フジテレビ入社1年目・岸本理沙アナ＆松﨑涼佳アナインタビュー！予測不能な生放送「FNSラフ＆ミュージック」に挑む2人の思い2022/09/08

　9月10、11日の2夜連続、生放送でおくるフジテレビの超大型特番「FNSラフ＆ミュージック2022～歌と笑いの祭典～」。「歌と笑いの融合」をテーマに、アーティストのライブやお笑い芸人のネタ、そしてアーティストと芸人のコラボを展開するスペシャルプログラムです。昨年に続き、“キャプテン”を務めるのは松本人志さん。“サポーター”は中居正広さんとナインティナイン（岡村隆史、矢部浩之）、“アシスタントサポーター”は千鳥（大悟、ノブ）、アンタッチャブル（山崎弘也、柴田英嗣）が担当します。

　ここでは、同番組でゴールデンタイム番組の進行に初挑戦する、フジテレビ入社1年目の岸本理沙（きしもとりさ）アナウンサー、松﨑涼佳（まつざきすずか）アナウンサーにインタビュー！　今年7月より、岸本アナは報道番組「Live News イット！」で金曜担当のフィールドキャスターとして、松﨑アナはスポーツニュース番組「S-PARK」のフィールドキャスターとして活躍中。笑顔のすてきなお二人に、幼少期～学生時代のことや、「FNSラフ＆ミュージック」への意気込み、今後の展望についてお聞きしました。

岸本アナ＆松﨑アナの学生時代は？

――お二人は、どんな幼少期～学生時代を過ごしていましたか？

岸本　「幼少期はずっと外で駆け回っているような、天真らんまんな子でした。“目が悪くなるから”という理由でゲーム機を買ってもらえなかったこともあって、ずっと外で走り回っていましたね」

松﨑　「私は真逆に近いかもしれません（笑）。小学生の頃は、休み時間も図書室に通って、家でも本や漫画を読むような子でした。ただ、私が小学生の頃、母親が陸上競技を再開したという背景もあって、スポーツはずっと身近なものでした。中学生になってから本格的にスポーツにかじを切って、それ以降はずっと屋外にいる時間の方が長かったです」

――フジテレビの採用試験では、どのような自己アピールをしましたか？

岸本　「私は、“とにかく何でも楽しみます！”ということが伝わればと思って臨んでいました。どんな質問にも、とにかく楽しく、笑って答えることを大事にしていました。小さい頃に海外で暮らしていたのですが、向こうでは本当に言葉が通じなかったんです。幼かったので当時はそこまで苦ではなかったのですが、日本に帰ってきたら、今度は日本語もままならない状況で…。でもその当時から、“何事も楽しもう！”という気持ちで過ごしていたので、その経験から今の自分がいるのかなと感じています」

松﨑　「私は、アナウンサーの試験で“大学で部活動を頑張っていた”という学生が少数派だったので、その部分を中心に自己PRを組み立てていました。部活動で得たものを社会人になったらどう生かすかというのはもちろん、部活動を通して見える自分の軸をうまく言葉にできるよう、練習していました」

“自分が行く意味”を意識して

――7月より、岸本アナは報道番組「Live News イット！」で金曜担当のフィールドキャスターとして、松﨑アナはスポーツニュース番組「S-PARK」のフィールドキャスターとして活躍中です。約2カ月担当されてみて、いかがでしょうか。

岸本　「毎回違う現場ですし、扱う内容もその都度違ったりするので、それぞれの場面ごとに適切な伝え方や言葉選びができるよう心掛けています。そのたびに考えて、もがいて…という日々ですが、先輩たちに助けられながらなんとか頑張っています」

松﨑　「私は、“自分が行く意味は何か”ということをいつも意識しています。選手へのインタビューでは、ディレクターが直接お話を聞くという取材も多いのですが、“あえて今年入社した、自分という人間が取材をする理由”がどこかに作れたらいいなと思っていて。例えば、年の近いアスリートの方であれば、少しでも柔らかい表情が引き出せたらいいなとか、逆に小中学生へのインタビューでは、うまくテンションを合わせてお話できたらいいなとか。まだ試行錯誤している途中なんですけれども、そういう意識で日々奮闘しています」

――そんなお二人が、「FNSラフ＆ミュージック」ではゴールデンタイム番組の進行に初挑戦。番組への期待など、今のお気持ちを教えてください。

松﨑　「番組の内容についてはこれから決まることが多いので（取材は8月末に実施）、今後詰めていくことになると思うのですが、生放送なので何が起こるか分からない分、楽しみと同時に、少し不安やプレッシャーも感じています」

岸本　「こんなに偉大なエンターテインメントに私たちが携われるのが本当にありがたいですし、貴重な経験だと思うので、もちろんプレッシャーもありますが、とにかく楽しみたいと思っています。素晴らしい出演者と共演できるので、その話術を間近で見て、たくさん吸収できればいいなと思います」

