ザ・トラベルナース2022/12/02
番組情報
キャラクター紹介
- 那須田歩(岡田将生)
「天乃総合メディカルセンター」の看護師。カバン一つを携え、フリーランスとしてどこにでも行くトラベルナース。医療知識も十分にあり、医師の指示で医療行為を行うことができるNP(=Nurse Practitioner)として、アメリカでスーパードクターの補助をしていたが、“ある人”に呼ばれ日本で働くことになる。意識とプライドが高く態度も大きい。言動もストレートで、医師にも真っ向から盾突くなど感じが悪い。 - 九鬼静(中井貴一)
「天乃総合メディカルセンター」の看護師。あちこちの救急病院で働いてきたミステリアスな男。圧倒的な技術を持っているが、日本の病院が看護師に許可する範囲内で患者への処置を施す。物腰が柔らかく、女子力も高い。一方で、ここぞという場面では毒舌になり、青くさい歩のことも「ばかナース」と斬り捨てる。大うそつきで、患者を救うためなら病院を破壊することもいとわない怖さがある。 - 郡司真都(菜々緒)
「天乃総合メディカルセンター」の外科医。派閥争いや出世戦争が嫌になり大学病院から総合病院に移ったが、医師たちからパワハラ、セクハラを受け、うつうつとしながらも真面目に働いている。看護師はあくまで医師の補助だと思っていたが、歩や静のスキルに救われ、考えを改めていくことに。患者のための治療を実現するため毅然と戦いながら、少しずつ成長していく。 - 金谷吉子(安達祐実)
「天乃総合メディカルセンター」の看護師。効率主義的なところがあり、仕事はできるが、何かにつけてネガティブ思考の中堅ナース。笑顔も少なく、何を考えているかよく分からないうえ、なぜか男嫌い。バツイチ。 - 向坂麻美(恒松祐里)
「天乃総合メディカルセンター」の看護師。心優しい、人間味あふれるへたれナース。勉強熱心だが、技術も経験値も一人前と呼ぶにはほど遠く、焦っている。遠距離恋愛中の彼氏がいて、結婚も視野に入れているが…。 - 天乃太郎(泉澤祐希)
「天乃総合メディカルセンター」の内科医で院長の長男。父である院長には頭が上がらず、言いなり状態。暇さえあればナースステーションに入り浸り、愚痴を聞いてもらっている。跡取り息子という自負もあり選民意識が高いが、プレッシャーに弱く、甘ったれたところが多々ある。 - 西千晶(浅田美代子)
「天乃総合メディカルセンター」の事務長。病院の金庫番。経営面で院長の右腕となり、VIP患者の優先など、さまざまな策を講じる。何か問題が起きるたびに、看護部長をやり玉に挙げて叱りつける。実は院長とは“訳あり”らしい。 - 愛川塔子(寺島しのぶ)
「天乃総合メディカルセンター」の看護部長。責任感が強く、時に優しく、時に厳しく、看護師たちを熱心に指導する。医師の言うことは絶対とし、3歩下がった看護を心掛け、問題が発生するたびに院長に平謝りする日々。その半面、職位や職場の体質を改善したいと心の中では思っている。 - 天乃隆之介(松平健)
「天乃総合メディカルセンター」の院長。経営第一主義で、経営のためなら情け容赦のない男。ところが、トップダウンでVIP患者を優先させるなどしているうちに、懐事情は悪化。自らのお墨付きで九鬼を雇うが、彼との間には因縁がある。優秀な那須田にもただならぬ興味を示す。
出演者
岡田将生/中井貴一/菜々緒/安達祐実/恒松祐里/泉澤祐希/浅田美代子/寺島しのぶ/松平健 ほか
スタッフ・音楽
脚本:中園ミホ/演出:金井紘/演出:片山修/演出:山田勇人/エグゼクティブプロデューサー:内山聖子/プロデューサー:峰島あゆみ/プロデューサー:大垣一穂/プロデューサー:山田勇人/プロデューサー:多湖亮太
主題歌:DISH//「五明後日」
概要
岡田将生&中井貴一が看護師としてタッグ! 中園ミホが手掛ける新・痛快医療ドラマ
脚本家・中園ミホが新たに手掛ける痛快医療ドラマ。スーツケース一つを手に街を渡り歩き看護に従事する優れた資格を持ったフリーランスの看護師が、超高齢化社会で混沌とする日本の医療現場を改革していく。岡田将生が主演を務め、優秀で意識の高い、一見感じの悪いトラベルナース・那須田歩を演じる。ある事情で日本に帰国した歩は、「天乃総合メディカルセンター」で働くことに。その病院で出会い、歩の相棒となる九鬼静に中井貴一が扮する。圧倒的スキルを持つ静は、普段は医師に盾突くことはないが、ここぞという場面では痛烈な一言で一刀両断する。そして、彼らに刺激を受け敢然と立ち上がる外科医・郡司真都役で菜々緒が出演する。
記者会見情報
テレビ朝日系の連続ドラマ「ザ・トラベルナース」の制作発表記者会見が行われ、主演の岡田将生をはじめ、中井貴一、菜々緒、安達祐実、恒松祐里、泉澤祐希、宮本茉由、野呂佳代、浅田美代子、寺島しのぶ、松平健、脚本を手掛ける中園ミホが登壇した。中井は11年前に岡田と共演した時、偶然京都の街で出会い、2人で社長と経理という設定で占いをしてもらったというエピソードを披露。「占い師の方が岡田くんを『いい男ねぇ。経理にしとくのもったいない』とか言うわけ。それから『この人の会社を辞めちゃだめ。2人でやっていきなさい』って言われたんです。そこから11年ぶりに岡田くんと共演することになりました。僕くらいの年だともうバトンを渡す側なんですが、劇中でも、そして役者としても、そんなクロスする感覚を覚えながら、2人で楽しくやらせていただいています」と本作でのコンビ結成がまるで運命であったかのような話に会場には感嘆の息が漏れた。
