森永悠希、鳥越裕貴、宮崎秋人らが「お父さん、私、この人と結婚します!」で内田理央のクセ強めな彼氏に2022/09/21
BS松竹東急で10月8日にスタートする土曜ドラマ「お父さん、私、この人と結婚します!」(土曜午後11:00)で、主演の内田理央が演じる矢吹なぎさの、各話に登場するクセ強めの彼氏役を演じる7人の俳優陣が解禁された。さらに、主題歌がみゆなの「愛愛だな」に決定した。
本作は、ある一軒家を舞台に、娘の結婚をめぐって父・母・娘の親子3人と娘の“彼氏たち”が繰り広げるドタバタ劇をシットコム形式で描いた1話完結型のホームコメディー・ドラマ。娘が連れて来る“彼氏”は元ホストやプロレスラー、フランス語講師、怪談師と職業もさまざま。実は、そこには社会の多様化がリンクしている。人生の中盤に差し掛かり、変化する社会、新たな価値観にどう向き合い、この先の自分の生き方をどう見つけていくのか。頑固ながら漠然と不安を抱えていた父親の“変化”と“気付き”が、多くの同世代の共感を呼ぶ内容になっている。なぎさの父・慎太郎役を升毅、母・時子役を美保純が務める。
元ホストで主夫志望のフリーター・鴨志田雅弘に森永悠希、覆面に命を懸けるプロレスラー・デビル柴田に浜名一聖、愛の言葉を堂々と口にするフランス人講師・ピエールにトカチョフサワが扮(ふん)する。
また、怖い話で人々を怖がらせることに生きがいを感じる怪談師・青山墓地太役を瀧川鯉八、脱サラして憧れの芸人を目指すものの、なかなか目が出ない売れない芸人・下関ポン吉役を土屋壮、慎太郎が上司から押しつけられたなぎさのお見合い相手・榎本優一郎役を鳥越裕貴、優秀なデザイナー・大島裕太役を宮崎秋人が務める。
森永は「台本には多様化している現代のいろいろな価値観や考え方がポップな感じに描かれていて、面白いなと感じました。自分の出演回以外の話もタイトルしか拝見できていないんですが、個性が強そうで…(笑)。そこも面白かったです。撮影では、とにかく面白くなればいいなと思いながら演じてましたね。撮影はワンシーン長回しで撮っていたので、ドラマというよりは舞台をやっている気分になりました。独特の緊張感はありましたが、達成感もまた、一味違うものになりました。セリフだったりアドリブだったり、お三方(内田、升、美保)に笑わせていただくことも多くて、すごく楽しかったです! ご一緒できて幸せでした!」と述べ、「僕の出演回も、人によって意見が分かれる内容になっていますので、笑いながら見ていただいて、誰かとドラマに出てきた彼氏について議論してみるのも面白いかもしれません」とアピール。
浜名は「プロレスラー役を演じるにあたり、体に説得力を出すため12kg増量しました。また、覆面をずっとかぶっているので表情が出せない分、体の緊張具合や動きで感情を表現しようとしました。夏真っ盛りでの撮影だったので、覆面の中に冷えピタを貼ったり、みんなでインナーに冷感スプレーしたりと、夏の思い出になりました。ほんっとうに(共演の)皆さん優しくて、撮影の合間に筋肉トークを一緒にしてくれました。朝のリハーサル前に、3人でストレッチをしていたのが本当家族のようでほほ笑ましかったです。3台のカメラで長回しで撮影したので、舞台のような緊張感がありました」と熱演を報告。
トカチョフサワは「ドラマ出演のお話はうれしかったし、僕を選んでいただいて光栄でした。期待に応えたいと思いました。台本を読んで、かなりのセリフ量に驚いたのと、フランスなまりの日本語が課題になると思いました。ピエール役は非常にやりがいのある役で個人的にもチャレンジでした」と喜び、「世間が抱いているフランス人の上品なイメージを再現しつつも、感情的になるシーンが多かったので、ギャップを生み出すのを意識しました。共演の皆さんのプロの立ち回りと余裕に押し潰されそうになりましたが、足を引っ張るわけにはいかないと思い、一生懸命頑張りました。撮影以外でもお話させていただいて、升さんから(演技の)アドバイスもいただけたので、とてもお仕事しやすかったです。ピエール、なぎさ、お母さんと3人で力を合わせて、頑固なお父さんを説得していく迫力あるシーンをお楽しみください!」とコメント。
