テレビとラジオ両方で完結する新感覚バラエティー！ 佐久間宣行＆バイきんぐ・小峠の「盛ラジオ」詳細が明らかに2022/10/27
テレビ東京で10月27日からスタートする、元・テレビ東京プロデューサーの佐久間宣行氏とバイきんぐ・小峠英二がMCを務めるバラエティー「盛（もり）ラジオ」（木曜深夜1：00）の詳細が明らかになった。
テレビ放送に先んじて、Spotifyでのラジオ番組を配信するという前代未聞のスタイルで始まった同番組。「ラジオ」とは、パーソナリティーが自身の話術だけで日常のささいな出来事を面白おかしく話すことが求められる世界であり、芸人としての話術・構成・脚色によって面白く演出する力＝“盛力（もりりょく）”が試される。この番組では、うまく使えば人々を笑わせるテクニックだが、やりすぎれば毒になるこの“盛り”が、どの程度行われているのかを検証していく。
ゲストで出演したお笑い芸人には、「ロケで起きたことを話す新感覚ラジオ」という架空の番組のためにロケを敢行し、そのロケの映像は一切使わないと説明した上で、ロケで起きた内容を元ネタにしゃべってもらうラジオを収録。そのラジオ音声はSpotifyで先に配信され、その後にオンエアされるテレビ放送では事前に配信されているラジオトークの「元ネタとなる実際のロケ映像」を見ながら、芸人がラジオでどの話を盛ったのか、実際あったこととそのトークとの差を検証するという、普段から話を“盛る”芸人にとってはネタバレともいえる恐ろしい内容となっている。
第1回は「オールナイトニッポン」で7年間レギュラーを務める三四郎（小宮浩信、相田周二）。現在配信中のラジオでは、俳優・小手伸也とのロケの様子が面白おかしく話されているが、果たして実際は？
番組をより楽しむには、Spotifyで配信されるラジオをあらかじめ聞いておくことが必須。そのため番組冒頭には佐久間氏から「ラジオをまだ聞いていない方は一度テレビを消してラジオを聞いて後、配信でご覧ください」と、テレビを消すことを促されるという、掟破りの説明も。
佐久間氏は「昔、僕の番組でAD（アシスタントディレクター）をやってくれていた後輩から仕事を頼まれて、演出だと思ったらMCでした。なので企画には全くタッチしてませんが、収録してみたらとても面白かったです。裏側をいじるタイプの意地が悪いドッキリかなと思いきや、芸人それぞれの技術と人間性それぞれが浮かび上がる企画だったのが、とても興味深かったです。本当に出てくる芸人さんによっても全く違うので、ぜひラジオとテレビの両方でお楽しみください」と述べている。
それに対し、番組プロデューサーの町田拓哉氏は「5年前、佐久間さんがプロデューサーを務める帯番組のADをやっていた時、会議の冒頭で毎日のようにアイドリングトークを聞く機会がありました。当時、佐久間さんはまだラジオをされていなかったのですが、何度も話していくうちにどんどんトークが洗練されていき、最終的には“少し盛られているが、より面白い話”になっていました。その時に感じた違和感をもとに考えた企画です」と、佐久間氏自身からインスピレーションを受けた番組であることを説明している。
また、第2回の放送では、“盛力“を試される鬼越トマホーク（金ちゃん、坂井良多）と、大のラジオ好きとして知られ、自身もラジオ番組のパーソナリティーを務める日向坂46・松田好花も登場する。
松田は「ラジオのためにロケをするっていう、前代未聞のような企画で“ザ・現代”って感じでとってもワクワクしました。芸人さんのラジオは普段聞くことしかできないので、どういうふうに作られたかっていうのを見られるのはとっても貴重な機会でうれしかったし、勉強になりました」と学ぶことが多かったことも明かしている。
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