「『有吉の壁』Break Artist Live’22 2Days」まもなく開催! 美炎-BIEN-×KOUGU維新にインタビュー2022/10/08
芸人たちが笑いの “壁”であるMC・有吉弘行を笑わせるため、体当たりで挑む“お笑い純度100%”のバラエティー番組「有𠮷の壁」(日本テレビ系)の人気企画「ブレイクアーティスト選手権」で生まれたアーティストたちが本気でパフォーマンスを披露する音楽ライブ「『有吉の壁』Break Artist Live」が10月12日、13日の2日間にわたり、神奈川・横浜のぴあアリーナMMにて開催! 昨年、武道館にて行われた際にはチケットが即完売、今年も非売品のオリジナルグッズやメンバーのお見送りがついた「プレミアム壁シート 壁クリア席」(50,000円)がすでに完売しており、注目度&人気の高さがうかがえます。
2日間で異なる出演者とセットリストで、総勢72人の芸人が一堂に会する夢の舞台。「有𠮷の壁 Break Artist Live」を目前に控え、出演する美炎-BIEN-、KOUGU維新に今年の見どころや意気込みを語ってもらいました。
――皆さんは昨年の武道館ライブにも参加されていますよね。昨年の反省点などを踏まえて、今年の見どころなどはありますか?
草壁典夫(野田クリスタル) 「草壁は出てないですね」
淡川幸一郎(淡路幸成) 「草壁さんは初めてですよ」
美炎-BIEN- 「え、武道館出てますよ?」
草壁 「武道館…(考えて)あ、出てます」
Kushami(長田庄平) 「恐ろしい…」
淡川 「デリート」
草壁 「…デュエル(手を掲げ指を鳴らす)」
淡川 「すべてが打ち消された」
Zumari(向井慧) 「デュエル禁止にしましょう。ノーデュエルで! 反省は…めちゃくちゃ盛り上がりましたからね」
Kushami 「めちゃくちゃ盛り上がりましたので、全然反省はなかったですね。あ、でもKafunはちょっと…」
Kafun(松尾駿) 「えっ!?」
Kushami 「Kafunが目立ってなかったかなって。連絡網がいってないっていう」
Zumari 「回していたつもりだったんだけどね」
Kushami 「そう、Kafunにだけ全然情報が行ってなかったっていう。だからポカーンとしていたよね、ライブ中にね」
Kafun 「だから今年は目立てるようにボーカルの位置とドラムの位置を変えて、ちょっとやりたいと思います。花道の一番真ん前に…」
Kushami 「邪魔だよ! まぁ、そういう演出ができたら、という感じですかね。でも、Dust(菅良太郎)とかももうちょっと、うわっと前に押し出したいっていうのもありますよね。ベースソロとかね」
Dust 「前回はリズム隊がおとなしかったですからね」
Kushami 「Zumariがギターソロで、花道をパッーと行ってギターにキスするっていう素晴らしいパフォーマンスをしてくれたので引き続き今回もと思います」
Zumari 「Kafunが教えてくれたんですよ。アドバイスで『ギターにキスしたら?』って言われたんですけど」
Kafun 「僕は元々ギターをやりたかったんですけど、ドラムを今やらされているってことで…」
Kushami 「そうなんです。オーディションで一番最後に入ったので」
Kafun 「だから『こういうのもあるよ』って今回もアドバイスできたら」
Kushami 「でも曲数は前回より多くなって新曲も入っているので。新曲もやる予定です」
Zumari 「河村隆一さんが作曲した曲も、もしかしたらやるかもしれないってことでしょ?」
Kushami 「それはやらない(キッパリ)」
Zumari 「やらないの!? 河村隆一さんが作ってくれたけど、やらないの…!?(笑)」
――KOUGU維新さんはいかがですか?
