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三浦友和、「クロサギ」で裏の顔を持つ甘味処の店主役に「試行錯誤しながら演じています」2022/11/04

三浦友和、「クロサギ」で裏の顔を持つ甘味処の店主役に「試行錯誤しながら演じています」

 King & Prince・平野紫耀さんがTBS系ドラマで初主演を務める金曜ドラマ「クロサギ」。本作は、詐欺によって家族を失った主人公・黒崎高志郎(平野)が“詐欺師をだます詐欺師=クロサギ”となって、本当の“敵”を探し出し打倒していく物語です。

 社会のゆがみと共に次々と生まれている“詐欺”。普通に生きているだけで、誰もが簡単に被害者にも加害者にもなってしまう現代社会の中で、“クロサギ”はどのように詐欺師と対峙(たいじ)していくのか。 復讐劇の中で描かれる黒崎の葛藤や変容、そして複雑に絡み合う人間ドラマをぜひご覧ください。

 TVガイドwebでは、第3話放送を前に詐欺師界のフィクサー・桂木敏夫を演じる三浦友和さんにインタビュー。役作りや平野さんとの撮影秘話などを語っていただきました。

――今回演じている桂木の役どころについて教えてください。

「桂木は甘味処『かつら』の店主でありながら、詐欺業界のフィクサーという裏の顔を持っています。世の中的にいったら悪い人なのでしょうが、普段は商店会長として地域の人たちとも積極的に交流しているんですよね。だから、表と顔と裏の顔を極端に出すのではなく、ふとした瞬間に“裏”が垣間見える方がいいかなと思い、試行錯誤しながら演じています」

――黒崎の関係性については、いかがでしょうか?

「黒崎との関係性は、非常に複雑で難しいです。黒崎を“クロサギ”として育て上げた師匠のような存在でもありながら、黒崎の家族を破滅させた詐欺の設計図を売ったのは桂木で、黒崎もそれを知っている。だから、親子のような師弟関係に見えることもあれば、全くそう見えない時もあって。そんな不可解なところもある黒崎と桂木の関係性は、物語の肝になってくると思います。2人の間にはまだまだ謎がありますし、桂木が黒崎に“シロサギ”を退治させているのにも裏の事情があるので、今後の展開にご注目いただきたいです」

――黒崎役の平野さんとの撮影はいかがですか?

「平野くんとは緊張感のあるシーンが多いので、現場ではあまり和気あいあいとはできないところがあります。ただ、普段の彼は国宝級の純粋さですね(笑)。一方でお芝居では集中力があって熱心で、素晴らしいなと思っています」

三浦友和、「クロサギ」で裏の顔を持つ甘味処の店主役に「試行錯誤しながら演じています」

――甘味処の店主を演じるにあたり、どのような役作りをされましたか?

「プロの方の元で少しだけ勉強させていただきました。和菓子作りは奥が深いですね。小豆のすくい方ひとつとっても、とても大変だということを実感しました。普段ホットケーキを焼いたりはするのですが、それよりも小さいどら焼きは焼くのがとても難しいんです。型もなく、鉄板の上ですべて同じ形に焼いていくプロの方の技はすごいなと思いました」

――貴重なお話をありがとうございました! 最後に視聴者の方へメッセージをお願いします。

「クロサギがシロサギをやっつけるという1話完結の痛快さがありながら、各登場人物の人間模様もしっかりと描かれていきます。奥深いドラマになっていますので、ぜひご覧ください」

――ありがとうございました!

【番組情報】

金曜ドラマ「クロサギ」
TBS系 
金曜 午後10:00~10:54

TBS担当 M・M



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