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「最初はパー」豪太&澤村が殴り合いの大げんかに発展するも、2人の絆に感動の声!2022/11/29

「最初はパー」豪太&澤村が殴り合いの大げんかに発展するも、2人の絆に感動の声!

 テレビ朝日系で放送中のドラマ「最初はパー」。お笑い養成所を舞台に繰り広げられる笑いあり、涙ありのストーリーを描いた秋元康さん企画・原作・脚本の新感覚“笑劇”ドラマです。地上波単独初主演を務めるSixTONES・ジェシーさんが、お笑い養成所に入学した政治家の息子・利根川豪太を演じ、市川猿之助さん演じるこわもての男・澤村銀平とコンビを結成。雨宮すみれ(賀喜遥香)、鬼講師・相田忠則(小籔千豊)らと、時にぶつかり、時に励まし合いながら、プロの芸人を目指して奮闘します。

 先日放送された第5話では、豪太と澤村の絆に「泣いた」とSNSで話題に! 互いを思うが故に、殴り合いのけんかで本音をぶつけ合うシーンが特に印象的でした。また、何者かが養成所の悪口をインターネット上に書き込み、クラス内に“裏切り者”がいるのでは…?と疑心暗鬼になる展開も。物語も後半戦に突入し、さまざまな事件が巻き起こった第5話を振り返ります。

第5話振り返り

相田大激怒! 教室内に裏切り者が…!?

 いつにも増して不機嫌な相田が、突然「この教室に裏切り者がおる」と言い出します。インターネット掲示板に養成所の悪口、それも教室内の人間にしか分からない子細な内容が書き込まれていたことが発覚したためで、中でも「こんなやつとは組みたくなかった」という書き込みに“相方”を運命共同体と考える相田は激怒。一体誰がこんなことを…と犯人捜しの雰囲気が漂う中、欠席しているという理由で澤村が犯人だと疑われてしまいます。言いたい放題の木島大和(青木柚)や小塚尊(基俊介)に、豪太が「何も知らないくせに!」と詰め寄り一触即発の事態に! 豪太以外は誰も澤村の入院を知らない状況で、このまま強く疑われてしまうのかと思われましたが、「あんなおっさんがスマホ使ってネットに書き込みなんかできるわけない」と相田が一蹴し、事なきを得ます。本当の裏切り者は、様子を見ていればそのうち分かるだろうと通常通り授業を進めることに。

「最初はパー」豪太&澤村が殴り合いの大げんかに発展するも、2人の絆に感動の声!

 一番手に指名された“近頃、お腹の調子は?”の2人は、重苦しい空気に困惑しますが、「芸人はどういう状況であれ、笑いを取っていかなアカン」という相田の言葉を受け、気合を入れてネタ見せに挑みます。

 初回から貫いてきた“お腹の調子”ネタを脱却し、テンポのいい掛け合いでクスッと笑いを誘います。回を重ねるごとに、SNSでもネタ見せのシーンが面白いという書き込みが多くなってきていますが、特に注目されているのが、ピンで活動する雨宮すみれ。ネタ見せ中の関西弁を解禁し、「NMB48とかだったら関西弁を前提にファンの人も応援しているから親近感があっていい」「渋谷凪咲ちゃんとかは関西弁もキュート」「でも、なんちゃら46とかだと、ちょっと違いますよね」と、これまで以上に“中の人”ネタ満載のセリフで視聴者を喜ばせました。

 豪太と澤村の不在以外はいつも通りに見える養成所ですが、本当に教室内に裏切り者がいるのでしょうか…? その正体は誰なのか、次回放送が待ち遠しいです。

アパッチボーイズ・島地が相田の元へ

 そんな中、相田にコンビ復活を迫る元相方で、人気芸人のアパッチボーイズ・正野泰也(レイザーラモンHG)の現在の相方・島地圭太(パンクブーブー・佐藤哲夫)が相田の元を訪れます。正野と解散したくない島地が相田にくぎを刺しに来たのかと思いきや、重い口を開いた島地が語ったのは全くの逆。なんと、アパッチボーイズの解散を言い出したのは島地の方で、天才・正野の相方には自分では力不足で、同じく天才の相田がふさわしいと主張します。「面白くなくても売れたんだからいいだろ」とアパッチボーイズを続けるよう助言する相田ですが、島地の「面白くなくていいわけないだろ! 俺、お笑い芸人だぞ!」という叫びから始まる必死の訴えには、少なからず心が揺れたように見えました。それでも「養成所の生徒を預かっている」と断る相田に、島地は「生徒は卒業していく」として、「アパッチボーイズは、今年いっぱいにする」と宣言して去っていきます。

 相田と正野がコンビを解散してアパッチボーイズが結成された経緯や、それによって相田が正野に対してどんな思いを抱いているのか、まだ明らかになっていない部分が多いですが、この2組のコンビが今後どうなっていくのか気になります。

澤村、病院から脱走!? 豪太と本気の殴り合い

 入院中の澤村は、突然訪ねてきた豪太の父・周郎(橋本じゅん)から、澤村の治療費を肩代わりする条件として、豪太が政治家になる決意を固めたことを告げられます。豪太が芸人を諦めなければならないと知った澤村は、自分なんかのために豪太を犠牲にするわけにはいかないと大暴れ。治療を中断して病院から抜け出そうとしますが、見舞いに来た豪太に見つかり連れ戻されます。いつものように「早く治してまた漫才をしましょう」と励ます豪太に、「周郎から事情を聴いた」と、澤村が殴りかかり大げんかに発展。「お前がやっと見つけた夢だぞ! 簡単に諦めていいのかよ!」という澤村の言葉に「僕だって諦めたくないですよ」「1人じゃできないじゃないですか! 漫才」と、豪太も本音をぶつけます。互いを思うが故の本気のぶつかり合いは、現実と向き合うために避けては通れない道だったのかもしれません。

 豪太は「政治家になっても漫才はできる」と、お笑いを完全に諦めたわけではないことを澤村に伝えます。再び治療に前向きになった澤村は、卒業公演までに養成所に戻ってくることはできるのでしょうか…? 

【番組情報】

金曜ナイトドラマ「最初はパー」
テレビ朝日系
金曜 午後11:15~深夜0:15 ※12月2日は午後11:20~深夜0:20
※一部地域では放送時間が異なります

テレビ朝日担当 K・K



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