乙ルイ(大津広次) 「前回の反省はほとんどないんですけど、正直僕らは俳優としてやっている中でアクションをメインにやっている団体なんですけど…」
Kushami 「やってる“団体”?」
Zumari 「団体なの?」
乙 「殺陣(たて)を主にやっているんですけど、前回はコンセプトが歌とダンスということだったので、殺陣を披露する瞬間というのが少なくて。今回殺陣を意識されているライブと聞いたので、その部分を厚く、自分たちのアクションを見せていけたらという思いがあります」
Zumari 「熱い思いがあるね~」
Kafun 「KOUGU維新ばっかりリハーサルやってるんだよ(笑)」
Zumari 「KOUGU維新は時間かかるからね」
Kafun 「(去年)草壁さん怒られてたよね? なんで怒られたんだっけ?」
乙 「KOUGU維新のコンセプトとして人を笑かすという行為は禁止されているんです。そんな中、草壁さんは初登場のシーンでゆっくり歩いて真ん中に来るってことをやって、それで会場がどよめいて、意図していない笑い声が聞こえたので『それは本当によくない』と」
Zumari 「いらないんだもんね?」
乙 「一切いらないです!」
草壁 「こんな大役を任されることがないから(時間が)かかっちゃって…しがない劇団ひまわりからまさかこんな大役任されるとは…」
Kafun 「劇団ひまわりなの?」
乙 「元々劇団ひまわり出身で、25年間やられている大ベテランなんです。ああいうことは気をつけてほしいです。今回は本当に尺とかあるんで本当にダメです! 収まらなくなっちゃうんでそれは本当に気をつけてほしい。今回はなしで」
草壁 「…デュエル!」
Zumari 「やらないって言ったでしょ? 約束したよね、草壁さん。で、やっとこ(淡川)は一言もしゃべってないけどいいの?(笑)」
乙 「アクターなんです。無口キャラで」
淡川 「われわれ役者は殺人はできないし、でも殺人者の役はやるし…」
乙 「殺陣って書いて、たてって読むんだよ」
淡川 「実際やったらダメじゃないですか? 今回僕らは工具になりきる。なれないけど、でもなるんですよ。見ていてください」
Zumari 「振らなきゃよかった…」
――今回は2DAYS公演ということですが、それを聞いた時のお気持ちはいかがでしたか?
Kushami 「(去年は観客6900人で、今年は8000人×2日間で1万6000人とスタッフから聞いて)大丈夫かなと思いましたが、前回は大盛り上がりだったので。満員のお客さんの前でパフォーマンスするのはめちゃくちゃ気持ち良かったので、今回も会場を満員にして、みんなで盛り上がりたいなと思います」
Zumari 「2日間で内容が全く違うのもすごいなと。両方来てほしいですね」
乙 「僕は美炎-BIEN-さんをリスペクトしていて、ステージを共にするのが夢だったんです。だから今回は夢のステージだなと思っています」
Kushami 「あぁ、そうですか。僕らはそんなこと思っていないんですけど(笑)」
淡川 「なんだと!? 」
Kushami 「まあ今回のライブがうまくいけば、今後いろいろとコラボやツーマンなどやってもいいかなと思います」
草壁 「鼻が詰まる思い…違うか、胸が詰まる思いか」
――ライブまで間もなくです。現在準備も佳境かと思いますが、手応えはいかがですか?
Kushami 「僕たちはいかに詰まらせるかが重要なので。今は部屋を一切掃除せず、ハウスダストを溜めています」
Zumari 「どれだけ詰まらせるか」
Dust 「僕は二日酔いだと詰まりやすいので、酒をガンガン飲んでいますね」
Zumari 「ロックだねぇ」
Kushami 「ベストな詰まり状態で披露したいなと思っています」
乙 「今回は脚本から手掛けさせていただいた中で、シナリオに重きを置いてやらせていただいて。その中に、ジグソーという新キャラクターがいるのですが、ジグソーの練習量がすごくて。ダンスと曲の完成度が高く、皆さんを満足させられるような内容になっていると思うので、僕個人はそこを見てほしいですね」
Zumari 「(ジグソーは)モグライダーの芝(大輔)さんだよね?」
乙 「あ、違います。植木ユウヤさんっていう俳優さんです」
Kafun 「植木さんはドラマとか出ているんですか?」
乙 「出ています。『金田一少年の事件簿』」
Zumari 「俺、見てたけど出てなかったよ!」
Kushami 「何役で出てました?」
乙 「オペラ座の役員。終盤に出てくる…」
草壁 「犯人だよ」
乙 「ネタバレになっちゃうだろ!」
草壁 「まだ現場に慣れてなくて…」
淡川 「かわいらしいヤツだ」
Zumari 「芝さん忙しいから大丈夫かなって思ってたけど、芝さんじゃないんだね」
乙 「今回は新メンバーが盛りだくさんで、一応草壁さんのストーリーになってるので」
草壁 「こんなに大きな役を任せられて演技も切れ味が鋭いよね、ダイヤモンドカッターだけに」
乙 「いざ参らん!」
KOUGU維新 「(淡川の掛け声で一斉にポーズ)」
草壁 「デュエル!」
――ありがとうございます(笑)。
Zumari 「どうするんだ、本当に(笑)」
Kushami 「ありがとうございますって言われちゃったよ」
―― ちなみに気になるアーティストやキャラクターはいますか?
