“許されざる恋”、そして裏切り――。想像を絶するラブサスペンスが開幕! 山本舞香&瀧本美織、1人の男性をめぐる姉妹のドロドロ愛憎劇に挑む2022/10/20
山本舞香さんと瀧本美織さんが姉妹を演じる「Sister」(日本テレビ系)が、いよいよ今夜からスタートします。原作・あやぱんさん、漫画・蜆ツバサさんの同名電子漫画を原作に、同じ男性を愛してしまった姉妹が愛憎劇を繰り広げます。
妹・三好凪沙(山本)は、姉・三好沙帆(瀧本)の紹介でデザイン会社で働き始めますが、ある日、社内で初恋の相手・麻倉陽佑(溝端淳平)と再会。仕事を通じ陽佑への恋心を再燃させる凪沙ですが、陽佑は沙帆の婚約者であることが判明。大事な姉と同じ人を愛してしまい苦悩する凪沙ですが、それはこれから起こる波乱の幕開けでした…。
物語が進むにつれ、妹に対する沙帆の思いや登場人物たちの“裏の顔”が暴かれていきます。一体誰を信じればいいのか、信頼していた人からの裏切りや謀略など、凪沙はどう切り抜けていくのでしょうか。
今回はドラマのクランクイン前に、ダブル主演を務める山本さんと瀧本さんに作品の印象や演じる姉妹の役作りなどについてお話を伺いました。
――姉妹の愛憎劇を描いたドラマですが、出演が決まった時はどう思いましたか?
山本 「私は以前、原作を少し読んだことがあり『この作品を実写化するのは大変だろうな』と思ったことを覚えています。そして、このドラマの出演オファーがまさか自分に来るとは想像していなかったので、とても驚きました」
瀧本 「原作の漫画を拝見した時に、すごくショッキングな出来事が次々と起こる作品で衝撃的でした。今回のドラマ出演のお話をいただいた時は、自分が沙帆を演じるというイメージがまだ全然つかない状態でした。だからこそ面白そうだなと、このドラマの世界に飛び込んでみようと思いました」
――山本さんが演じる凪沙の印象と役作りについて教えてください。
山本 「凪沙はふわっとしたイメージの女の子で、私はこれまで天真らんまんな人を演じたことがなかったので、凪沙を演じるのは私にとって新しい挑戦です。役作りは現場に入って監督と話し合いながらイメージを作っていきたいと思います。やはり難しいですよね、天真らんまんな役は経験がないので。凪沙の人柄をどう自分の中に落とし込んでいくのかは課題ですが、原作のイメージを守りつつ自分らしい演技を取り入れていきたいです」
――瀧本さんはダークな一面を持つ沙帆を演じますが、どのように演じていくかイメージはありますか?
瀧本 「誰にでも良い感情ばかりがあるわけではなく、普段出していない、他人に見せていない感情はあると思います。そういう普段は隠している感情を掘り下げて役に反映させていきたいです。沙帆を通じて、自分でも見たことがない自分が見られそうだなと感じますし、現場に入ってほかの共演者の方たちとの化学反応を楽しみたいです」
――姉妹役を演じるということで、お互いの印象をお伺いしたいです。
瀧本 「今回のドラマが初めての共演です。これまでも同じ鳥取県出身だということは知っていたので、舞香ちゃんには勝手に親近感を持っていました。共演が決まった時は、お会いするのが楽しみでした」
山本 「私も沙帆役が瀧本さんでうれしかったです。瀧本さんは、この優しいイメージのままです。撮影に入る前に『この優しい瀧本さんがミステリアスな沙帆を演じた時に、どう変化してどう表現するのか』と考えましたが、想像がつかないです。私も少しずつ凪沙になっていく中で、役やドラマの世界観を瀧本さんと一緒に作っていきたいです」
――麻倉陽佑を演じる溝端さんの印象はいかがでしょうか。
山本 「ポスター撮影でお会いした時はお話も弾んで、優しい方だなという印象を持ちました」
瀧本 「『お兄ちゃん』という感じでしたよね」
山本 「そうですね。現場でも引っ張ってくれそうな方です。お会いして話した時は、とても楽しかったので撮影も頑張れると思いました」
瀧本 「私は何度か共演させていただきまして、楽しい方なので、今回のドラマの現場も盛り上げてくださると思いますし、楽しみです」
――実際にお二人に姉妹がいたら、どんな姉・妹が欲しいですか?
瀧本 「今日、舞香ちゃんに会って、すごくかわいくて、もう愛しちゃっています(笑) 。実際に舞香ちゃんのような妹がいいですし、もう心をつかまれています」
山本 「私はお姉ちゃんがいたら、一緒にお買い物ができるような、おしゃれな人がいいなと思います。また、私の性格は一度決めたらそれを貫く性格なのですが、瀧本さんみたいな優しいお姉ちゃんがいたら『いや、違うんだよ、こうしてみたら?』とアドバイスをくれそうですよね。けんかはすると思いますけど、冷静に対応をして、見守ってくれるお姉ちゃんというイメージです」
――瀧本さんは、山本さんがイメージするお姉さんと同じイメージでしょうか?
瀧本 「人の話を聞くのが好きなので、良いアドバイスができるかは分からないですが、親身になって、自分の問題として考えてあげられる自信はあります」
山本 「瀧本さんは優しすぎます!」
――ドラマの設定のように、身近な人と同じ人を好きになってしまった場合はどうされますか?
山本 「私は譲ります(笑)。競い合っている相手にもよると思いますが、例えば凪沙のようにお姉ちゃんと同じ人を好きになったら、多分譲っていますね。そういうところは凪沙と似ているかなと感じます」
瀧本 「友人と同じ人を好きになったという経験がないので、どんな感じなのか想像つかないですね…。譲るのかどうかもよく分からないですし、好きになったら真っすぐいってしまうこともあるかもしれないですし…イメージできないですね(笑)」
――最後にドラマへの意気込みをお願いいたします。
山本 「これから姉妹の関係性を徐々に築き上げていきながら、1人の男性に対する愛情やそれにまつわる悩み、苦しみを表現していきたいです。凪沙は天真らんまんなだけでなく強い部分もあるので、そこを丁寧に演じていこうと意識しています。凪沙を演じるのはとてもワクワクします。現場と一緒にこれまで経験したことのないキャラクターを作り上げていくわけですから」
瀧本 「共演者の方たちと撮影をすると、どんな物語ができるのか…。その相乗効果がとても楽しみです。また、沙帆の裏の顔を演じるにあたって、今まで皆さんがイメージされている私とはまた違った、怖い一面を見せられるのではと思っています」
山本 「ドラマの中でも、たまに優しい一面ありますよ」
瀧本 「フォローしてくれている(笑)。これまでに見せたことのない一面がたくさんドラマに出てくると思うので、視聴者の皆さんにはハラハラしながらも楽しんで見ていただきたいです」
――ありがとうございました。
取材では、愛憎劇を繰り広げる姉妹を演じるにあたっての意気込みなどを丁寧に語っていただきました。カメラが回っていないところでは仲がいい2人が、ドラマではどのような表情を見せてくれるのでしょうか。凪沙が受けるつらい仕打ち、そして沙帆が隠し続ける心の闇…。物語が進むにつれ、姉妹の関係性はどうなっていくのか、必見です! ドロドロ、そしてハラハラするシーンが満載のドラマ「Sister」は、今夜11:59から放送です。
【番組情報】
「Sister」
10月20日スタート
日本テレビ系
木曜 午後11:59~深夜0:54
日本テレビ/読売テレビ担当 W・O 撮影/尾崎篤志
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