中山優馬&池田純矢、舞台「砂の城」でタッグ!「僕たちが120点を出すには即興しかない」2022/10/14
大阪出身の俳優・池田純矢が作・演出を手掛けるエン*ゲキシリーズの第6弾「即興音楽舞踏劇『砂の城』」が、10月15日から東京・紀伊國屋ホールで上演される。
ピアニストによる生演奏で紡がれる珠玉の音楽が世界を彩り、物語の住人はあるがままに、即興で旋律を奏で舞う“即興音楽舞踏劇”。その日、その時、その瞬間、たった一度のために存在する物語によって、“舞台芸術の可能性”を描き出す。
主演を務めるのは中山優馬。今回のキャスティングについて「2年ぐらい前、優馬と2人でご飯を食べている時に、一緒に作品を作りをしたいねという話になった」という池田。さらに、「2人の共通項は『プロたるもの、常に80点以上出さないといけない。全体を通して、成功点以上を出せるようにしないといけない』ということ。だからこそ『120点も出せば、0点も出すみたいな俳優は、うらやましいね』と話しました。そんな僕たちが120点を出すには即興しかない!と。難しいし、恥ずかしさもあるけど、僕らだからこそ、即興が売り物になる、ハイクオリティーな作品を生み出せると思ったんです」と作品誕生の秘話を明かす。
即興で演じるには難易度の高い本作。しかし、中山は「今までとは全く違ったアプローチです。今まではどれだけ音を正確に取っていくか稽古した上で、どこでニュアンスを入れるのか稽古していました。ですが、今回の稽古は自分の中から生まれるもの、ニュアンスはもうすでに入っている上で、ルールの中で音を入れていきます。結果、自分の気持ちが一番乗っているものが出せるんです」と前向きに捉えている様子。
また、中山、池田ともに大阪出身。大阪で公演することに関して、池田は「大阪公演など地方公演で休演日があるなんて、珍しいですよね。北新地!って思いました(笑)。優馬をお気に入りのてんぷら屋さんに連れていきます」と宣言。
一方、中山は「地元が大阪なので、大阪公演には特別な思い入れがあります。14公演という回数はそうそうできることではないですし、気合も入ります。大阪のお客さまは、笑いに対して厳しいところはありますが(笑)。このご時世、舞台公演をすること自体に議論があると思いますが、大阪公演を含め地方公演では、せっかく払うお金と時間に対して、精いっぱい楽しもう!と来ていただいているお客さまが多いように思います。その払っていただく時間とお金以上のものをお見せしたいと思います。そして、てんぷら屋さんにも連れていってもらって、時間があれば、純矢くんを実家にご招待したいと思います(笑)」と期待を膨らませた。
共演は岐洲匠、夏川アサ、野島健児、鈴木勝吾、升毅ら。東京公演は10月15~30日に紀伊國屋ホールで全19公演。大阪公演は11月3~13日にABCホールで全14公演を開催予定。
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