Zumari 「安村さん(とにかく明るい安村)は何やってくるか分かんないんですよ。安村さんショーは楽しみですね。武道館でも宙吊りとか大きな仕掛けがあって、三四郎さんのアイニスタでもあったので、今回どこかで出てくるんじゃないですかね」
Kafun 「タイヤ・パンク(ジェラードン)は、電飾のピラミッドの中でやるって聞いたけど…」
淡川 「(興奮気味に)それはダフト・パンクの2007年のロッキンジャパン‼」
Zumari 「すげえ詳しい!(笑)。饒舌になるんだ!」
乙 「淡川くんはなんかある?」
淡川 「TOFU列伝(安村、上木恋愛研究所)とSHINO部(長谷川忍、きつね)」
乙 「レインボーイズ(四千頭身)もいいよな、最高だ。あれも何かいろいろ変わってくるらしいぞ。あのメンバーがついに入るという話。いろいろあっていろいろなるらしいぞ」
Kafun 「なんでそんな把握してるんですか?」
乙 「それは知ってるだろ」
――最後に、読者へのメッセージをお願いします。
Kafun 「当日、Kafunのドラムの位置がどこにあるのかを楽しみにしていただきたいです。皆さんぜひ見に来てください」
Dust 「前回はリズム隊が少し控えめだったので、今回はパワーアップしたパフォーマンスをぜひ楽しみに来てください」
Zumari 「前回のギターにキスをするというパフォーマンスを超えられるように、ベストパフォーマンスを出したいと思っているので、ぜひ生で見てください」
Kushami 「前回も“鼻吹かせた”ので今回もすごい仕掛けでやってやろうかなと。『鼻水木』でアリーナを水浸しにして、プールにしてやろうと思っています。今できるか調整中なんですけど、ぜひ来て楽しみにしていただけたら!」
乙 「KOUGU維新としては、『南蛮編』第一部ということなので、これからの『南蛮編』の進展をストーリーとして目でも耳でも楽しめるようにエキサイティングしていただけたらなと思います。親方様の皆さまに楽しんでいただきたいなという次第でございます」
淡川 「われわれKOUGU維新も、非常に強固な団体になって参りました」
Zumari 「強固な“団体”!? 怖いんだけど(笑)」
淡川 「乙と私の2人でやっていた頃と、何ら変わらないクオリティー…」
Kushami 「クオリティー変わってないんですか?」
Zumari 「成長してないじゃん! クオリティーは上げた方がいいよ!」
Kushami 「『精神は変わらず』とかなら分かるんだけど(笑)」
淡川 「精神は変わらず、クオリティーも変わらず、皆同じ、いわゆるアクセラレーター、一方通行な気持ちを持ってやっていますので、ぜひ楽しんでいただけたら…」
乙 「“親方様”(=ファン)ってちゃんと言った方がいいぞ」
淡川 「親方様、期待通りです」
Kushami 「言うなら『期待以上」とかじゃないの?」
草壁 「工具は生かすも殺すも、使い手次第…」
乙&草壁 「(長井秀和のものまねで)間違いない」
【イベント情報】
「『有吉の壁』Break Artist Live’22 2Days」
Day1:10月12日 午後6:00開場/7:00開演
Day2:10月13日 午後6:00開場/7:00開演
神奈川・横浜みなとみらい ぴあアリーナMM
日本テレビ担当 K・T
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