEマンガでスタート。毎週木曜に更新される。さらに、その連載を収録したコミックス第10巻も発売も予定されている。
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