貴一さんと、うそがないように作っています(岡田将生/那須田歩)
誰よりもこの作品を愛して、スタッフ・キャストと共に作り上げていこうという気持ちを、プロデューサーの内山(聖子)さんと脚本の中園さんとお話をした時から、ずっと撮影を楽しみにしていたので、感慨深いです。全力でお芝居を楽しみながら、皆さんと作っていく環境がすごくうれしいです。ドクターとナースとでは患者さんと接する時間が全然違うんですよね。ナースは患者さんと接する時間が長い分、患者さんをより深く知ることができ、どう病気と向き合っていくかを考え、一緒に歩んでいく仕事なんだなと思いながら演じていました。どのシーンも、貴一さんと共にうそがないように作っていこうという気持ちでやっています。医師が出てくるドラマの醍醐味はオペシーンだと思うんですけど、今回は僕たちナースがオペ室の前まで患者さんに寄り添い、患者さんと歩んでいくそんなドラマです。
ナースの仕事を大事にしつつ、非現実空間も作れるように(中井貴一/九鬼静)
テンポのよさを意識して、日常的なナースの仕事を一番大事にしながら、非現実空間も作っていこうと努力してやらせていただきました。“トラベルナース”という言葉を存じ上げなかったのですが、日本では医療関係の方でも知っている方が少ないようです。こういうことが日本でも普通になっていくといいなと思いました。これは医療ドラマではないと思っていて。医療に携わる者というより、人間としてどうあるべきかということを伝えたいんじゃないかなと。今、人が忘れかけているものをもう一度問い直すドラマになっていると思います。
岡田さんと中井さんは互いに気遣ういいコンビ(菜々緒/郡司真都)
医療的な所作をするシーンの撮影で、岡田さんが中井さんのことを気遣って「(画角に)映っていないのであれば、やっているフリで」ということをおっしゃったんですけど、中井さんは「いや、そんなことよりも自分が芝居をしやすいようにやりなさい」と答えているのを見て、すごくいいコンビだなと思いました。
感謝の気持ちを持ちながら看護師を演じました(安達祐実/金谷吉子)
看護師さんとは、普段は病院でも処置をしていただく時くらいしか接しないんですけど、その裏では私たちの知らない仕事をたくさんこなしていることが分かりました。命に関わるとても大変なお仕事に感謝の気持ちを持ちながら演じていました。
視聴者の意識も改められるドラマ(恒松祐里/向坂麻美)
第1話の冒頭で、私たちが「えっ、男のナース?」っていうシーンがあるくらい、ナースというと女性のイメージが強かったんです。でも医療監修の方々のお話では、意外と力仕事が多かったり、女性だけよりも男性もいた方が雰囲気が穏やかになることもあるそうで、男性ナースの大切さを知りました。そんな視聴者の方の意識も改められるドラマになっているなと思います。
けなさないといけないのに、つい褒め称えてしまいます(泉澤祐希/天乃太郎)
撮影現場では、中井さんがムードメーカーの振る舞いをしてくださっているんです。歩さん(岡田)と静さん(中井)を振り向かせる芝居を僕がする時に、中井さんが「俺は振り向かないからな!」って言うんです。これは「俺を振り向かせる芝居をしてみろ!」というのを試されてるなと。でも、本当はけなして振り向かせるところなんですが、つい褒め称えてしまいました。
“ご飯シーン”が見どころ(宮本茉由/弘中スミレ)
中井さんと岡田さんが肩が触れ合うくらいの狭いテーブルでご飯を食べているシーンは、このドラマでしか見られない見どころだと思います。
中井さんの小話がめちゃくちゃ面白かった(野呂佳代/森口福美)
現場では岡田くんと普通にしゃべってましたけど、こうして会見の場で見るとスターなんだなって、あらためて感じました。私がドラマに慣れてないからでもあるんですけど、撮影中は優しくて面白くてすごく気を使ってもらってありがとうという気持ちです。中井さんは食卓のシーンで話してくれた小話があったんですが、それがめちゃくちゃ面白くて、みんな何日も引きずってました。
岡田くんはかわいいし、中井さんは妙に面白おかしい(浅田美代子/西千晶)
撮影現場には初対面の方もいらしたと思うんですけど、あっという間にチームが出来上がっていると感じました。岡田くんはかわいいし、中井さんは妙に面白おかしい。なんかこのコンビいいなって、近くから人ごとのように見てました(笑)。
寮のシーンは和気あいあい(寺島しのぶ/愛川塔子)
ナースハウス(寮)では、和気あいあいとおいしいご飯をいただきながらお芝居するシーンが多かったんです。なにせ野呂さんがよく食べるんですよ。無理に食べなくてもいいんだよって言ったんですけど、無意識に食べちゃうそうなんです。そんな感じでナースハウスは女子会みたいになっちゃうんですけど、そこで中井さんと岡田くんが、どうしたらいいか分からない顔をされているのを楽しく見てました。
院長室にいるから、たまにしか会わない(笑)(松平健/天乃隆之介)
私、ずっと院長室にいるものですから、たまにしか会わないんですけど(笑)、2人は親子のような関係というか、大変仲がいいんだなと感じました。
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