――MC陣には、松本人志さんをはじめ、中居正広さん、ナインティナインさん、千鳥さん、アンタッチャブルさんと、昨年に続き、今年も豪華な顔ぶれがそろいます。

松﨑　「私たちはまだMCの皆さんとお会いしたことがないので、本当に視聴者の方と同じような立場と言いますか…。なかなか想像ができないのですが、昨年の放送を見ると、司会を務めた先輩たち（小山内鈴奈アナ、小室瑛莉子アナ、竹俣紅アナ）の、1年目が故の不慣れなところもうまく笑いに変えてくださったりしていて。そういう意味では、これだけ大物の方々とご一緒できるというのは、緊張もあるんですけど、ちょっと楽しみな部分もあります。何かあっても、きっと笑いに変えてくださるのではないかと。そんな気持ちもありつつ、私たちは私たちなりに一生懸命頑張りたいなと思っています」

岸本　「とにかく、すべてを受け止めてくださりそうな方々なので、私たちも不安はあるのですが、恐れることなく、流れに身を任せて…。目の前で起きていることとか、ハプニングすらも楽しめるような気持ちでいたいです」

松﨑　「そうですね。不安だけど、楽しみだよね!!」

岸本　「うん!!」

「人生で一番目まぐるしい夏」

――入社されて1年目の夏は、どんなことをして過ごしましたか？　夏の思い出があれば教えてください。

松﨑　「この夏は、アナウンサーとしての第一歩を踏み出したというのが一番大きな出来事でしたね。2人とも、7月の頭から番組を担当させていただいて。外ロケに行くことも多かったので、夏らしいことをしたというよりは、ロケでの経験が記憶に残っています。私の場合は、スポーツの大会の会場で感じた空気や、取材先で聞いた選手の言葉、暑い中頑張っている選手の姿…。それらを番組を通してお届けできるたびに、一番夏を感じていました」

岸本　「この夏は、人生で一番目まぐるしい夏だったなと思います。これまでの夏というと、夏休みに家でのんびり…という過ごし方だったのですが、今年は入社して初めての夏で、とにかく毎日が充実していました。1日が濃かったです。今までよりもすごく長く感じた夏でした」

――お二人とも、充実した日々を過ごしている様子が伝わってきます。最後に、これからアナウンサーとして挑戦したいことを教えてください。

松﨑　「私は、オリンピックの取材にいつか関わってみたいです！　オリンピックというその1点だけではなく、できればその前々から長く取材を重ねて、選手の魅力を引き出していけるような取材がしてみたいと考えています。もちろん大前提として、今担当させていただいている『S-PARK』や、今回の『FNSラフ＆ミュージック』のようなバラエティーなど、とにかく求めていただける限りはさまざまなことに挑戦したいと思っています」

岸本　「7月からさまざまな現場に行かせていただき、そこにしかない景色や、そこにしかない出来事ってすごく多いなと感じています。ですので、日本だけではなく、世界のいろんなところに足を運んで、自分の目で見たものを、自分の言葉で伝えていきたいという思いが日に日に強くなっています。いつかは旅番組や、各地を巡る番組に携わりたいですね。今は目の前の一つ一つのお仕事に全力で向き合って、乗り越えていけたらなと思います」

【プロフィール】

岸本理沙（きしもとりさ）
1999年7月22日生まれ。千葉県出身。B型。2022年、フジテレビに入社。7月より、報道番組「Live News イット！」に金曜担当フィールドキャスターとして出演中。

松﨑涼佳（まつざきすずか）
1999年7月4日生まれ。神奈川県出身。A型。2022年、フジテレビに入社。7月より、スポーツニュース番組「S-PARK」にフィールドキャスターとして出演中。

【番組情報】

「FNSラフ＆ミュージック2022～歌と笑いの祭典～」
フジテレビ系
第1夜：9月10日（土）　午後6：30～11：10
第2夜：9月11日（日）　午後6：59～11：09

＜出演＞
松本人志、中居正広、ナインティナイン、千鳥、アンタッチャブル
進行：岸本理沙アナウンサー、松﨑涼佳アナウンサー

【第1夜】
アーティスト：石川さゆり、AKB48、Creepy Nuts、KOH＋（福山雅治・柴咲コウ）、ジャニーズWEST、Snow Man、Tani Yuuki、BiSH ほか
お笑い芸人：空気階段、チョコレートプラネット、ナイツ、NON STYLE、ハライチ、爆笑問題、フットボールアワー、ミキ、見取り図、ミルクボーイ、ロッチほか

【第2夜】
アーティスト：INI、Saucy Dog、GENERATIONS from EXILE TRIBE、乃木坂46、浜崎あゆみ、マカロニえんぴつほか
お笑い芸人：アインシュタイン、Aマッソ、オズワルド、かまいたち、ジャングルポケット、ダイアン、錦鯉、ニューヨーク、バイきんぐほか

取材・文／宮下毬菜（フジテレビ担当）　撮影／尾崎篤志