栗山千明が山崎育三郎主演「リエゾン-こどものこころ診療所-」でクールな臨床心理士に2022/12/08
栗山千明が、山崎育三郎が主演を務め、テレビ朝日系で2023年1月20日にスタートする連続ドラマ「リエゾン-こどものこころ診療所-」(金曜午後11:15。一部地域で放送時間が異なる)に出演することが分かった。
「リエゾン-こどものこころ診療所-」は、「モーニング」(講談社)で現在も連載中の原作・漫画をヨンチャン氏、原作を竹村優作氏が手掛ける同名漫画が原作。郊外の児童精神科クリニックを舞台に、自らも発達障害(ADHD)を抱える院長と研修医の凸凹コンビが、発達障害をはじめ、さまざまな生きづらさを抱える子どもとその家族に真っすぐに向き合い、寄り添っていく姿を描くヒューマンドラマだ。脚本は、12月公開の映画「Dr.コトー診療所」をはじめ、映画「涙そうそう」(2006年)、映画「ハナミズキ」(10年)と、数々の感動作を手掛けてきた吉田紀子氏が担当する。
栗山が演じる向山和樹は、主人公・佐山卓(山﨑)が院長を務める児童精神科「さやま・こどもクリニック」で働く臨床心理士。常に冷静沈着で、佐山の独特の行動やペースにも動じることなく、一見するとクールな印象だが、実は誰よりも優しい。そして、佐山の一番の理解者として、優しく見守りながらサポートしていく。また、クリニックに勤める一方で、小学校でスクールカウンセラーとしても働き、佐山同様に子どもたちと真っすぐ真摯(しんし)に向き合い、内に秘めた熱い意志も持っている。
「原作を拝見したのですが、今現在、関心が高まっている大切なことが描かれている作品で、とても魅了されました。実際にこれを私が演じさせていただけることに、とても光栄な気持ちになりました」と喜びを口にする栗山は、「向山は、みんなを見守る優しいお姉さんというイメージがあります。さりげない優しさを見せる一方で、物事を客観的に見ていて、一見、感情が表に出ないクールな女性でもあるので、その内に秘めた熱意がちゃんと役として表現できたらいいなと思っています。たまたまなのですが、私はこのお話をいただく前から、今作のお話のような題材のドキュメンタリーを多く拝見していまして、そんな中、今作に携わることになったので、またあらためて見直しながら、勉強というほどではありませんが、少しずつ知識を身につけるようにしています」と役への意欲をにじませる。
主演の山崎とは00年放送のドラマ「六番目の小夜子」(NHK)で初共演して以来の旧知の仲。「山崎さんとは、それこそ最初は二十数年前から共演していて、これまでも何度か共演させていただいているので、今回もとても安心しています。ただ、久々に一緒にお芝居をさせていただくので、佐山先生をどう演じられるのかを含め、とても楽しみですね」と心躍らせる。
そして、研修医・遠野志保役の松本穂香については、「一緒にお芝居させていただくのは初めてですが、原作漫画の雰囲気にぴったりだなと感じていました。かわいらしい遠野先生をどう演じられるのか、楽しみにしています」と初共演への期待を寄せた。
最後に「センシティブなテーマで、見てくださる方の中には身構えてしまう方がいらっしゃるかもしれませんが、とてもハートフルなお話で、生きにくいと感じている方を少しでも生きやすくなるようにクリニックを通してサポートしていく中で、前向きになれたり、自分自身と向き合っていこうと思えたりする作品ですので、ぜひ楽しんで見ていただきたいなと思います」と視聴者へのメッセージを送った。
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