鯉八は、ドラマ出演について「うれしさ半分、不安半分。うれしさがやや勝っていたかもしれません。台本を読んで、セリフが多いなあと。これもうれしさ半分、不安半分。不安がやや勝っていたかもしれませんと明かし、「怪談師の役でしたが、落語家に近いと思ったので、怖い話をする時は高座でおしゃべりするようにやってみようと。それ以外の会話の時の方が難しく感じました。セリフのない時にどんな顔してどんなふうにそこに居ればいいのか、さっぱり分からなかったです」と振り返った。
土屋は「軽快なコメディーで、楽しい掛け合いができたら面白いだろうなぁとワクワクしまして、さらにこの脚本が演出によってどうなっていくのか、とても楽しみでした! 僕個人のことで言うと、芸人さんの役で、ネタの場面もありまして、これはなかなかパワーいるなー。いやーネタどうしようと、悩ませていただきました!」と語り、「撮影前は、緊張やら不安やら爪痕残さなければ感やらありましたが、撮影はとにかく楽しかったですねー! 内田さんは、とても柔軟な方で対応力がすごくて。それを升さんと美保さんがガンガン引っ張って、時にはアドリブで盛り上げてくださる。なんてすてきなんだー!と、内心ニヤニヤしてました」と撮影を楽しんだことを報告。
鳥越は「台本を読んだ後、お父さんを好きなっている自分がいました! 自分がこのすてきなキャスト様の中に入って大丈夫なのか!?と不安になりましたが、撮影では和気あいあいな家族の中に放り込まれた感覚で、楽しく、その場に居させていただきました」と伝え、演じる榎本について「なかなかに幅のある役どころでしたが、しっかり愛着が湧き、楽しく演じられました! 最初は少しイラッとするかもしれないですが、徐々に愛着が湧いてくる回になっていると思いますのでぜひ! 楽しんでください」と呼び掛けた。
宮崎は「毎話、彼氏が違うということについては、一体どのような台本が上がってくるのだろうと楽しみでしたが、登場人物たちの個性が強くて、読みながらクスクスと笑ってしまいました。自分の出演回しか読んでいないので、とにかくほかの彼氏たちが気になりました」と期待。加えて「(演じる)裕太は比較的ノーマルというか、分かりやすい“おかしさ”という部分は特に持っていない人物なので、これからどう演じようかいろいろと考えましたが、この作品においてどういう在り方ができるか、皆さんとお芝居をしている中で探りながらできたので楽しかったです」と話している。
みゆなが本作のために書き下ろした主題歌「愛愛だな」は、彼女らしいワードセンスと少し懐かしさを感じるディスコでファンクなトラックがマッチした楽曲。みゆなは「『お父さん、私、この人と結婚します』私もそういう時が来るのだろうかと想像してみましたが、はっきりとせず。その時をただただ待つばかりだなと感じております。ドラマを拝見したのですが、まるで家に監視カメラでもあるのかというようなリアルさ。面白く、取り繕わない素の空気に包まれ、私もまるで同じ空間にいるような感覚でした。家族のことはいいことも悪いことも他人に言いふらしたくなります。好きなところも嫌いなところも『鏡だ』と己に言い聞かせたこともいろいろあります。家族と離れたいと思ってしまったこともありますが、結局奇跡でつながった大事な糸だと思うのです。ドラマに寄り添えていたらと願いながら歌わせていただきました! 届いてほしいです」と語っている。
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