「人生変わった」お見送り芸人しんいちに続くのは？ Yes!アキト、サツマカワRPG、カベポスター永見らが優勝狙う「R-1グランプリ2023」【会見リポート】2022/11/16

　ひとり芸日本一決定戦「R-1グランプリ」の第21回目となる「R-1グランプリ2023」の開催が決定！　予選は12月26日にスタートとなり、決勝戦の模様は来春、カンテレ・フジテレビ系全国ネットで生放送される。ここでは11月10日、東京・よしもと有楽町シアターにて開催された「『R-1グランプリ2023』やります会見」の模様をリポート。

　会見には、広瀬アリスと共に3年連続で決勝戦の司会を務めることが決定した霜降り明星（粗品、せいや）や、20代目王者・お見送り芸人しんいち、準優勝・ZAZYのほか、今大会への参戦を表明したYes!アキト、オドるキネマ・鈴木バイダン、オドるキネマ・南、カベポスター・永見大吾、9番街レトロ・京極風斗、サツマカワRPG、ソマオ・ミートボール、ぱーてぃーちゃん・金子きょんちぃ＆すがちゃん最高No.1＆信子が登壇した。

　しんいちが「ホンマに人生変わった!!　『R-1史上一番変わったんちゃうか』って言われます。ゆりやん（レトリィバァ）や粗品と違って、僕は底辺でしたから。前日までバイトしてました」と優勝から今日までを熱く振り返る一方で、「僕も前回大会以降、お仕事が増えました。CMもいろいろやらせていただきまして」と落ち着いた雰囲気のZAZY。せいやが「しんいちさん、（CM）ゼロですか？」と聞くと、しんいちは小声で「ゼロです」と弱々しく答えていた。

　続いてトロフィー返還式へ。しんいちは、優勝から毎日肌身離さず持ち歩いているトロフィーを抱きしめ「嫌や！　返したないわ！」と狂い叫ぶ。しかし粗品が「わたくしお見送り芸人しんいちのトロフィー保有期間は次の『R-1』王者決定までとし、トロフィーは必ず返還することを誓います」と誓約書の文面を淡々と読み上げ、せいやも「スタッフさんがしんいちさんのこと信用してないんですよ。『こいつ返還せえへんのちゃうか』ってわざわざこんなん作ったんですよ」としんいちを説得。渋々誓約書にサインをしたしんいちは、写真を撮る記者たちに「これ載せんといてほしい、マジで！　俺そんな悪いことした!?」などと常に不満を口にしていた。

　無事トロフィーの返還が約束されると、今大会への参加を表明した芸人たちが元気よく登場。しんいちとZAZYへの質問コーナーでは、ソマオが「下ネタってOKなんですか？」と尋ね、自身のネタを披露する。それを見たしんいちが「うーん…いけんちゃん？　知らんもん、だってお前のネタあんまり！」とぶっきらぼうに答えていると、それを遮るようにアキトも勢いよくギャグを披露。しんいちは「やったらええやん！」とアドバイス（？）した。

　優勝賞金は今年も500万円。使い道を聞かれ「面白く使います!!」と力強く答えたサツマカワ。粗品が「それを教えてくれ」、せいやも「中身は？」とツッコむも、サツマカワは「頑張ります!!　お願いします!!!」とだけ大きな声で繰り返した。その後も「500万円の束を家に置いて、ウオーーー！」（アキト）、「500万円から1万円抜いて、ここ（胸）に諭吉を挟んでエッチ万円」（ソマオ）、「えーっとぉ、顔をカスタムします」（きょんちぃ）、「えー？　じゃあきょんちぃのカスタム手伝ってあげる。見たいし」（信子）、「僕は2024年の『R-1』決勝のMCの権利を手に入れます」（すがちゃん）、「いつかの慰謝料のためにとっておく」（永見）、「思いつくまでは持っとく」（京極）、「すごくいい炊飯器がほしい」（バイダン）、「小銭に崩します」（南）と続ける一同。