玉森裕太主演「祈りのカルテ」第2話に伊武雅刀がゲスト出演2022/10/11
Kis-My-Ft2・玉森裕太が主演を務める、日本テレビ系の連続ドラマ「祈りのカルテ 研修医の謎解き診察記録」(土曜午後10:00)の10月15日放送・第2話に、伊武雅刀がゲスト出演することが分かった。
ドラマは、現役の医師でもある作家・知念実希人氏によるシリーズ累計20万部を突破したベストセラー「祈りのカルテ」が原作。患者のすべての情報が書き込まれた診療録=カルテを基に、純正医科大学附属病院の研修医・諏訪野良太(玉森)が研修先のさまざまな科で「人の顔色を読む」という特技と、カルテを読み解くことによって、それぞれに問題を抱えた訳ありの患者たちと真摯(しんし)に向き合い、彼らの抱えた秘密を見破るハートウォーミング・ミステリーだ。
第2話の舞台は、冴木真也(椎名桔平)が指導医を務める外科。伊武が、胃がんと診断された老齢の患者・近藤玄三役を務める。冴木が「腹部を切ることなく内視鏡を使った粘膜切除だけで完治する」と告げると、同席する娘・幸子と孫・真緒は安堵し、再来週には80歳になる近藤も「先生方に任せておけば大丈夫だ」と内視鏡手術に前向きな姿勢を見せる。しかし、翌日態度が一変。思い詰めた表情で「手術をやめる」「俺はがんじゃない」と言い出す。
伊武は「がんを宣告された老人がいる。娘と孫娘との3人暮らし。老人の望みはただ一つ。娘が女手一つで育ててきた孫を大学に行かせてやりたい。そんな中でのがんの宣告。家族に迷惑をかけ、好き勝手に生きてきた老人にとって、家族のために残したいものがあった。しかし、そう簡単に事は運ばなかった。物語は舞台となる病院の中で、人間の死というものを巡って展開していきます」と今回のストーリーと役柄について説明し、「最後に一言『人間は1人では生きていけない』。先生、ありがとうございました」とメッセージを寄せている。
第2話では、諏訪野が新たな研修先の外科へ。長時間の手術、焼き肉、長時間の手術、ステーキ、長時間の手術…という外科特有のループにぐったりする諏訪野だったが、院内の誰もが一目置く優秀な外科医である指導医・冴木に必死についていく。諏訪野と冴木は、胃がんと診断された老齢の患者・近藤に手術の説明をする。近藤はそのまま入院することになり、同じくがんを患っているらしい若宮悟志の隣のベッドになる。
翌日、諏訪野が病室を訪れると近藤の姿はなく、検査前の若宮がジュースを飲んでいた。諏訪野が注意すると、若宮は「だって俺、人の好意をむげにできないのよ」と訳の分からないことを言う。そこに近藤が思い詰めた表情で戻って来て、突然「手術をやめる」と言い出す。困惑する諏訪野が理由を聞くと、近藤は一言「これはがんじゃないからです」と口にする。
諏訪野は外科のカンファレンスで、近藤が手術を拒否していることを報告。外科部長らは「民間療法の業者に何か吹き込まれたのかもしれない」と臆測を立て、なんらかの処置を諏訪野に求める。答えに窮する諏訪野だったが、冴木のフォローによってカンファレンスを乗り切る。近藤はその後も「これはがんじゃない」の一点張り。このまま放っておいたら2、3年で亡くなる可能性が高いというのに、手術を強制することもできず、諏訪野は複雑な心境に。
そんな中、曽根田みどり(池田エライザ)は、病院をうろつく四十住沙智(豊嶋花)の様子が気になる。何をしているか問いただすと、沙智は「何人死んだかを数えている」と言い放つ。
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