深川麻衣、「完全に詰んだイチ子」で「シュールでコミカルなシーンを全員で真面目に撮影(笑)」2022/11/01
11月1日からテレビ東京で放送されるドラマチューズ!「完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの」。どん底に陥った人気若手アナウンサーが、美容カリスマ社長に出会い、さまざまな困難にぶつかりながら人間として成長していく姿を描きます。
今回TVガイドwebでは、主人公の有加里壱子を演じる深川麻衣さんを直撃し、作品や役柄への思いを伺いました。
――本作の第一印象はいかがでしたか?
「とても面白そうなドラマだなと思いました。まだチャレンジしたことがないタイプの役柄でしたし、何よりもMEGUMIさんのプロデュースということや、美容情報がたくさん詰まった作品だと伺ったので、とても興味が湧きました」
――演じられる壱子の第一印象をお聞かせください。
「壁にぶつかってもちょっとやそっとじゃへこたれない、ただでは転ばないたくましさ、心(しん)の強さがとても格好よくて、私も見習いたいと思いました。壱子にはヨッピ(サーヤ)という学生時代からの大親友がいて、ヨッピの前では自然体でいられるんです。私にも小学生の時からの大親友がいて、その子とは趣味も全然違うのですが今でもすごく仲良しで。台本を読んだ時に、壱子にとってのヨッピは、私にとってあの子なんだなと、自然に重ねて読むことができました」
――本作のプロデュースをされているMEGUMIさんの印象を教えてください。
「別のドラマで共演させていただいた時は会話を交わすシーンはなかったので、ごあいさつぐらいしかできなかったのですが、今回初めてがっつりご一緒させていただいて、とてもうれしかったです。本当にパワフルでエネルギーにあふれている方で、とても気さくにお話してくださいますし、この作品ではプロデューサーとしてもロケハンにも全部MEGUMIさんが同行されたと聞いて、ドラマに対する熱量や愛を強く感じました。MEGUMIさんご自身が美容にお詳しいので、撮影の間に美容情報をたくさん伺いたいと思って質問攻めしています」
――壱子を演じる上で参考にしたことはありますか?
「準備できる時間が限られていたので、アナウンサーという役柄としては実在する方をよく観察したり、ニュースを見ている時にアナウンサーさんが読み上げた文章を反復してみたりして、話し方を勉強させていただきました。撮影に入ってからは、本作はコメディーなので、壱子が落ち込んでいるシーンでも演技を沈ませ過ぎないように、ちょっとコミカルなテンションを心掛けています」
――壱子の大親友・ヨッピとの会話シーンの撮影にあたって準備したことはありますか?
「ヨッピ役のラランド・サーヤさんとは初めましてだったのですが、本当に面白くて頭のいい方で。天才だと思います! ヨッピとの会話のシーンでは心を許し合っている仲ならではのテンポが大切になってくるので、2人のシーンだけは撮影に入る前に読み合わせがありました。気を許し合っている女性同士特有の飾らない雰囲気やズケズケした物言いのテンポや声のトーンを、その時間で監督たちと擦り合わせました」
――撮影で印象に残っているシーンや出来事はありますか?
「どのシーンも本当に印象的で、一つに選べないですね(笑)。今回、撮影に参加されている監督陣の皆さんは、経歴が面白い方々が集まっていて。なので、話ごとに少しずつカラーが違うのも楽しいです。あとは画角が特徴的で、少し横長になっていて、いわゆる普通のドラマとは少し違った画角や色味になっています。そんなスタッフさんがこだわって作ってくださっている絵作りにも、ぜひ注目してほしいです」
――テレビ東京で女性が主役のドラマというと顔芸のイメージがあるのですが、顔芸を披露されるシーンはありますか?
「台本に『変顔をする』とは書いていないのですが、暴れたり必死に叫んだりするシーンが多くあるので、意図せず変な顔になってしまっているかもしれないです。まだ出来上がった映像を見てはいないので、これから見るのが楽しみでもあり少し怖くもありますね(笑)。思わずクスッとしてしまうシュールなセリフやシーンがたくさんあって、みんなで笑いを我慢しながらも、真剣に撮影しています(笑)」
――ドラマを楽しみにしている視聴者の皆さんに一言お願いします!
「年齢問わずたくさんの方に見ていただきたいです。気軽に見てクスッと笑える、テンポのいいドラマになっていて、美容情報盛りだくさんなので、特に女性には楽しんでいただける内容になっていると思います。私自身も忙しい時は、夜家に帰ってからささっと最低限のスキンケアだけして寝てしまうことが多くて、きちんと自分の体と心をケアする時間が不足していたなと思っていて。今回このドラマを見ていただいて、ご自分の体をいたわる時間を確保することの重要さを伝えられたらと思います。また、最近よく耳にするSNSの問題なども取り上げているので、SNSとの付き合い方なども考えるきっかけになるのかなと思います。ぜひご覧ください!」
深川さんに作品や撮影のお話を伺い、ますますドラマが楽しみになりました! どのシーンもとても印象的とのお話で、ワクワクします。本日11月1日放送される第1話では、人気女性アナウンサーの壱子が、ある事柄が大ごとに発展してしまい、思い描いていた明るい未来を一瞬にして失い人生のどん底へ…! 壱子が今後どのように「カリスマ」まで上り詰めるのか。ぜひ第1話から、壱子のカリスマまでの道を見守ってください!
【プロフィール】
深川麻衣(ふかがわ まい)
1991年3月29日生まれ。静岡県出身。2011年から乃木坂46の1期生として活動をスタートし、16年にグループを卒業。18年に初主演映画「パンとバスと2度目のハツコイ」で第10回TAMA映画賞最優秀新進女優賞を受賞。主な出演作は、映画「愛がなんだ」(19年)、「僕と彼女とラリーと」(21年)。ドラマではNHK連続ドラマ小説「まんぷく」、NHK大河ドラマ「青天を衝け」、「日本ボロ宿紀行」(テレビ東京)、「特捜9 Season5」(テレビ朝日系)、「サワコ〜それは、果てなき復讐」(BS-TBS)ほかに出演。
【番組情報】
ドラマチューズ!「完全に詰んだイチ子はもうカリスマになるしかないの」
11月1日スタート
テレビ東京ほか
火曜 深夜0:30~深夜1:00
※TVer、ネットもテレ東、Paraviにて見逃し配信あり
取材・文/テレビ東京担当 N・S
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