荒牧慶彦ら2.5次元俳優が勢ぞろい「あいつが上手で下手が僕で」のドラマ・シーズン2が決定2022/12/05
日本テレビほかで昨年オンエアされ、舞台化もされた「あいつが上手で下手が僕で」、通称「カミシモ」。そのドラマのシーズン2が、2023年4月から日本テレビほかで放送されることが分かった（日時未定）。
「あいつが上手で下手が僕で」は、お笑い界という⼤海原に揉まれ、マストが折れ、漂流した者が最後にたどり着く場所・湘南劇場を舞台に、「島流し」と揶揄（やゆ）される絶体絶命＆絶望⼿前の状況で、相⽅や仲間たちと劇場の脱出を⽬指し奮闘する芸⼈⻘春群像劇。荒牧慶彦が主演を務め、崎山つばさ、和田雅成ら2.5次元のトップスターが勢ぞろいし、話題を呼んだ。11～12月には舞台版のシーズン2が上演され、大いに盛り上がって千秋楽を迎えた。
ドラマのシーズン2には、エクソダス（荒牧、和田雅成）をはじめとするシーズン1のコンビたちに加えて、舞台のシーズン2で個性が際立った、ラストワルツ（和田琢磨、染谷俊之）、ノノクラゲ（溝口琢矢、大平峻也）、ねあんでる（木津つばさ、中尾暢樹）もドラマに参加する。
楽屋のにぎやかさだけで、辛うじて生気を保っていた湘南劇場。しかし、らふちゅーぶ（崎山、鳥越祐貴）、アマゲン（陳内将、梅津瑞樹）、ロングリード（橋本祥平、田中涼星）らが徐々に仕事が増えてきたことで、楽屋は閑散。取り残されたエクソダスの嫉妬の空気で充満した劇場は、“遭難劇場”を通り越し、“墓場”と化していた。
そこにやって来たのは、パチファンラストイヤーのラストワルツ、幼なじみコンビのノノクラゲ、SNSの新星・ねあんでるの3組。エクソダスが参加した深夜番組で共に競い、戦い、手を組んできた彼らを加え、総勢7組となった湘南劇場は、いつになく活気づいていた。
しかし、忘れてはいけない…ここは“墓場”なのだ。にぎやかさを取り戻したかのように見えた湘南劇場は、3カ月が経ち、再び客足は遠のき、いつもの姿に戻っていた。そんな怠け始めた芸人たちに活を入れるため、新たな支配人が現れる。売れない芸人を雇うだけの余裕はないということで、ランキング制を導入し、最下位のコンビは劇場からクビになると掲げた。誰がどう見ても、最下位であるエクソダスは、解散を懸けて一世一代の大勝負に出る。
エクソダス・時浦可偉役を務める荒牧は「またまた夢をつかむため、そして笑いを取るため湘南劇場での青春群像劇が始まります！ 芸人の数も増え、さらに盛り上がること間違いなしの湘南劇場。しかし全然陽の目を浴びないエクソダスがどうするのか、このままでいいのか。悩みながらももがき続ける彼らの奮闘を見守っていただけるとうれしいです」とメッセージを寄せる。
そして、総合演出を務める日本テレビのは橋本和明氏は「今回も、夢を追うことの楽しさと苦しさがいっぱい詰まったストーリーです。エクソダス、そして新たに加わる3組を中心に、前作からのコンビも出演して、撮影現場はとんでもない熱気になるとおもいます。ヨーロッパ企画さんの繊細な台本、役者たちが魂を込めた言葉の応酬、舞台に負けない熱量を、テレビの前でぜひ感じていただければと思います」とアピールしている。
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